九州・沖縄

鹿児島県内4行庫、新事業の構想力磨く 研究会に8人参加

鹿児島銀行、南日本銀行、鹿児島信用金庫、鹿児島相互信用金庫の4行庫は、新事業創出などの手法を学ぶ研究会へ行職員を派遣している。事業構想大学院大学福岡が鹿児島市内で開講。第2期となる2025年度は県内金融界から計8人が参加する。

熊本銀、初の郵便局有人窓口 相談できる安心感残す

熊本銀行が3月に開設した「牛深郵便局内出張所手続き窓口」は、全国初の郵便局内有人窓口だ。局内のスペースを借りてブース型の窓口を設置する方式で、9月には十八親和銀行が導入する。 熊本県天草市牛深地区は中心市街地から車で約1時間。複

牛深郵便局内出張所手続き窓口(熊本銀提供)
おきなわFG、女性幹部の育成講座 県内企業10社と

おきなわフィナンシャルグループ(FG)は、女性の経営幹部を育成する講座「フェミエール」を開いている。対象は幹部候補の女性。同社の10人のほか、県内企業10社の24人が年5回の研修を受ける。 女性の活躍を促すためにエールを送るとの

教訓を紹介する砂川社長(右奥、6月13日、本店)
鹿児島相互信金、感謝のお茶振る舞う 県茶業会議所と共催

鹿児島相互信用金庫(鹿児島市、永倉悦雄理事長)は6月13日、全店で来店客にお茶を振る舞う「そうしん茶いっぱいの日」を開いた。毎年6月15日の「信用金庫の日」に合わせて開催し、今回で14回目。 来店客に日頃の感謝の気持ちを伝えるこ

本店営業部で約150人にお茶が振る舞われた(6月13日、本店営業部、鹿児島相互信金提供)
鹿児島県信金協、「信金の日」に献血 通行人などにも呼びかけ

鹿児島県信用金庫協会(永倉悦雄会長=鹿児島相互信用金庫理事長)は6月13日、集団献血活動を実施した。「信用金庫の日」の地域貢献活動の一環。県内3信金(鹿児島、鹿児島相互、奄美大島)と鹿児島県赤十字血液センターが連携して行った。

南日本銀、「DX戦略」を策定 効率化や新サービス提供へ

南日本銀行は6月13日、デジタル技術を活用した業務改革に向け「南日本銀行DX戦略」を策定したと発表した。中長期経営計画に基づき、業務の効率化や顧客利便の向上、新たなサービス提供を進め、地域に貢献する金融機関を目指す。 同戦略では

「小さな親切」運動熊本県本部が総会 坂本代表が実行章伝達

熊本銀行が事務局を務める「小さな親切」運動熊本県本部(坂本俊宏代表=熊本銀頭取)は6月13日、熊本市内のホテルで35回目となる総会を開いた。総会には会員ら25人が参加した。 出席した坂本代表は自身が好きな言葉として「益はなくとも

坂本代表(中央)と実行章受章者、作文入賞者ら(6月13日、熊本市内)
金融列島 NEWS 九州、ハラル輸出で畜産支援

宮崎県の有力畜産事業者らが設立したSEミート宮崎(宮崎県西都市)は、イスラム圏への牛肉輸出を開始した。鹿児島・宮崎では初となる、イスラム教の戒律に沿った「ハラル認証」取得の食肉処理施設を持ち、その総工費は40億円余り。資金調達では

遠賀信金、「信金のやりがい」テーマに研修 九州北部信金協の篠原専務が登壇

遠賀信用金庫(福岡県、岡部憲昭理事長)は6月12日、本部で「信金のやりがい」をテーマにした若手職員研修を開催。渉外担当者約35人が参加した。九州北部信用金庫協会の篠原幸治専務が講師を務めた。 今回の研修は、職員の仕事に対するモチ

信金で働く意義を話す篠原専務(6月12日、遠賀信金本部)
遠賀信金、フードドライブ実施 子ども食堂に45箱寄贈

遠賀信用金庫(福岡県、岡部憲昭理事長)は6月12日、役職員や顧客らが持ち寄った食料品を地域の子ども食堂16カ所に寄贈した。「信用金庫の日」の取り組みの一環で、5回目となる。 食料品は、5月1~30日に全店で実施したフードドライブ

岡部理事長(左)から目録を贈呈されるNPO法人ネットワーク北九州の井上理事長(6月12日、遠賀信金本部)
福岡ひびき信金・信金中金福岡支店、脱炭素セミナー開催 施策や補助金など情報提供

