九州・沖縄

鹿児島県信保協、ゼロゼロ利用先支援 伴走的な経営改善で成果

鹿児島県信用保証協会(川野敏彦会長)は、事務局を務める「経営改善支援連絡会議」を通した取り組みで、実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資を受けた事業者を支援している。県内の金融機関や支援機関と連携し、伴走的に経営課題解決を後押し。創業

谷口取締役(右)からバンパーラックの説明を聞く鹿児島銀と鹿児島県信保協の担当者(3月11日、鹿児島市)
宮崎銀、保証申し込みを電子化 API方式を採用

宮崎銀行は3月18日、宮崎・鹿児島両県の信用保証協会との信用保証申し込み手続きを電子化した。申込データの送受信には、九州地区地方銀行では初となるAPI方式を採用した。 対象店舗は本店営業部、都城営業部、延岡営業部、鹿児島営業部で

熊本第一信金、取引先企業と台湾視察 地域の未来像を体験

熊本第一信用金庫(熊本市、鴻池卓児理事長)は、取引先企業と台湾を訪問する「新竹市TSMCを廻る 台北4日間の旅」を3月1~4日、8~11日で初開催した。地域企業の経営者などに、台湾の半導体製造大手TSMCの熊本進出による将来の地域

台積創新館でVR体験をする参加者(3月2日、同信金提供)
鹿児島相互信金、投信強化へLA育成 初のロープレ大会も開催

鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は、投資信託商品の販売を強化する目的で、ライフプランアドバイザー(LA)の育成に注力している。オンライン勉強会や本部職員との同行訪問など研修体制を拡充。3月15日には、投信販売に限定し

ロープレ大会では、LAが本部の審査員に投資信託の説明をした(3月15日、同信金本部)
佐賀銀麦野支店、不動産や人事コンサルに注力 手数料収入上期1000万円

佐賀銀行麦野支店(松尾隆寛支店長=行員10人うち渉外7人。パート2人)は、企業の課題解決に向けたコンサルティングで存在感を発揮する。定例会議を排した迅速な提案活動を軸に、2023年度上期は不動産コンサルや人事制度作成コンサルで10

富永スチール工業の富永崇仁取締役工場長(左)と富永社長(同2人目)から説明を受ける古賀さん(同3人目)と松尾支店長(2月29日、富永スチール工業)
254信金を支える信金中金 課題解決へ若手奔走

「信用金庫とともに地域の期待に応える」――。全国に254ある信金の課題は、営業エリアや預金規模、取引先業種などに応じてさまざまだ。中央金融機関である信金中央金庫は、国内外に有するネットワークを活用し、各信金に解決策を提供。約10万

南日本銀、大卒初任給23万円に ベア・定昇で4%賃上げ

南日本銀行は3月15日、4月入行者の初任給を引き上げると発表した。大卒初任給を23万円にする。あわせて、嘱託・パートタイマーを含めた全行職員を対象にベースアップを行い、定期昇給などを含め4%超の賃上げも行う。初任給引き上げと賃上げ

佐賀県信組協会、障がいを持つ子どもの支援に7万円を寄付

佐賀県信用組合協会(芹田泉会長=佐賀東信用組合理事長)は3月15日、障がいを持つ子どもを育てる家族の支援団体「ケアマミ」(佐賀市)に約7万円を寄付した。 信組業界が取り扱う「ピーターパンカード」の利用額の一部から寄付した。同団体

贈呈式に参加した芹田会長(左)と山下代表(3月15日、佐賀東信組本店)
日本公庫鹿児島支店、職員が新事業を立案 よろずと模擬ビジコン

日本政策金融公庫鹿児島支店は3月13日、若手研修の一環として、職員が立案した新規事業プランの模擬発表会を開いた。鹿児島県よろず支援拠点と連携した取り組みで、事業者に対する理解を深めることが目的。発表会では、若手職員10人が3チーム

若手職員は3チームに分かれてビジネスプランの発表を行った。(3月13日、日本政策金融公庫鹿児島支店)
鹿児島銀、「脱炭素地域」へ融資強化 計画策定や事業サポート

鹿児島銀行は、環境省の「脱炭素先行地域」に選定された自治体の事業への融資を強化している。交付金を受けて行われる同事業の資金計画策定などをサポートし、事業資金の不足分を供給する新たな融資モデルだ。 第1弾として、宮崎県延岡市と沖縄

