中国・四国

阿波銀、営業ネットワークを拡充 大阪と愛媛に拠点増やす

阿波銀行は、融資取引の強化に向けて営業拠点のネットワークを拡充する。10月2日に大阪府枚方市、同23日には愛媛県今治市に、それぞれ法人営業部を新設。営業体制を一層強化し、取引先の成長をサポートしていく。 大阪地区では、枚方市内に

高知銀窪川支店、取引先ニーズ引き出す マッチング提案などで成果

高知銀行窪川支店(百田幸生支店長=行員6人うち渉外1人)は、取引先の強みやニーズを正確に把握し、解決策を提示する地道な営業活動で実績を積み上げている。2022年度上期は同店を含む「高幡(こうばん)エリア」が最優秀エリアとして表彰さ

事業説明する下元鉄矢専務(左)と下元昇社長(右)、説明を聞く百田幸生支店長と宮脇啓係長(9月19日、しももとクリーニング)
おかやま信金、小学校と企業を橋渡し 工場見学が実現 

おかやま信用金庫(岡山市、桑田真治理事長)は、地元の小学校と企業をつなぎ、小学生の工場見学を実現させた。 SDGs(持続可能な開発目標)活動をする事業者や学校を表彰し助成金を贈る「SDGsアワード」の2021年度スクール部門で最

SDGsに配慮した工場を見学した子どもたち(9月29日、岡山ランドリー)
高松信金と観音寺信金、相続手続き共通化へ参加 県内5機関で統一に

高松信用金庫(香川県、大橋和夫理事長)と観音寺信用金庫(同、須田雅夫理事長)は10月2日、県内金融機関で広がる「相続手続きの共通化」の枠組みに加わる。増加が見込まれる相続手続きの利便性を高め、顧客負担の軽減を図っていく。 相続手

愛媛銀、大学で寄付講座開講 9回シリーズで金融教育も

愛媛銀行は9月29日、松山市の聖カタリナ大学で2023年度の寄付講座「風早の塾」を開講した。講座は全9回で24年1月まで。同行の寄付講座は13年に開始し今回で9回目。同大学の講師や同行などから講師を招く。 講座は一般にも公開し、

寄付講座の開講に合わせて挨拶する西川頭取(9月29日、松山市内の聖カタリナ大学)
百十四銀、ベトナム現法が始動へ 進出ニーズに応える

百十四銀行は、10月2日にベトナムに開設する現地法人を通じたコンサルティング業務を開始する。取引先からの関心が高まっている同国への進出ニーズに対し、事前調査から進出後の伴走支援まで一貫したサービスを手がける。 拠点は、ベトナムで

香川銀、事務集中部門を新設 効率化と営業力強化

香川銀行は、10月2日に営業店事務の集約を目的に「オペレーション集中部」を本部内に新設する。4月に始動した「第19次経営計画」の取り組みの一環で、営業力の強化につなげる。 オペレーション集中部は、預金や融資、ローンなどの事務処理

金融列島 NEWS 四国、愛媛の“すご味”いかが

 〇…みかんやタイ、じゃこ天など、高品質な愛媛県産食品を“すご味”として冊子やホームページに掲載し、県内外へ紹介する「すご味データベース」。愛媛県が2013年から事業者の販路拡大や新規開拓の支援を目的に実施している。 伊予銀や愛媛

金融列島 NEWS 中国、メアド教えてください

 ○…「NI◯A」の空欄“◯”に入る文字はなんでしょう?――。これは山陰合同銀がNISA口座開設のキャンペーンで出題したクイズ。簡単すぎるクイズの裏側には、ある思惑が隠されている。 顧客がクイズに正解すると、氏名や口座番号とともに

広島銀、十日市支店がZEB認証 12月に移転開店

広島銀行は12月4日に移転オープンする十日市支店で、建物で消費するエネルギー収支をゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)認証を取得した。 具体的な取り組みとして、同店の屋根や駐車場に太陽光パネル268枚を設置。その電

