首都圏

JA共済連、24年度決算は基礎利益微減 能登地震など支払い増

全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)は7月30日、2024年度決算を発表した。本業の利益を示し、一般企業のボトムラインに当たる基礎利益は、前年度比0.8%減の4813億円となった。トップラインに相当する受入共済掛金は同0.7%

決算を発表する村山理事長(7月30日、都内)
大和証券G本社、4〜6月期純利益が30%増 補償費用6億2000万円計上

大和証券グループ(G)本社が7月30日に発表した2025年4〜6月期決算は、当期純利益が前年同期比30%増の299億5400万円だった。トランプ関税を契機とした市場変動の影響を受けながら、増収増益を確保した。証券口座への不正アクセ

決算説明会見で話す大和証券グループ本社・吉田光太郎CFO(7月30日、東証)
カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業

7月30日8時25分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュード(M)8.7。この地震で、気象庁は津波警報を発令。一部金融機関では、安全対策のため店舗を臨時休業するなどの措置を取った

津波警報を発令する気象庁ホームページ
武蔵野銀 五霞町のPR展示 連携協定の第1弾

武蔵野銀行は7月29日~8月15日、本店の地方創生スペース「M’s SQUARE」で茨城県五霞町のPR展示を開く。地域の自然やイベント、特産品などの魅力発信をサポートする。 同行と五霞町は、4月17日に包括連携協定を締結。観光振

五霞町をPRする知久町長(7月29日、武蔵野銀本店)
みずほ銀、スタートアップを460億円で買収

みずほフィナンシャルグループ(FG)は7月29日、傘下のみずほ銀行がスタートアップのUPSIDERホールディングス(アップサイダーHD、東京都)の株式約70%を460億円で取得し、連結子会社化すると発表した。 アップサイダーは2

みずほFGの木原社長(左)とアップサイダーHDの宮城徹代表取締役(7月29日、みずほ丸の内タワー)
多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強

多摩信用金庫(東京都、金井雅彦理事長)の住宅ローンが伸びている。6月末の同残高は前年同月末比168億円増の2374億円。柔軟な審査方針や、不動産会社向け勉強会などで業者との関係を強化し、紹介案件が増えているのが要因。住宅ローンの受

福屋不動産販売調布店の上本大輔シニアアドバイザー(左)と打ち合わせする住宅ローンセンターの風間陵主任調査役(6月27日)
多摩信金、海外企業をマッチング 支援サービス開始

多摩信用金庫(東京都、金井雅彦理事長)は7月28日、海外ビジネスマッチングプラットフォーム「多摩ビッグアドバンスグローバル」を開始した。海外展開する中小企業の支援を強化する。 中小企業の経営支援に取り組むココペリ(東京都)のプラ

横浜信金、親子で環境問題学ぶ 美術館と協力しエコ教室

横浜信用金庫(横浜市、春日隆理事長)は7月28日、横浜美術館と協力して「よこしん親子でエコ教室」を開いた。親子で環境問題について学んでもらうため、小学生を対象に2部制で開催。計160人が参加した。 1部は、環境パフォーマーのらん

参加者と一緒に実験をするらんま先生(7月28日、横浜美術館)
城南信金、創立80周年記念できり製「米びつ」

城南信用金庫(東京都、林稔理事長) は創立80周年(応当日8月10日)を記念し、きり製の「米びつ」(容量5キロ)を製作した。8月8日までに総代や名誉総代、総代選考委員ら計258人に配布する。 80周年にちなみ「はち」に関連した記

防虫効果もあるきり製の米びつと升
東京東信金亀戸支店、預貸増やし5期連続表彰 保証付き融資72%増加

東京東信用金庫亀戸支店(森内隆光支店長=職員18人うち渉外5人。パート2人)は、預貸金の期中平残増加を最重点目標に掲げ、信用保証協会保証付融資のスピーディーな実行を軸に全体朝礼などで進捗(しんちょく)を管理。2024年度期中平残は

オーロラ会の会員で合理化装置・省力化機械の製造を手掛けるマカベの眞壁宏仁代表取締役(右)に新工場について情報交換する森内支店長(2025年7月22日、マカベ工場)
ちいきん会、「東京ダイアログ」設立 中央省庁と企業の交流へ

