東海・北陸

スルガ銀、返済中の契約を印鑑レスに 個人融資が対象

スルガ銀行は4月15日から融資返済期間中に発生する契約にも、印鑑レスシステム「SMBCクラウドサイン」を利用可能にした。新規契約だけでなく、契約中からの繰り上げ返済などで活用する。対象は、住宅ローン・無担保ローンなどの個人融資。

あいちFG、業況見通し「改善」36% 取引先1万社アンケート

あいちフィナンシャルグループ(FG)は4月15日、取引先約1万社に実施したアンケート「景況感ならびに社会・経営課題への対応」の結果を公表。今後1年の業況見通しで「改善」と回答したのは36%だった。前回調査で半年後の業績は「上向き」

北国FHD、ケニアで現地企業に初融資 コンサル現法も開業へ

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は、ケニア共和国での日系進出企業やスタートアップ(SU)企業との連携強化を進めている。北国銀行が4月12日に同国でヘルスケア事業を営むSU企業に融資を実行した。現地企業への直接融資は初。

バイタルレイの高度画像センター内のCTスキャン室(ケニア国内、北国FHD提供)
名古屋銀、創立75周年記念定期を開始、円と米ドルで3プラン

名古屋銀行は4月15日、「創立75周年記念年定期預金(第1弾)」の取り扱いを開始した。同行は2024年12月に創立75周年を迎える。 定期預金は、日本円と米ドルのセットプラン、米ドルの外貨定期預金、日本円定期預金の3種類。取扱期

福井信金、図書購入費1000万円寄付 市立図書館改築で

福井信用金庫(福井県、岡本一夫理事長)は4月15日、福井市立図書館の図書購入費用として、1000万円を福井市に寄付した。児童書を中心に約5000冊の購入資金に充てられ、5月1日の同図書館リニューアル開館以降に収蔵される。 同図書

寄付金の目録を手にする(左から)岡本福井信金理事長と西行福井市長(4月15日、福井市役所)
碧海信金、ダイレクトマーケティング開始

碧海信用金庫(愛知県、山内正幸理事長)は、4月15日から事業者との非対面取引拡大を目的に電子メールによるダイレクトマーケティングを開始した。配信の対象は「ビジネスインターネットバンキング」「ビジネスポータル~スマート管理Biz~」

スルガ銀、三浦市と移住・定住促進で協定 住宅ローン金利優遇

スルガ銀行は4月12日、神奈川県三浦市と「地方創生に向けた移住・定住促進に関する連携協定」を締結した。住宅取得の支援や、三浦市の魅力を発信するシティプロモーションなどで連携する。 同行は通常の住宅ローンよりも金利を優遇した「移住

連携協定を結んだ三浦市の吉田英男市長(左)とスルガ銀の戸谷友樹代表取締役専務執行役員(4月12日、三浦市役所、スルガ銀提供)
しずおか焼津・静清信金 来店客に茶を振る舞う

しずおか焼津信用金庫(静岡市、田形和幸理事長)と静清信用金庫(静岡市、佐藤徳則理事長)は4月12日、来店客に新茶を振る舞った。新茶の初取引に合わせた恒例イベントだ。 しずおか焼津信金は安西支店で実施。来店客に地域ブランド茶「本山

来店客に新茶を渡す職員(4月12日、しずおか焼津信金)
北陸銀、アプリ2種の利用者40万人突破

北陸銀行は4月12日、「北陸銀行ポータルアプリ」と個人向けインターネットバンキングの「ほくぎんダイレクトA」の利用者数が40万人を突破したと発表した。2016年1月にサービスを開始してから機能を順次追加。非対面のサービス拡充を図っ

北陸銀、2年連続初任給引き上げ 大卒最大25万円に

北陸銀行は4月12日、2年連続で初任給を引き上げる方針を固めた。大卒総合職は最大25万円を支給。行員の確保やモチベーションの向上を狙う。 引き上げの対象となるのは、2025年4月入行の行員から。総合職のうち、「転居を伴う転勤があ

