東海・北陸

金融界、採用活動にトップ参加 Vチューバーとコラボも

採用活動に経営トップが参加する銀行や信用金庫が増えている。福井銀行は、2026年卒の採用活動から長谷川英一頭取とバーチャルユーチューバー(Vチューバー)のコラボレーション動画を活用し、就活生にアピールする。トップの面接を追加した銀

Vチューバーとコラボした福井銀の長谷川頭取
十六FG、カンダまちおこしが揖斐郡大野町と協定 公園リニューアルなど支援

十六フィナンシャルグループ(FG)は6月13日、まちづくり子会社のカンダまちおこしが岐阜県揖斐郡大野町と「大野町運動公園リニューアルプロジェクトに関する包括連携協定」を締結したと公表した。締結日は6月10日。 協定によって同社は

北伊勢上野信金、フコクしんらい生命と社協に寄付

北伊勢上野信用金庫(三重県、南部和典理事長)は6月13日、フコクしんらい生命保険と鈴鹿市社会福祉協議会に寄付を贈呈した。贈呈金額は合計14万6000円。 対象商品の「ハローキティの定期保険」「ハローキティの医療保険」の2024年

知多信金、特殊詐欺防止を啓発 地元高校生も参加

知多信用金庫(愛知県、間瀬朱実理事長)は6月13日、地元警察署と連携しながら特殊詐欺未然防止キャンペーンを行った。「信用金庫の日」に合わせた取り組み。本店営業部など計7カ店で粗品を配布し啓発した。 本店営業部では、半田警察署と連

一日警察官として啓発活動する職員(6月13日、本店営業部)
遠州信金、中途採用を積極化 動画や電子看板活用

遠州信用金庫(浜松市、鈴木靖理事長)は活発な転職市場を背景に、中途採用を積極化する。4月から、電子看板やチラシのQRコードをフックに、ジョブ型の雇用形態などを紹介するPR動画を配信。異業種からでも挑戦しやすい環境をアピールし、20

埼玉県信金、北陸3信金に川越案内 名所や支援先を訪問

埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は6月12日、北陸地区3信用金庫(のと共栄、興能、福井)の若手職員ら22人に埼玉県川越市を案内した。座学や街歩きを通じて同市を知ってもらい、交流も図った。埼玉県信金の県西部エリア長兼川越支店

川越市内の街歩きで交流を図る北陸地区信金の若手職員ら(6月12日、菓子屋横丁)
名古屋銀と日本公庫、スタートアップイベント共催 STATION Aiを見学

名古屋銀行と日本政策金融公庫は6月12日、愛知県のオープンイノベーション拠点STATION Aiでスタートアップイベント「スタートアップと経営課題解決!」を共催した。参加したのは、新事業などに興味を持つ両機関の取引先企業の約30人

STATION Aiを見学した(6月12日、名古屋市)
富山第一銀、オフサイトPPA導入 太陽光発電で北陸電力と

富山第一銀行は、遠隔地の太陽光発電設備から電力を購入するオフサイトPPAを初めて北陸電力と締結した。12月からの稼働を予定している。 北陸電力グループの北陸電力ビズ・エナジーソリューションが、発電事業者として施設を維持・管理。同

オフサイトPPAで契約を締結した(左から)富山第一銀の野村頭取と北陸電力の村田常務(6月12日、富山第一銀本店)
愛知信金、事業承継モデル店が軌道 知見蓄えMBO成立も

愛知信用金庫(名古屋市、本多英明理事長)は、2022年に始めた事業承継、M&A(合併・買収)推進のモデル店制度が軌道に乗っている。マンパワーが限られるなか、特定の店舗に業務を集中。24年12月にMBO(経営陣が参加する買収)を初め

静岡県労金、5団体に計200万円贈呈

静岡県労働金庫(増田泰孝理事長)は6月11日、持続可能な地域社会実現に向けて活動する県内5団体に各40万円、合計200万円を贈呈した。 全国労金が一体となって取り組む、働く人と子供の明日を応援プロジェクトの一環で2024年度から

