関西

枚方信金、三十石船で舟運体験会 信金トップら参加

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)は3月28日、淀川舟運(しゅううん)の体験会を開催した。三十石(さんじっこく)の屋形船を借り切り、行政関係者や近隣の信用金庫役職員、商工関係者ら約50人を招待。枚方市から京都府八幡市まで遡航(

三菱UFJ銀、航空機燃料製造に社食の廃油提供 日揮などと提携

三菱UFJ銀行は3月27日、全国239カ所の支店・本部ビルの社員食堂で廃棄される食用油を持続可能な航空機燃料(SAF)製造への提供で基本合意したと発表した。提携したのは、SAFのサプライチェーンを構成する日揮ホールディングス(横浜

提携した(左から)三菱UFJ銀、レボインターナショナル、日揮ホールディングスの代表者(3月27日、三菱UFJ銀大阪ビル本館)
信金中金、外国人材求人サイト運営会社と提携 中小企業の人材不足に対応

信金中央金庫は3月27日、在留外国人向け求人掲載サイトの運営などを行うYOLO JAPAN(ヨロジャパン、大阪市)と業務提携した。深刻化する人材不足対策として、信金の取引先に在留外国人の活用を促す。信金中金は、全国の信金に対し同社

業務提携の調印式を行った(左から)田中信金中金常務と加地YOLO JAPAN社長(3月27日、YOLO JAPAN)
京都FG、サステナ実践セミナー 地元大手3社と開催

京都フィナンシャルグループ(FG)は3月26日、地元グローバル企業3社などと連携して「中小企業のためのサステナビリティ経営実践セミナー」を開催した。 ローム社が「バリューチェーンで取り組むサステナビリティ経営」、SCREENホー

企業の説明を聞く参加者
京都中央信金、信金初のソーシャルローンを特養ホームに実行

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は3月25日、ソーシャルローン(SL)の第1号案件として特別養護老人ホーム・京都ひまわり園に対して実行した。融資額は8820万円。信金初となる。 ソーシャルローンは社会課題の解決に資する

(左から)藤田秀孝会代表、川田八幡市長、安川専務(3月25日、京都ひまわり園)
近畿地区金融機関、大阪・関西万博のリボーン出展者・日程決まる

大阪に本店・拠点を置く金融機関が認定事業者となり選定を行ってきた2025大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン(リボーンチャレンジ)」の出展事業者、日程が3月25日に公表された。出展事業者総数は377社。金融機

吉村府知事(前列左から2人目)、横山英幸大阪市長(同左)らが出展事業者(後方)と記念写真(3月25日、マイドーム大阪)
枚方信金、「先生」と呼ばれ職員のやりがい 内閣府から表彰を市に報告

地域の子供たちから「先生」と呼ばれることが職員の「やりがい」だ。支店のフリースペースを「宿題カフェ」として開放する枚方信用金庫(大阪府)の取り組みが内閣府から表彰された。吉野敬昌理事長は3月25日、包括提携先の宮本一孝門真市長に報

宮本市長(左から3人目)と一緒に賞状を持つ吉野理事長(同4人目)、大川洋司専務(同5人目、3月25日、門真市役所)
京都中央信金、向島支店を移転新築オープン

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は3月25日、向島支店(竹内伸太郎支店長=職員22人)を新築移転開店した。新店舗は旧店舗から約700メートル南東の幹線道路沿いに立地。旧店舗は賃貸物件で駐車スペースはほとんどなかった。新店

テープカットを行う(左から)佐近専務、竹内支店長(3月25日、京都中央信金向島支店)
西兵庫信金、官民ファンドで3地区活性化へ リノベ支援

西兵庫信用金庫(兵庫県、桑垣喜一理事長)は、民間都市開発推進機構と設立した「まちづくりファンド」で地元3地区の活性化をサポートする。3月25日に姫路市でファンドの設立式を開いた。 同ファンドは3月8日に設けた。機構が地域金融機関

ファンド設立式であいさつする桑垣理事長(3月25日、姫路市)
滋賀銀、4月から5カ年新中計スタート 子会社2社設立

滋賀銀行は、4月から5カ年の第8次中期経営計画をスタートする。パーパス(存在意義)は「『三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし』で地域を幸せにする」。エネルギー事業と投資事業を手掛ける子会社を新設する。3月22日に発表した。