肥後銀、M&A新会社設立 日本M&Aと台湾の玉山VCが共同出資

肥後銀行は3月12日、日本M&Aセンターホールディングス(HD)と台湾の玉山フィナンシャルホールディングスの子会社・玉山ベンチャーキャピタル(VC)との共同出資でM&A(合併・買収)専業の合弁会社を設立すると発表した。各社の強みを

調印式に出席した(左から)三宅社長と笠原頭取、黃社長(3月12日、ホテル日航福岡
鹿児島信金、男性職員が再逮捕 住宅侵入し1万円盗んだ疑い

鹿児島信用金庫(鹿児島県)は3月12日、別の不祥事で逮捕された男性職員が他の窃盗容疑で霧島警察署に再逮捕されたと発表した。逮捕日は同日。 再逮捕されたのは前田塁容疑者(29)。2022年1月16日7~11時ごろ、他人の住宅に侵入

熊本信金、障がいを持つ人の支援に フコクしんらい生命保険と寄付

熊本信用金庫(熊本市、井星伸一理事長)は3月11日、本店でフコクしんらい生命保険と共同で特定非営利活動法人在宅就労支援事業団(熊本市)に約16万円を寄付した。同社との共同寄付は県内信金で初めて。 同信金は、同社が取り扱う「ハロー

贈呈式に参加した(左から)井星理事長と田中理事長、フコクしんらい生命の森下俊彦取締役常務執行役員営業本部副本部長(3月11日、本店)
西日本シティ銀と国際財団、アジアとの交流貢献で5先を表彰

西日本シティ銀行と西日本国際財団(久保田勇夫理事長=西日本フィナンシャルホールディングス会長)は3月11日、福岡市内のホテルでアジア地域の発展や文化交流に尽力する団体などをたたえる「アジア貢献賞・アジア未来大賞」の表彰式を行った。

記念撮影に臨むアジア貢献賞の受賞者(左端が久保田理事長、ホテル日航福岡・3月11日))
福岡中央銀、行橋支店を移転開店

福岡中央銀行は3月11日、行橋支店(末次賢治支店長=行員9人うち渉外5人。パート1人)を移転開店した。旧店舗は築42年で設備が老朽化し、営業室が手狭になったため斜め向かいに移り、営業を開始した。 新店舗は、鉄筋コンクリート造2階

九州北部信金協、成果報告会を開催 開放特許のマッチングで

九州北部信用金庫協会(野村廣美会長=福岡ひびき信用金庫会長)は3月11日、福岡信用金庫本店で「開放特許マッチング」成果報告会を開催した。知的財産を活用した「知財エコシステム」構築事業の一環で、加盟13信金の役職員や支援機関の担当者

挨拶する篠原専務(3月11日、福岡信金本店)
九州ひぜん信金、川本・城南信金理事長招き取引先訪問 地元の魅力発信へ連携

九州ひぜん信用金庫(佐賀県、石橋正広理事長)は3月9日、城南信用金庫(東京都)の川本恭治理事長を招いて取引先を訪問した。よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信金)との連携協定に基づき、地域の魅力発信に向けてタッグを組む。

三根孝之さん(左)から説明を受ける石橋理事長(中央)と川本理事長(3月9日、嬉野市内、提供)
鹿児島信金、少年サッカー大会開催 プロチームと初交流会も

鹿児島信用金庫(鹿児島県、市川博海理事長)は3月9日、10日に「かしんカップ少年サッカー大会」を5年ぶりに開いた。14回目で、今回は初めて地元のプロサッカーチームを招いた交流会も実施。会場となった県立吹上浜海浜公園(南さつま市)に

小学生約500人が白熱した試合を繰り広げた(鹿児島信金提供)
鹿児島県医師信組、医師・医療信組と会議 役職員80人が意見交換

鹿児島県医師信用組合(鹿児島県、池田琢哉理事長)は3月9日、「全国医師信用組合事務会議」を開催した。会場は城山ホテル鹿児島(鹿児島市)で、各医師・医療信組と意見交換を行った。 会議には、同じ業域信組である全国の医師信組(18信組

豊和銀従組、パーソナルカラーセミナー開く 女性組合員と家族26人参加

豊和銀行従業員組合(那賀圭亮委員長=組合員364人)の女性委員会(久松美由希リーダー)は3月9日、本店でパーソナルカラーセミナーを開催した。参加者同士でコミュニケーションを図るのが目的で、女性組合員とその家族26人が参加した。