増田理事長(手前左から3人目)とともに目録を手にする団体代表ら(6月11日、労金研修センター)
地方創生を柱に成果出す 八木・静岡銀頭取

山梨中央銀行、八十二銀行と「富士山・アルプスアライアンス」を結ぶ静岡銀行。地方創生分野を柱にブランド力向上を目指す。同時にアライアンスで3行合算・5年累計で200億円の収益効果を目指す八木稔頭取(62)に業務提携の現状を聞いた。

名古屋銀、新興企業に融資実行 名古屋市信保協と連携

名古屋銀行は6月11日、名古屋市信用保証協会と連携し、スタートアップ企業向け融資を実施したと発表した。 融資は、温室効果ガス排出削減などを実現する土壌改良資材の開発・製造・販売を手掛けるTOWING(名古屋市)に実行した。 イ

日銀金沢支店、米国関税で「一部に国内回帰の動き」 6月の金融経済月報

日本銀行金沢支店は6月11日、北陸3県の6月の金融経済月報を発表した。アメリカの関税政策の影響を受け、中国に生産拠点を持つ一部企業では「北陸を始め日本国内に生産拠点を回帰する動きがある」(大川真一郎支店長)とする。全体判断について

百五銀、DXテーマに高校で授業 活用事例など解説

百五銀行は6月10日、三重県立川越高校でデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマに出前授業を行った。銀行がDXに取り組む理由を伝えるとともに、銀行の変化を身近に感じてもらうのが目的。 経営企画部DX推進室の行員3人が「デ

高校生に同行のDX事例などを解説(6月10日、三重郡川越町)
三菱UFJ銀、中部で「通貨オプション」契約2倍 輸入企業が中心

三菱UFJ銀行は、中部地区で企業向けの為替リスクヘッジサービスが好調だ。申し込みが多いサービスは、「通貨オプション」。1年以上の長期契約で、外貨を有利なレートで定期的に売買するもの。四半期ベースの申込件数は、2024年10~12月

SBIレミット、インドネシア人財セミナー しずおかFGとひろぎんHDが取り組み紹介

国際送金サービス事業を展開するSBIレミット(東京都)は6月10日、東京都内でインドネシアからの人財受け入れに伴う環境整備、支援に携わる地方公共団体や地域金融機関向けに「インドネシア人財 情報交換セミナー」を開催した。しずおかフィ

外国人労働者の受け入れビジネスを紹介するひろぎんHDの堀井執行役員グループ統括長(6月10日、六本木泉ガーデンタワー)
朝日信金、三島信金の年金顧客を歓迎 浅草で出迎え

朝日信用金庫(東京都、伊藤康博理事長)は6月10日、浅草のホテルで三島信用金庫(静岡県、高嶋正芳理事長)の年金日帰り旅行団約130人を出迎えた。 同旅行は6月4~25日に計9回実施し、約1200人が参加する。浅草散策や隅田川のチ

年金旅行団を出迎える(左から)高嶋理事長と伊藤理事長(6月10日、浅草ビューホテル)
北国FHD、サカナAIと基本合意 AI活用で地域活性化

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は6月10日、日本発のAI(人工知能)開発企業Sakana AI(サカナAI)とAI活用推進に関する「基本合意書」を締結した。同社が地域金融機関グループと同様の合意をするのは初めて。両社

AI活用で地域活性化を目指す(左から)伊藤COOと杖村社長(6月10日、北国FHD本社)
静岡県医師信組、新規向け定期刷新 幅広いニーズに対応

静岡県医師信用組合(静岡市、篠原彰理事長)は6月9日、定期預金「プレミアムWith」の取り扱いを始めた。幅広いニーズに対応するため、新規組合員向けの定期預金を刷新し、対象や預入額を拡充した。 新規組合員のほか、加入から3年以内の

北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減

ほくほくフィナンシャルグループ(FG)傘下の北陸銀行と北海道銀行は5月、新たな営業支援システム「EYS」を導入した。顧客との交渉記録や融資稟議(りんぎ)申請などを一元管理する。職員が複数のシステムを使い分ける手間を省くことで、両行

EYSを使って、部下と情報交換する亀ヶ谷副部長(右、5月16日、北陸銀本部)
静岡県信保協、金融機関に感謝状贈呈 富士信金厚原支店を特別表彰

静岡県信用保証協会(吉林章仁会長)は6月9日、2024年度に保証制度などを活用し優秀な成績を収めた支店や部署を表彰する「金融機関感謝状贈呈式」を開いた。54人が参加した。 表彰は、創業関連の保証制度や脱炭素を促す保証制度などの成