近畿財務局・近畿経産局・近畿地方環境事務所、脱炭素の機運醸成へ21機関トップなどにインタビュー

近畿財務局、近畿経済産業局、近畿地方環境事務所は、地域金融機関を中小企業が脱炭素に取り組む際の中核的支援者と位置づけ、近畿地区の金融機関トップ21人を含む40人にインタビューを行った。国の3機関によるコラボ企画で、全国でも初めての

質問に答える3機関の局長(左から関根環境事務所長、関口近財局長、信谷近畿経産局長、3月22日、近畿経済産業局で)
近畿労金、NPOへ3億円融資 事業全体で返済力判断

近畿労働金庫(江川光一理事長)は2023年度に、生活困窮者が一時的に避難・生活する住居(シェルター)の購入費用として、NPO(非営利組織)に過去最大の3億円を融資した。シェルターは収益物件ではないため、これまでに600件以上のNP

シェアサイクル事業の現状について情報交換する東中室長(右)と川口理事長(2月5日、ホームドア)
大阪府信農連、府内小学校に教材8万冊贈呈 食農教育などがテーマ

大阪府信用農業協同組合連合会(池辺覚理事長)は3月22日、食農教育・環境教育がテーマの教材約8万冊(通常版・特別支援教育版の合計)を大阪府内の全小学校に贈った。今年で17回目。 贈呈したのはオリジナル教材「農業とわたしたちのくら

大阪府教育庁の大久保教育監(左)に教材を贈呈する池辺理事長(右、3月22日、大阪府庁別館)
枚方信金、観光誘客へ150万円寄付 応援商品で募集

枚方信用金庫(枚方市、吉野敬昌理事長)は3月22日、枚方市から感謝状を受け取った。2025年大阪・関西万博を契機とした地元への観光誘客に協力し、市に150万円を寄付したため。 市は万博来場者を呼び込む施策「ひらかた万博」を22年

伏見隆・枚方市長(左)から感謝状を受け取る吉野理事長(3月22日、枚方市役所)
金融列島 NEWS 近畿、ロケット失敗も効果大

○…宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京都)が3月13日、和歌山県で民間ロケットとして日本初の人工衛星の軌道投入に挑んだ。今回は失敗したものの、公式見学場には当初予定の9日と合わせて6千人超が訪れ、経済効果をもたらした。 「普段人

奈良中央信金、脱炭素セミナー開催 信金中金が講師務める

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)の取引先企業で構成する「ならちゅうしん経営研究会」は3月21日、「脱炭素経営セミナー」を開催した。信金中央金庫が講師を務め、取引先や役場職員などが参加した。 「中小企業における脱炭素経営

セミナーの様子(信金中金大阪支店提供)
奈良県信保協、経営支援事例集を作成 専門家派遣など情報発信

奈良県信用保証協会(松谷幸和会長)は、経営支援事例集「KIRATTO(きらっと)」を作成した。事業者に専門家派遣などの取り組みを知ってもらい、利用を促すことが目的。4月から配布する。 これまでホームページで事例紹介を行っていたが

作成した事例集「KIRATTO」(奈良県信保協提供)
京都銀、サステナリンクローン 目標達成で認定「取得」

京都銀行は3月15日、気候変動や労働、ダイバーシティなど7つのテーマを定めた「サステナビリティ・リンク・ローン~Seven Target」を4月1日から取り扱うと発表した。各テーマにある認証取得を目的とし、オムロン、明治安田生命、

新商品を説明する京都銀の西村常務執行役員(3月15日、同行本部)
兵庫県信金協、ESG推進で情報交換会 信金中金神戸支店と共催

兵庫県信用金庫協会(作田誠司会長=尼崎信用金庫理事長)と信金中央金庫神戸支店は3月15日、県内信金のESG・SDGs推進担当者を対象に情報交換会をオンラインで開催した。 情報交換会はESGの先行事例を共有し、取引先の脱炭素化やS

尼崎信金の事例を紹介する俣野担当部長(3月15日、信金中金神戸支店)
みなと銀、企業後継者が新構想発表 9カ月の学び生かす

みなと銀行は3月15日、神戸市内で老舗企業の後継者に新たな挑戦を促す施策「SENJIN(センジン)」の成果発表会を開いた。後継予定者12人が同行などから9カ月の学びの支援を受けて登壇した。 地元らしい新事業の創出を促すのが狙い。