福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)と信金中央金庫福岡支店は6月11日、福岡市内で「ひびしん中小企業脱炭素セミナー」をリアルとオンラインで開催し、約30人が参加した。脱炭素経営に向けた国の施策や福岡県内自治体の補助金などの

中小企業の脱炭素化に向けた取り組みなどを紹介する信金中金の坂本調査役(6月11日、信金中金福岡支店)
高鍋信金、融資事務を本部集中 ネット支店の機能活用

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)は、3月3日に開設したインターネット支店の仕組みを活用して、融資事務を本部に集中し営業店の業務負担の軽減につなげている。7月にはネット支店の取り扱い業務を拡大する予定もある。 ネット支店では

肥後銀、くまモン!Pay提供開始 普及はオール熊本で

肥後銀行は、6月16日からスマートフォン決済アプリ「くまモン!Pay」の提供を開始する。キャッシュレス推進やデータとお金の地域内循環が目的。普及には県内金融機関の多くが賛同しており、オール熊本体制で2028年度に月間17万人の利用

会見には多くの県内金融機関トップが参加した(6月11日、熊本城ホール)
長崎県内3金融機関、手形・小切手の電子化で連携

長崎県内の十八親和銀行、長崎銀行、長崎三菱信用組合は6月10日、手形・小切手の全面的な電子化に連携して取り組む方針を発表した。 今後は、各機関の取引先に向け、電子記録債権(でんさい)やインターネットバンキングへの移行を促していく

鹿児島銀、ICT企業を子会社に デジタル化支援を強化

鹿児島銀行は6月10日の取締役会で、他業銀行業高度化等会社としてICTソリューション事業のパステムソリューションズ(鹿児島市)の普通株式100%を取得し、連結子会社化することを決議した。地元自治体や取引先へのデジタル化支援の体制を

ちいきん会、大分で初開催 42人が地域の未来を語る

地域について肩書を超えて語り合う「ちいきん会」は6月9日、大分市で「大分ダイアログ」を開いた。県内の金融機関関係者ら42人が参加、地域の今と未来を金融の視点から語り合った。 テーマは「肩書を超えてつながる金融と地域」。登壇した新

地方創生について意見を出し合う参加者(6月9日、大分市)
宮崎県内5行庫、手形・小切手の電子化で連携 合同説明会も

宮崎銀行、宮崎太陽銀行、宮崎第一信用金庫、延岡信用金庫、高鍋信用金庫の宮崎県内5行庫は6月9日、手形・小切手の全面的な電子化に連携して取り組んでいく方針を公表した。 共通のチラシを利用し顧客への周知活動をする。また、各行庫は個別

佐賀信金、くるみん認定を取得 職場復帰制度規定が評価

佐賀信用金庫(佐賀市、坂田慎一郎理事長)は6月9日、佐賀労働局から「くるみん認定」の通知書を受け取った。認定日は5月21日。 男性の育児休業取得についてリーフレットを作成し、庫内イントラネットに掲載することで周知・取得を促進。妊

城局長(左)から認定通知書を受け取った坂田理事長(6月9日、佐賀第2合同庁舎、佐賀信金提供)
九州FG、26年度初任給引き上げ 傘下銀行は1万円増額

九州フィナンシャルグループ(FG)は6月9日、2026年度の初任給増額を発表した。従業員のエンゲージメント向上や採用競争力強化が目的。 傘下の肥後銀行、鹿児島銀行は大卒初任給を27万円(現行対比1万円増)とする。証券子会社などで

全信組連福岡支店・九州信組協、若手合同研修を初開催 リーダーシップなどテーマ

全国信用協同組合連合会福岡支店と九州信用組合協会(𠮷野一彦会長=大分県信用組合理事長)は6月9日、中小企業基盤整備機構と連携して若手職員向け研修「第1回九州信用組合情報交換会」を福岡市内で開催した。九州地区の信組職員が集まる合同研

研修は隣の職員同士で話し合い、考えを共有しながら進んだ(6月9日、中小企業大学校九州校)
採用支援のジンジブ、 高校生に職業体験フェア 岡山や福岡の銀行もPR

高卒就職採用支援サービスなどを手掛けるジンジブ(大阪府)は、高校生が職業体験できる「おしごとフェア」を5月から全国で開催している。運輸・小売り・製造業など幅広い業種が出展し、就職先として自社をPRする。岡山と福岡県では、地元の地域