地域金融機関の有志などが集まる「ちいきん会」は、金融機関をはじめとした民間企業が中央省庁と活発に意見交換できる場を創出する。月1回、各省庁の政策をテーマに議論する「東京ダイアログ」を東京都内で開催。7月10日には、クロスセクターで

意見交換する参加者(7月10日、グラスロック、ちいきん会提供)
証券口座乗っ取り補償、SBI・楽天・松井は半額 三菱UFJeスマートは原状回復

インターネット証券各社で証券口座乗っ取りによる不正利用の被害者に対する補償対応が割れることが7月25日、分かった。SBI証券と楽天証券、松井証券の3社は、原則として顧客に被害額の半額を金銭補償し、不正取引によって生じた手数料は全額

千葉銀、自治体向けDX見本市 AI子会社も講演

千葉銀行は7月25日、本店でちばぎんコンピューターサービス、ちばぎん総合研究所と「自治体DX推進見本市&DXセミナー」を開催した。自治体などから150人以上が参加。自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を通して、行政

エッジテクノロジーのセミナーは、AIの活用事例などを紹介した(7月25日、千葉銀本店)
さわやか信金、バイヤー商談会開催 取引先5社が8商談

さわやか信用金庫(東京都、篠啓友理事長)は7月25日、羽田イノベーションシティ内にある同信金ビジネスマッチングセンターで「バイヤー商談会」を実施した。バイヤー2社に対し、取引先5社が計8面談行い、直接自社商品の魅力を伝えた。 今

実際に商品を試飲する楽天グループのバイヤー(右、7月25日、ビジネスマッチングセンター)
名南M&A、東洋証券と提携

名南M&A(名古屋市)は7月24日、東洋証券とM&A支援に関する業務提携を締結した。 同社は2022年に東洋証券と東京証券取引所が運営するプロ投資家向け市場 TOKYO PRO Market(TPM)への上場支援に関する業務提携

飯能信金、顧客向けに近況説明会 2会場で約600人参加

飯能信用金庫(埼玉県、松下寿夫理事長)は、7月17日に埼玉県飯能市内、同24日に川越市内のホテルで近況説明会を開いた。2会場で会員の取引先企業、商工団体、自治体などの関係者ら約600人が参加。松下理事長が、業績推移や2023年度か

松下理事長(奥中央)の説明に耳を傾ける参加者ら(7月24日、川越プリンスホテル)
日本公庫、今年2回目のオンライン商談会 能登半島の復興支援で

日本政策金融公庫は7月23~25日、第2回「能登半島地震からの復興支援に向けた商談会」を開催。3月開催に続くオンライン商談会で、3日間で延べ75商談を予定。新たな販路の開拓で被災地企業の売り上げ支援に継続して取り組む。 北国銀行

1コマ30分の個別面談方式で行われたオンライン商談会(7月23日、日本公庫本店)
日本公庫、識者がディープテック語る 地域経済活性化シンポで

日本政策金融公庫は7月22日、都内で「地域経済活性化シンポジウムin東京」を開催した。テーマは「ディープテックが切り拓く日本の未来」。金融機関、大学、支援団体、民間企業の経営者らが登壇した。 第1部のパネルディスカッションには、

田中総裁(右)らが登壇したパネルディスカッション(7月22日、都内)
東京ベイ信金、プロ野球ロッテ戦の冠試合開催 役職員や内定者220人招待

東京ベイ信用金庫(千葉県、酒井正平理事長)は7月21日、ZOZOマリンスタジアムで開かれたプロ野球公式戦・千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズ戦を冠試合として協賛した。職員による始球式のほか、試合開始前にはストラックアウ

始球式に臨む大須賀さん(7月21日、ZOZOマリンスタジアム)
ライフネット生命、プライム市場に区分変更 7月25日に

ライフネット生命保険は7月18日、東京証券取引所の承認を受け、上場市場区分を東証グロース市場からプライム市場に変更すると発表した。変更日は7月25日。 同社は2012年3月に東証マザーズ市場に上場。22年4月の市場区分変更でグロ