豊和銀、Vサポートの研修資料作成 漫画形式で事例を盛り込む

豊和銀行は、2024年度から研修に活用する販路開拓コンサルティング業務「Vサポート業務」の研修資料を作成した。お客さま支援部の行員2人が漫画形式で、若手行員の渉外活動にすぐに生かせる内容にしたのが特徴。 タイトルは「Vサポートに

研修資料を作成した山下えり係長(左)と吉永菜月さん(2月15日、本店)
延岡信金としんきん地域ネット、商品化支援の漁師飯を都内でPR

延岡信用金庫(宮崎県、黒木哲也理事長)と信金中央金庫子会社のしんきん地域創生ネットワークは3月8日〜10日まで、宮崎県延岡市の離島「島野浦島」の水産物加工品を試行販売するイベントを東京都内で実施している。約3年かけて開発を支援した

来店客に商品をPRするしんきん地域ネットのコンサルティング部職員(左)(3月8日、新宿みやざき館KONNE)
金融列島 NEWS 九州、価値観の違い人事にも

○…まもなく始まる春の人事異動。昇進や昇格、降格と行職員人生を左右するだけに、当事者は悲喜こもごも。ただ、昨今の価値観の多様化で人事担当者側が戸惑う場面が増えている。 大分県内の金融機関では、大分市内の営業店に勤務する渉外担当者に

沖縄銀、ポートフォリオゲーム開催 疑似売買の過程を競う

沖縄銀行は3月7日、預かり資産担当の上級者向けポートフォリオゲーム「プレゼンテーション大会」を本店で開催した。行員8人が実際に取り扱っている商品で疑似売買を実施。その過程を競い合った。最優秀賞に本店渉外課の平良香織さんが選ばれた。

宮崎銀、M&Aで成長めざす セミナーに116人参加

宮崎銀行は3月7日、M&Aを活用し業容の拡大を検討する事業者などを対象とする「経営者のための成長戦略型M&Aセミナー」を開催した。98社・116人が会場の宮日会館に訪れ、事業の譲り受け事例などを聞いた。 同行は2011年から年に

会場には定員の100人を超える聴衆が集まった(3月7日、提供)
大分県信組、県産の森林資源活用で三者協定 金融商品も開始

大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)は3月6日、本店で大分県森林組合連合会と大分県木材協同組合連合会の3者で包括連携協定を締結した。大分県産の森林資源の活用促進とカーボンニュートラルの実現を目指す。 林業・木材加工業者への活

協定を締結した(左から)吉野理事長、大分県森林組合連合会の井上明夫代表理事会長、大分県木材協同組合連合会の安部省祐代表理事(3月6日、本店)
豊和銀、「CO2ゼロデー運動」を実施

豊和銀行は3月6日、全部店で「CO2ゼロデー運動」を実施した。大分県が取り組む「ストップ地球温暖化大分県ノーマイカーウィーク」に賛同。通勤や外訪活動で自動車の使用を控え、CO2の排出量を抑えて、地球温暖化防止に貢献する。 環境保

五島・福岡銀頭取、リスク認識高める SNSにデマ情報

福岡銀行の五島久頭取は3月5日の定例会見で、同月3日にSNSのX(旧Twitter)上に「同行で取り付け騒ぎが起きる」との偽情報が拡散したことに対し、「今回の対応を教訓に危機管理体制を一段と進めていきたい」と述べた。 同事案は3

デマ拡散の質問に答える五島頭取(ふくおかフィナンシャルグループ本社、3月5日)
宮崎太陽銀、高校生の就職を支援 取引先見学ツアー開催

宮崎太陽銀行は3月5日、高校卒業後に就職を希望する地元の生徒に、高卒者採用の予定がある取引先企業を見学してもらうバスツアーを開催した。会社訪問を通して生徒に業務内容などの情報提供を行うとともに、企業の採用活動を支援するのが狙い。

サツマイモ加工・販売などを行う「くしまアオイファーム」で説明を聞く生徒ら(3月5日)
大分銀、筋湯温泉活性化計画を統括 関連融資7億円見込む

大分銀行は、県中西部の筋湯(すじゆ)温泉街の活性化支援に取り組んだ。観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」採択に向けたプロジェクト全体を統括。個社ごとの計画策定もサポートし、関連融資は6億7800万円

秀月の大久保聡社長(右)から露天風呂に設置した外壁の効果を聞く藤田貴裕さん(左)と野尻崇支店長(2月22日)

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)