スルガ銀、サイクルツーリズム開催 陸・海路で駿河湾一周
2025.07.28 09:51
スルガ銀行は7月26日、地元のサイクルツーリズムを盛り上げるため、自転車とフェリーで駿河湾一周を目指すサイクリングイベント「するいち」を開催した。静岡県や神奈川県のロードバイク愛好家ら16人が参加し、走行距離115キロメートルのロングライドに挑戦した。
同行が2020年に静岡県と結んだ、自転車競技の振興に関する協定の一環で、静岡県との共催。行員3人と県担当者2人、リンケージサイクリング(神奈川県)の3人が給水や熱中症対策で参加者をサポートした。
当日朝、参加者は同行の「サイクルステーション・サワダベース」(静岡県沼津市沼北町)を出発。太平洋岸自転車道を西に向かって走り静岡市清水港へ。県と6市町が運営する駿河湾フェリーに自転車とともに乗船して伊豆半島西岸の土肥港に向かい、再び自転車でサワダベースに帰還した。ルート上に設けられた四つのチェックポイントで写真を撮り自身のSNSで発信。走破を証明するとともに競技を盛り上げた。
過去にも参加経験がある加藤敦吏さん(47)は、「熱中症対策などサポートが充実していてよく参加させてもらっている。(フェリー船上では)雲があって富士山は見えなかったが『三保の松原』が見えて良かった」と感想。同行の深田聡朗・サイクリングプロジェクトキャプテンは、「年間を通じて小規模のイベントをこまめに実施している。SNSでの発信を増やすことで、サイクルツーリズム全体を盛り上げていきたい」とした。
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