空知信金、役職員と家族が田植え 100周年の祝い酒醸造へ 

2023.05.27 15:32
周年
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酒米の苗を植える空知信金職員と家族ら(5月27日、北海道岩見沢市)
酒米の苗を植える空知信金職員と家族ら(5月27日、北海道岩見沢市)

空知信用金庫(北海道、熊尾憲昭理事長)は5月27日、創立100周年(2025年1月)記念事業の第1弾として、北海道岩見沢市内の水田で役職員とその家族約80人が田植えをした。収穫した米で日本酒を醸造し、祝い酒として周年記念式典の懇親会などで振る舞う。


地元農業法人の貸し圃場2300平方メートルを使用。参加者は地元の農協職員から作業説明を聞いたあと、水を張った田んぼに裸足で入り、列を組み目印に合わせながら酒米「彗星」の苗約1万株を植えた。


田植えは初めてという熊尾理事長は「職員やご家族にとっても貴重な体験になっただろう。泥まみれになりながらも、まっすぐに植えられて気持ちがよかった」と話した。


水田の除草や追肥、水の管理などは農業法人が行い、役職員らが9月末に稲を刈り取る。目標収量は18俵(1080キログラム)。醸造は北海道内の酒造会社に委託し、720ミリリットルの純米酒2000本を製造する。


創立100周年記念事業実行委員会の山本浩晶事務局長は「田植えから刈り入れまでを役職員自ら行うことで、地場産業である農業への理解を深めて支援力の強化にもつながれば」と話した。

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