埼玉県信保協、利用先や支援策をPR 取引先との開発商品配布も

埼玉県信用保証協会(砂川裕紀会長)は7月1日~31日、中小企業庁が定める中小企業魅力発信月間(7月)と中小企業の日(7月20日)に合わせて、保証制度利用企業と共同開発した商品のPRや、同信保協が手掛ける支援策の広報活動を展開してい

埼玉りそな銀、埼玉県信金、飯能信金の全店のデジタルサイネージ放映している協会のアニメCM
埼玉県信金、セブン銀ATM活用 住変など確認を画面通知

埼玉県信用金庫(埼玉県、井上義夫理事長)は7月22日から、セブン銀行ATMを活用したサービス「+Connect」(プラスコネクト)の「ATMお知らせ」サービスを開始する。新サービスは顧客がATMで取引する際、住所や電話番号の変更確

横浜商議所、人材確保セミナー開く REVICや地域金融が協力

横浜商工会議所は7月17日、深刻化する企業の人手不足解消に役立ててもらうため、「人材確保支援セミナー」を横浜市内で開催した。神奈川県と横浜市が共催し、地域経済活性化支援機構(REVIC)や横浜銀行など地元金融機関を含む9団体が後援

参加者にレビキャリの活用を促す細田氏(7月17日、横浜市内)
日本公庫、公認会計士協豊島会と勉強会 スタートアップ支援で

日本政策金融公庫池袋支店は7月17日、公認会計士協会豊島会と創業支援に関する勉強会を開いた。冒頭、豊島会の大木宣幸会長が「実務面でも親和性が多いので、今後ともいろいろ相談させてもらいたい」とあいさつした。 日本公庫の融資制度と活

公認会計士19人が参加した勉強会(7月17日、日本公庫池袋支店)
金融列島 NEWS 首都圏、あなたの〝推しパン〟は

あなたの”推しパン”はなに――。多摩地域を盛り上げるため多摩信金はLINEを使った企画を実施する。 この取り組みは多摩地域で販売されている好きなパンの写真を撮り、食べたくなるようなキャッチコピーをつけて同信金のLINE公式アカウ

後藤・関東財務局長が就任会見、「肌触りあるリアルな情報収集」

関東財務局の後藤健二局長(59)は7月17日、就任会見で「事業者や金融機関から肌触りのあるリアルな情報を収集し、財務省や金融庁に伝えることで地域の経済社会の発展に貢献したい」と、地域の実情をきめ細かく把握していく考えを示した。

就任会見に臨む後藤新局長(7月17日、さいたま新都心合同庁舎)
千葉銀のベンチャー育成基金、助成金4先に1200万円贈る

千葉銀行が全額出資する公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金(米本努理事長=千葉銀頭取)は7月17日、同行本店で地域のベンチャー企業に2025年度上期の助成金と家賃補助金を交付した。助成金は4先に1200万円、家賃補助金は1先に6

助成金を交付先企業に手渡す米本理事長(左、7月17日、千葉銀本店)
足立成和信金、日本公庫などと勉強会 課題対応力強化で連携

足立成和信用金庫(東京都、土屋武司理事長)は7月17日、日本政策金融公庫千住支店、東京信用保証協会千住支店、東京都中小企業活性化協議会と合同勉強会を開いた。同信金からは事業支援を担当する融資部の役職員が参加した。 各機関の専門的

意見交換を行う参加者(7月17日、東京信保協千住支店)
館山信金、防犯訓練を実施 さすまたの使い方学ぶ

館山信用金庫(千葉県、利田秀男理事長)は7月17日、本店で防犯訓練を行った。訓練は千葉県警が協力。本店と本部の職員のほか、近隣の他金融機関の行職員も参加した。 訓練では、警察官2人が犯人に扮(ふん)し、窓口でテラーに

県警の担当者(右)からさすまたの使い方を学ぶ館山信金の職員(7月17日、千葉県館山市の本店)
千葉県信保協、中小支援機関と経営相談会 館山信金と連携

千葉県信用保証協会(山口新二会長)など県内の中小企業支援4機関は7月17日、館山信用金庫(千葉県、利田秀男理事長)と経営相談会を開いた。資金繰りや販路開拓など各機関の強みを生かし、中小企業診断士などの専門家が経営課題の相談に応じた

よろず支援拠点の専門家2人(右端と右から2人目)と相談する経営者(左から2人目、7月17日、館山信金本店)

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