沼津信金の長田さん、小山町活性化へ奮闘 企業誘致と地元雇用で貢献

沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)から静岡県駿東郡小山町へ出向している職員が、同町が進める開発・企業誘致支援で奮闘している。補助金や助成金などの案内でサポート。さらに、地元経済活性化のため雇用促進でも成果を出している。 20

進出企業のENボード籠谷陽介取締役(左)から現況を聞く長田専門官(小山町)
金融列島 NEWS 東海、紹介手数料が900万円

愛知県地域銀のある支店担当者は、一日にして手数料収入約900万円を獲得した。これはM&Aの手数料ではない。実は、顧客の遺品を買取会社が査定した時の紹介手数料だった。  この地域銀は、2023年に買取企業と動産評価査定で提携した。

金融列島 NEWS 北陸、最期の「思い」を故郷へ

石川県など能登半島地震の被災地には、復興資金にと全国から義援金などが集まっている。そんななか、見直されつつあるのが「遺贈寄付」だ。生前に自分の遺産の一部または全てを寄付する仕組み。使い道を自分で決められるほか、税金の優遇も受けられ

のと共栄信金、被災事業者の商品を懸賞に 「能登半島復興応援定期」開始

のと共栄信用金庫(石川県)は、4月15日から能登半島地震の被災事業者から購入した商品を懸賞にあてる「能登半島復興応援定期預金」を取り扱う。期間は7月31日までで、募集総額50億円。預入総額の0・01%は義援金として直接寄付する。「

リサ・パートナーズ、 岐阜で4本目の再生ファンド設立

リサ・パートナーズは4月11日、「ぎふ中小企業支援4号ファンド」を設立した。ファンド総額は16億円。中小企業基盤整備機構や十六銀行、大垣共立銀行のほか、岐阜県内の6信用金庫(岐阜、大垣西濃、高山、東濃、関、八幡)、3信用組合(岐阜

浜松市、認定機関募り新興育成 ベンチャーデット枠新設

浜松市は、4月下旬~6月末にスタートアップ育成につなげる「認定金融機関」を全国から募集する方針。アーリー、ミドル期の育成をベンチャーデットの活用でさらに加速する。市が認定した金融機関が新興企業に融資した場合、4000万円を上限に融

富山県内7信金、新人の合同研修 「発信」トレーニング盛り込む

富山県内7信用金庫(富山・高岡・新湊・にいかわ・氷見伏木・砺波・石動)は4月9~11日、富山市内で新入職員の合同研修を開催している。29人が参加。毎年開催しているが、今回は初めて、仕事の進ちょく状況や同僚への要望などを発信するトレ

隣同士で研修を振り返る新入職員ら(4月10日、富山市内)
浜松いわた信金、脱炭素支援で磐田市と連携

浜松いわた信用金庫(浜松市、高柳裕久理事長)は4月10日、磐田市と「カーボンニュートラルに実現に向けた連携に関する協定」を締結した。脱炭素に向けた融資や可視化ツールなどのソリューションによる支援で協力する。連携を締結するのは4市目

脱炭素支援で連携する磐田市の草地博昭市長(左)と高柳理事長(4月10日、磐田市役所)
三菱UFJ銀、東海国立大機構へ寄付 VC設立でSU支援へ

三菱UFJ銀行は4月10日、名古屋大学・岐阜大学を運営する東海国立大学機構の子会社「Tokai Innovation Institute(TTI、名古屋市)」に8000万円を寄付したと発表した。寄付金は、TTIが新設するベンチャー

寄附の感謝状を渡した松尾清一・東海国立大学機構機構長(左)と高原一郎・三菱UFJ銀副頭取(4月10日、名古屋大学豊田講堂)
丸八信組と愛知県警察信組、交通安全で初の連携 両理事長らが注意喚起

丸八信用組合(名古屋市、渡邊正則理事長)と愛知県警察信用組合(名古屋市、中村隆則理事長)は4月10日、自動車事故の減少へ交通安全活動を実施した。同様の取り組みで職域信組が連携するのは初めて。 同活動は愛知県警察信組が毎年実施して