吉林会長(右)から感謝状を受け取る山田支店長(6月9日、静岡市)
岐阜県内5信組、岐阜県警と犯罪防止で連携 情報提供や広報啓発活動

岐阜県内の5信用組合(岐阜商工、イオ、岐阜県医師、飛騨、益田)は6月9日、岐阜県警察と「犯罪被害防止に関する協定」を締結した。特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺などの被害が拡大するなか、県民の財産保護や安心・安全な生活の実現を目

締結式に参加した(左から)益田信組の佐藤隆則課長、岐阜県警の吉實部長、岐阜商工信組の細野理事長、イオ信組の朴龍一常務(6月9日、同県警本部)
日銀名古屋支店、支店長に上口業務局長 堂野支店長は総務人事局へ

日本銀行名古屋支店は6月9日、16日付で上口洋司業務局長が名古屋支店長に就任する人事を発表した。堂野敦司支店長は総務人事局に異動する。18日14時から新旧支店長による会見を同店で開く。 上口 洋司氏(かみぐち・ひろし) 山口県出

しずおか焼津信金、9信金連携のイベント開催 観光地に69社が出店

しずおか焼津信用金庫(静岡市、田形和幸理事長)は6月7日、静岡県島田市の観光名所で「SHIDAマルシェ」 を開催した。山梨・長野・静岡県の9信金で構成する「中部横断道コネクト」と連携し、3県から各信金の取引先など69社が出店。38

観光名所の蓬莱橋(奥)と来場者でにぎわう会場(6月7日、島田市)
十六銀、シンガポール駐在員事務所を11月に廃止

十六銀行は6月6日、シンガポール駐在員事務所を11月14日に廃止することを公表した。 同事務所は2015年3月に開設。開設当初とはビジネス環境が変化し、顧客の海外進出ニーズも多様化・高度化。より機動的かつ持続可能な支援体制の構築

沼津信金、静岡県信保協と起業相談会

沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)は6月6日、静岡県信用保証協会(吉林章仁会長)と連携した「起業・創業相談会」を企画。飲食業などの創業者に対し、同信金の産学連携拠点「ぬましんCOMPASS(コンパス)沼津」で経営計画のブラッシ

信金と信保協の職員から説明を受け、姉妹で書店開業を目指す太田成美氏(左から3人目)、好美氏(同4人目、6月6日、ぬましんコンパス沼津)
福井信金と福井県信保協、中堅職員の勉強会に17人

福井信用金庫(福井市、岡本一夫理事長)と福井県信用保証協会(豊北欽一理事長)は6月6日、福井信金本店で中堅職員を対象とした勉強会を開催。信金から10人、信保協から7人の計17人が参加した。 勉強会では、始めに信保協の担当者が近年

中堅職員間の活発な意見交換が行われた(6月6日、福井信金本店)
沼津信金、信金中金から表彰 投信の定時定額で成果

沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)は6月6日、預かり資産営業について信金中央金庫から表彰を受けた。本店で、鈴木理事長が信金中金静岡支店の髙木恵証支店長から表彰状を受け取った。 表彰を受けたのは、投資信託の定時定額購入の取扱件

髙木支店長(左)から表彰状を受け取る鈴木理事長(右、6月6日、本店)
三菱UFJFGと名古屋銀、繁華街で清掃活動 アジア大会マスコットも

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)と名古屋銀行は6月6日、名古屋市の「全市一斉クリーンキャンペーンなごや・2025」に賛同し、同市の繁華街・錦3丁目地区を中心に清掃活動を実施した。 錦3丁目地区は飲食店などが多く、たばこ

アジア大会マスコット「ホノホン」も清掃活動に参加(6月6日、名古屋市)
金融列島 NEWS 北陸、〝最速〟横綱誕生に沸く

「唯一無二の横綱を目指す」。そう口上を述べたのは5月28日、第75代横綱への昇進が決まった大の里。初土俵から所要13場所での昇進は、年6場所制になった1958年以降〝最速〟”記録だ。地元金融機関を含め石川県内は郷土力士の快挙に沸き

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