みずほFG、渋沢生誕の地で田植え 第一銀行設立から150年
2023.06.25 04:56
みずほフィナンシャルグループ(FG)は6月24日、埼玉県深谷市の水田でグループの社員とその家族ら54人が田植えをした。7月で前身の一つである第一国立銀行の設立から150周年を迎えることから、創立者・渋沢栄一の生誕の地である深谷市で実施した。
抽選で選ばれた本社や支店の社員とその家族が参加した。JA花園が運営する田んぼ0.45ヘクタールを借り、その一部を使用。参加者は泥だらけになりながらも素手で一本ずつ苗を植えた。子供たちは田植え機に試乗し笑顔を見せた。

初めて田植えを経験したというみずほ銀行熊谷支店の川野風樹さんは「150周年の記念で、貴重な経験ができて嬉しい」と笑った。
当日は小島進・深谷市長も田植えを見学。「(田植えの企画に対して)待っていましたという気持ち。今後もみずほと一緒に渋沢栄一で盛り上げていきたい」と意気込む。
みずほグループは、5月にパーパス「ともに挑む。ともに実る。」を制定。「みずほ」は稲穂を意味する。田植えから収穫までを行い、パーパスの浸透を図るのも狙いの一つだ。
稲は10月下旬ごろに収穫する予定。収穫量は2〜3トンを見込み、深谷市内のこども食堂や、みずほFG本社の食堂で提供する。
周年・イベントの関連記事
・空知信金、役職員と家族が田植え 100周年の祝い酒醸造へ
・富士信金、70周年の感謝込めて清掃 役職員200人が参加
・千葉銀、本店前にグルメストリート 80周年記念「国道マルシェ」
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁長官に伊藤監督局長 後任に石田総括審議官 局長級以上9人が全員交代
- 横浜銀、分業制でM&A高度化 対応力高め成約3割増
- ふくおかFG、M&Aをビジネスの柱へ 3年後に手数料7割増
- 日銀当座預金、「金利ある世界」で減る地銀 残高動向に業態差
- 証券界、MRFが再注目の兆し 楽天証券は244億円流入
- 金融機関、苦慮する法人口座不正利用 訴訟リスク恐れ尻込みも
- 広島銀、GBA型ファンドラップ商品が好調 残高年100億円増加へ
- 「実績・能力を照らし、ふさわしい」 加藤金融相が金融庁人事でコメント
- あおぞら銀、製販一体でO&D 15人の専門部署設立
- 民間金融機関、口座確認の提携簡素化 7月から新制度始動