注意喚起する渡邊理事長(左から2人目)と中村理事長(同3人目、4月10日、名古屋市内)
静清信金、取引先の新人研修 マナーや話法レクチャー

静清信用金庫(静岡市、佐藤徳則理事長)は4月9日、取引先組織「せいしんビジネスクラブ」会員企業の若手・新入社員を対象に合同研修を開催。製造業や小売業など24社から42人が参加した。 経営コンサルタントの西原裕・創研社長が2日間か

参加者は円滑な会話方法を練習した(4月9日、静清信金研修センター)
北国FHDのEC子会社、一頭買いの能登牛販売 被災地を「食べて応援」

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)グループでEC(電子商取引)モールを運営するCOREZO(コレゾ)は4月9日、能登半島地震で被災した能登地区のブランド牛である「能登牛(のとうし)」一頭を買い付け、ECモール内で販売を始

ECショップ内で「能登牛を食べて能登を応援!」とアピールしている
島田掛川信金、掛川駅前にプラザ開設 にぎわい創出に貢献

島田掛川信用金庫(静岡県、千葉靖史理事長)は4月8日、掛川駅前に「SKしんきんプラザ」を開設した。営業店のほか、自由に使えるキッズスペースや貸会議室などを備える。 掛川市が「公募型民間開発」として土地活用事業者を募集したもので、

あいさつをする千葉理事長(4月8日、SKしんきんプラザ)
枚方信金、若手経営者の会が視察研修 静岡県内企業・施設に

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)は4月5、6日、若手経営者の会の視察研修会を実施した。取引先企業の若手幹部ら42人が参加し、静岡県下企業や観光施設などを訪れた。同研修会はこれまで約20回行っている。 初日は、溶射メーカーの

さかなセンターへの訪問で取引先経営者を随行する吉野理事長(4月6日、同センター)
浜松いわた信金、新中期経営計画を公表 預かり資産63%増めざす

浜松いわた信用金庫(浜松市、高柳裕久理事長)は4月5日、新しい中期経営計画(2024~26年度)の概要を公表した。最終年度の目標は、預金が600億円(2.1%)増加の約2兆8600億円、貸出金が1100億円(8.2%)増加の約1兆

新中計について解説する高柳理事長(4月5日、本部)
岐阜商工信組、名南M&Aと業務協定 中小企業の成長支援

岐阜商工信用組合(岐阜県、森嶋篤男理事長)は4月5日、東海地区を中心にM&A(合併・買収)コンサルティング事業を手がける名南M&A(名古屋市)と「M&A業務に関する業務協定」を締結した。同社との連携で岐阜、愛知県の中小企業の成長と

北国銀が国内初、預金型ステーブルコイン

北国銀行は4月1日、国内初となる預金型ステーブルコイン「トチカ」の運用を石川県で開始した。1トチカ=1円で換金も可能。当面は同行の普通預金口座保有者だけが対象で、利用できる加盟店の募集を進める。将来は他の金融機関とも連携して全国で

静清信金、新入職員研修で茶文化理解 オリジナルのブレンド企画

静清信用金庫(静岡市、佐藤徳則理事長)は4月4日、新入職員研修の一環で「お茶の淹れ方講座」を実施した。地場産業である〝茶文化〟の理解を深める狙いで、今回が6回目。 参加したのは新入職員31人。静岡茶業青年団の和田夏樹さん、平岡佑

15種類の茶の違いを比べる新人職員(4月4日、研修センター)
岐阜信金、瑞穂市にドローン寄贈 創立100周年事業

岐阜信用金庫(岐阜県、好岡政宏理事長)は4月4日、瑞穂市にドローンを寄贈した。3月31日に創立100周年を迎えた記念として、支店がある27自治体に感謝を込めて物品を贈呈する。 第1弾として、穂積支店がある瑞穂市に「災害対策用ドロ

ドローンを持つ森市長(左)と桂川専務理事(左から2人目、4月4日、瑞穂市役所)
スルガ銀、株式消却と自社株買い発表 期末配当は7円から14円に

スルガ銀行は4月4日の取締役会で、自己株式の消却を決議した。発行済み株式の15.08%に相当する3500万株を消却する。予定日は4月30日。 このほか新たに自社株買いも実施する。600万株(発行済み株式の3.11%相当)・総額7

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