ひろぎんHD・みなと銀、観光誘客で連携 広島・兵庫のツアー企画

ひろぎんホールディングス(HD)とみなと銀行は11月、観光共同プロジェクトを実施する。広島県と兵庫県のパッケージツアーを企画し、グループ顧客へ販売する。地元の観光活性化に向け誘客面などで協力体制を築く。 両社とも瀬戸内経済の活性

高知信金、「高知の美食」を後世へ 民放3局の番組も開始

カツオ、鯨、柚子、アイスクリン、皿鉢(さわち)料理――。高知を代表する食材や食文化が「高知美食百選」に選ばれた。この取り組みは高知信用金庫(高知県、山﨑久留美理事長)が創業100周年記念事業の一環で、2月に発足した官民連携による「

地元の特産品など美食をPRする高知県内24の市町村長ら(9月26日、ザ クラウンパレス新阪急高知)
広島銀、支店事務平準化へ 富士通のシステムを初運用

広島銀行は9月26日、富士通が開発した「僚店サポート」を国内の金融機関で初めて導入したと発表した。「僚店サポート」は営業店の事務をデータ化し、本部や他支店と共有できる仕組み。繁閑状況に応じて営業店同士が事務処理作業をデータ共有でき

呉信金、知的財産の活用セミナー 「経営デザインシート」を紹介

呉信用金庫(広島県、向井淳滋理事長)は9月26日、広中央支店で事業者の知的財産活用を啓発するセミナーを開催した。日本製鉄の閉鎖や新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業を対象に、「経営デザインシート」を活用した知的財産の分析方法な

経営デザインシートについて説明した森下氏(9月26日、広中央支店)
ひろぎんHDともみじ銀、カープの5年ぶりCS進出に沸く

5年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出が決定した広島東洋カープに、地元が沸く。 ひろぎんホールディングス(HD)は本社ビル1階にガラス面の装飾やフラッグの掲出、デジタルサイネージ(電子看板)で開幕からの軌跡の動画を放映する

CS進出を祝う懸垂幕(9月26日、本店)
香川銀、190万円を11先に助成 高齢者の生涯学習支援

香川銀行は9月26日、本店で「公益信託香川銀行高齢者生涯学習振興基金」の目録贈呈式を開催した。 同基金は1993年に、同行創立50周年の記念事業として設立。年齢に応じた社会的な能力向上と積極的な生きがいを求め、生涯学習に積極的に

贈呈式に出席した助成先11団体と山田径男頭取(下段中央)(9月26日、香川銀本店)
越智今治農協、職員が顧客の貯金2750万円横領

越智今治農業協同組合は9月25日、30代の男性職員による横領が発覚したと発表した。同職員は勤務していた支店で、3~6月にかけて顧客の貯金を不正に出金。合計2750万7781円を横領し、ギャンブルなどの遊興費として使用していた。

島根銀スマホ支店、年内に預金300億円へ 顕在層へデジタル広告訴求

島根銀行のスマートフォン支店「しまホ!」が9月26日で開設1年を迎えた。預金残高は9月時点で200億円を突破し口座数は8000口座に上る。2023年中にも預金残高300億円・1万口座に達する見通し。 好調の要因は効果的なデジタル

山口銀、元行員が1722万円着服

山口銀行は9月25日、田布施支店に勤務していた元行員(30歳、男性)が顧客から預かった現金1722万円を着服していたと明らかにした。 顧客からの問い合わせを受けた調査の結果、7月20日に発覚した。元行員は2022年8月~23年5

いよぎん地域経済研究センター、子育てネウボラ整備へ WSで意見集約

いよぎんホールディングスのシンクタンク「いよぎん地域経済研究センター(IRC)」は、愛媛県今治市で子育て世帯の悩みや相談に対応する「今治版ネウボラ拠点整備」を支援している。「ネウボラ(Neuvola)」とはフィンランド語で「アドバ

四国地区信金協、4年ぶりロープレ大会 会長賞に高松の伊野氏

四国地区信用金庫協会(大橋和夫会長=高松信用金庫理事長)は9月23日、高松市内のホテルで「得意先係ロールプレイング大会」を開催した。コロナ禍で中止が続いていたが4年ぶりの開催となった。管内9信金(徳島、阿南、高松、観音寺、愛媛、宇