岡山県の「おしごとフェア」には、約250人の高校生が集まりトマト銀行などのブースを回っていた(6月6日、岡山コンベンションセンター、ジンジブ提供)
大分信金、全営業店に休憩所設置 県民の熱中症予防

大分信用金庫(大分市、木村浩樹理事長)は6月4日、熱中症予防のため全営業店に休憩所とウオーターサーバーを設置した。大分県と連携して、県民の熱中症対策に乗り出す。 実施は、営業時間の9~15時。10月中旬までの予定。「全ての人に気

本店営業部に設置したウオーターサーバー(6月6日、本店営業部)
佐賀銀など、「コスメ」セミナー開催 事業成功へ伴走支援

佐賀銀行は6月6日、本店でコスメティック事業者向けのセミナーを佐賀県などと共催した。化粧品をはじめコスメ関連企業の担当者らがリアルとオンラインで参加した。 佐賀県は、コスメ関連産業の集積を目指す「コスメティック構想」を掲げ、県内

自社の化粧品参入について説明する竹中氏(6月6日、佐賀銀本店)
長崎県信保協、企業支援で金融機関を表彰 銀行支店長ら70人参加

長崎県信用保証協会(上田裕司会長)は6月5日、長崎市内で「2024年度中小企業支援推進キャンペーン」の感謝状贈呈式を開催した。取引先の経営改善や創業サポートに貢献した金融機関の店舗をたたえるもので、県内の銀行支店長ら約70人が参加

感謝状を手渡す上田会長(右、6月5日、長崎サンプリエール)
西日本シティ銀・NCBリサーチ&コンサルティング 海外ビジネスセミナー開催 テーマは販路開拓

西日本シティ銀行とNCBリサーチ&コンサルティングは6月5日、福岡市内で海外販路開拓に関する海外ビジネスセミナーをリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催。約50人が参加した。中小企業で高まる海外進出ニーズへの情報提供が狙い。

加藤氏は海外進出の課題やポイントを解説した(6月5日、博多座・西銀ビル)
福岡財務支局、コンソーシアム開催 承継・再生支援で意見交換

福岡財務支局は6月4日、福岡市内で事業者支援の取り組みについて情報共有する「福岡地域しんこうコンソーシアム」の第9回ミーティングを、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催した。地域金融機関の実務担当者や中小企業支援機関の関係者ら

グループワークで事業者支援の課題や悩みなどを意見交換した参加者(6月4日、福岡合同庁舎本館)
高鍋信金、職員が卒業校で講話 テーマは「信金で働く」

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)は6月3日、宮崎県立高鍋高校で生徒9人を対象に「信用金庫で働く」をテーマとする講話を行った。講師は、同校の卒業生で本店に勤務する西府真彩さんが務めた。 同信金職員が、出身高校で信金の仕事につ

高校の後輩に、信金で働くことについて説明する西府さん(前方左、6月3日、高鍋高校、高鍋信金提供)
地域銀、脱炭素連合で事業創出 鹿児島銀などが先陣

地域銀行が中心となる「地域脱炭素推進コンソーシアム」から、2025年度内にも具体的な取り組みが出てくる見通しだ。鹿児島銀行や大垣共立銀行、佐賀銀行が先陣を切って活動を進めており、鹿児島銀は基幹産業である畜産業発展を目指す事業におい

地域の脱炭素化に向けた自行の取り組みについて話す鹿児島銀担当者(右、5月16日、赤坂インターシティ)
西日本シティ銀、フードバンク協に寄付 子ども食堂などを支援

西日本シティ銀行は6月3日、福岡県フードバンク協議会に寄付金652万4005円を贈呈した。同協議会を通じて子ども食堂の運営などに活用してもらう。 寄付金は、2024年11月に取り扱いを開始した寄付型法人向け定期預金「NCBつなぐ

寄付金贈呈のボードを持つ村上頭取(左)と堤理事長(6月3日、西日本シティ銀本店別館)
福岡ひびき信金、経営者賞授賞式を開催 地域発展に寄与する4人表彰

福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)は6月2日、本店で「第31回福岡ひびき経営者賞授賞式」を開催した。技術革新や商品開発、人事・労務管理などで成果を上げ、地域発展に寄与する取引先の経営者4人を表彰した。 各営業店から38

井倉理事長(左)から賞状を授与される岡田鋼材の岡田代表取締役(6月2日、福岡ひびき信金本店)

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