構想を語る藤岡さん(右から3人目、3月15日、アンカー神戸)
紀陽銀、大垣共立銀子会社と提携 ベトナム進出支援で

紀陽銀行は3月14日、大垣共立銀行のベトナム現地法人「OKB Consulting Vietnam Co.,Ltd.」(OKBC)と13日にビジネスマッチング契約を結んだと発表した。紀陽銀の取引先をOKBCに紹介する。 紀陽銀の

大銀協が資金需要調査、74%が金利引き上げへ

大阪銀行協会は3月13日、「大阪府内の資金需要動向と金融機関の貸出スタンス」のアンケート結果をまとめた。企業の資金需要は、足元・先行きの両面で「増加」「幾分増加」の見方が強く、金融機関の企業向け貸出金利は7割強が「引上げ方向」と回

中小機構近畿本部、中小企業大学校関西校を大阪市内に移転

中小企業基盤整備機構近畿本部は3月13日、中小企業大学校関西校(皆川芳隆校長)の移転開校式を大阪市内で開催した。正式開校は4月1日。 近畿財務局や近畿経済産業局など行政機関をはじめ大阪信用金庫、枚方信用金庫、奈良中央信用金庫など

移転開校にあたり抱負を述べる豊永・中小機構理事長(3月13日、中小企業大学校関西校)
京都信金、「起業家アワード」開催 最優秀者に100万円

京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)は3月13日、起業家による公開プレゼンテーション「第11回 京信・地域の起業家アワード 優秀賞受賞者プレゼンテーション」を開催した。予選を勝ち抜いた11社の代表者が事業の概要や将来性などをプレ

最優秀賞を受賞したSunda Technology Globalの坪井彩代表取締役(前列左から6人目)と)榊田理事長(前列右端、3月13日、京都信金本店)
「人手不足感」過去最高 1~3月の企業景気予測  近畿財務局

近畿財務局は3月12日、2024年1~3月の法人企業景気予測調査を発表した。景況判断BSIは、全産業でマイナス8.7%ポイントとなり、2期ぶりに「下降」超。従業員数判断BSIは、全産業で31.2%ポイントの「不足気味」超となり、0

大阪信金、4年連続で「ホワイト500」に

大阪信用金庫(高井嘉津義理事長)は、4年連続で「健康経営優良法人2024~ホワイト500」に認定された。 新たな取り組みとして、2023年度に健康診断などの健康関連データを一元管理するシステムを導入。24年度から保健師・看護師を

滋賀銀草津西支店、富裕層に最適プラン提案 “資産棚卸し”促す

滋賀銀行草津西支店(古藤裕樹支店長=行員32人うち渉外9人。パート8人)は、顧客の課題解決を起点とした営業で業績を上げている。富裕層が多いエリアで顧客に適した資産形成から資産承継のプランを提案することで、取引深耕を図っている。

情報交換や勉強会を随時行っている(2月28日、滋賀銀草津西支店)
兵庫県内6信組、災害時の相互支援協定締結 震災30年を前に連携強化

兵庫県内6信用組合(兵庫県警察、兵庫県医療、兵庫県、神戸市職員、淡陽、兵庫ひまわり)は3月8日、災害時に相互支援を行う連携協定を結んだ。4月1日から運用し、臨時窓口設置や職員派遣などで協力する。 2021年9月に神戸市職員信組と

協定締結式に参加した(左から)神戸市職員信組の山田恒子常務、兵庫県医療信組の森本剛専務、兵庫県警察信組の松本法昭理事長、兵庫県信組の土肥会長、兵庫県信組の橋爪秀明理事長、淡陽信組の河本晋一理事長、兵庫ひまわり信組の松本幸三理事長
きのくに信金、製造業の支援強化 中小機構が協力

きのくに信用金庫(和歌山県、田谷節朗理事長)は、製造業の取引先約1000社への課題解決支援を強化する。新事業に挑む事業者らに中小企業基盤整備機構の専門家を紹介。渉外係が一緒に助言を聞き、ものづくりへの理解を深める。 「当地はミカ

中小機構の古山俊弘アドバイザー(右)に販路開拓の相談をする阪本社長(3月8日、きのくに信金本店)
大銀協、鵜川会長が会見 着実な資産形成サポート

大阪銀行協会の鵜川淳会長(池田泉州銀行頭取兼CEO)は、3月8日の会見でマイナス金利解除目前の観測について「解除後の金利上昇度合いが問題。金利が動き始めると、金融機関のALMの巧拙が収益に影響してくる。各行とも十分にシミュレーショ

会見する鵜川会長(3月8日、大銀協)

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