愛媛銀、文化振興団体に助成金 愛媛県内4先に80万円贈る

愛媛銀行ふるさと振興基金(西川義教理事長=愛媛銀頭取)は9月22日、2023年度上期助成事業の助成先に決定した4先に各20万円を贈った。同基金は09年から愛媛県内で文化振興活動などに取り組んでいる団体などを支援し、助成額は23年度

助成金目録・表彰状贈呈式で挨拶する西川理事長(左、9月22日、愛媛銀研修所)
山口FG、印鑑レスで口座振替手続き 山口県内の税金など

山口フィナンシャルグループ(FG)の山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は9月25日から、山口県および県内市町の税金などの口座振替手続きを印鑑レスで取り扱う。 印鑑に代えて、①キャッシュカードとその暗証番号②指紋認証③運転免許証など

金融列島 NEWS 四国、熱くなる企業スポーツ

 〇…夏の暑さがピークを過ぎて徐々に秋めいた気候になるなか、香川県内地域銀の企業スポーツは、熱く盛り上がっている。大きな大会やリーグ戦の開幕を間近に控え、選手の練習や行員の応援に熱が入る。 バドミントン部と卓球部を擁する百十四銀は

金融列島 NEWS 中国、可愛い子には旅させよ

 ○…「外の世界に学んでほしい」――。岡山県内の信金では、県外の信金や企業へ訪問する制度が広がっている。希望する職員が行き先や移動日程などを考えるもので、自ら考える力を鍛え、職員の成長を促す狙いがある。 先駆けとなったのは津山信金

高知銀、公的資金150億円返済 自己株取得し消却へ

高知銀行は、9月29日付で公的資金150億円を返済する。9月20日の取締役会で公的資金に係る第1種優先株式の自己株取得と消却を決議し、金融庁の承認を得たと発表した。 取得するのは2009年12月に整理回収機構に対して発行した第1

しまね信金、おやさいクレヨン保育園へ 富国生命100周年事業の一環

しまね信用金庫(島根県、藤原俊樹理事長)は9月19日、本店で富国生命保険の「おやさいクレヨン」300個の寄贈を受けた。雲南市の保育園の園児に届けて、子供たちの園生活をより充実したものになるようにサポートするのが狙い。富国生命から同

富国生命松江支社の古林信秀支社長(右)から、おやさいクレヨンを受け取った、しまね信金の藤原理事長(9月19日、松江市)
西中国信金、事業承継支援で日本公庫と提携

西中国信用金庫(山口県、池上弘理事長)は日本政策金融公庫4カ店(下関、山口、岩国、浜田)と9月19日、「事業承継支援に関する覚書」を締結。地域の喫緊の課題である事業承継ニーズに対し、日本公庫の全国ネットワークから事業譲受希望者へマ

「日本公庫の情報を活用し企業を守る」と述べた池上理事長(左)と妹尾支店長(9月19日、西中国信金本店)
島根県信保協、若手の経営支援力強化 「業種別支援の着眼点」学ぶ

島根県信用保証協会(藤原孝行会長)は、入協9年目以下の職員が中小企業の経営支援を十分に行えるように若手職員研修を強化している。2021年度に開始し現状把握能力の向上や再生手法について学んできた。23年度は「業種別支援の着眼点」を金

合同研修に参加した島根県信保協としまね信金の各職員(9月8日、松江市)
伊予銀日吉グループ、「ニーズ検討会」で取引深掘り 法個一体営業を展開

伊予銀行日吉グループ(日吉、今治南、富田、日高各支店、近藤敬グループ長兼日吉支店長=行員44人うち法人渉外6人、個人渉外8人。パート16人)は、中核店の日吉支店に法人渉外担当を集約。個人に特化する3カ店との連携を生かし事業性融資の

事業所ニーズ検討会で話し合う役席と渉外係(8月30日、日吉支店)


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