首都圏

大手行、法・個人のデジタル化推進 地域銀へ横展開

大手行では、地域銀行に対して法・個人のデジタル化推進サービスの提供を視野に入れた動きが目立っている。みずほフィナンシャルグループ(FG)が4月に導入した企業間決済プラットフォーム「M's Pay Bridge(エムズ・ペイブリッジ

東京ベイ信金、中学生の職場体験実施 札勘定やポスター制作

東京ベイ信用金庫(千葉県、酒井正平理事長)は7月3日、行徳支店に東海大学付属浦安高等学校中等部2年生4人を職場体験で受け入れた。 当日は同信金地域サポート部の職員が、預金や融資といった信金の業務、お金の流れなど金融の基礎知識を講

札勘定する中学生(左、7月3日、行徳支店)
関東財務局の新体制(2025年7月1日時点)

局長 目黒克幸(留任) 金融安定監理官兼総務部長 田村嘉啓(総務部長) 理財部長 梅野雄一朗(理財局国有財産調整課長) 理財部次長 安部佳宏(留任) 理財部次長兼金融商品取引所監理官 大塚美樹(理財部金融監督官) 水

千葉銀など、千葉大とファンド設立 新興企業をサポート

千葉銀行とちばぎんキャピタルは7月1日、千葉大学と共同で「ちばグロースアカデミアファンド」を設立した。大学が持つ高度な研究成果を社会に実装し、地域や社会に新しい価値提供を目指す。 同ファンドの投資対象は、千葉大をはじめとした国立

野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動

野村アセットマネジメント(AM)は、地域銀行向けにリタイアメント層への助言の仕方などをサポートする事業を開始する。4月に発足した「リタイアメントソリューション部」が中心となり、6月から提案を本格的に始めた。 同部は中村浩司部長(

退職者への提案方法を話し合う中村部長(右)と部員ら(6月24日、本社)
埼玉県信保協、優績部店を表彰 総合1位は埼玉県信金

埼玉県信用保証協会(砂川裕紀会長)は7月2日、パレスホテル大宮で「金融機関表彰 感謝状贈呈式」を開いた。「ライフステージ」「経営支援」「金融機関総合」の3部門と、「特別賞」において2024年度優績部店を選出し感謝状を贈呈。新設の総

砂川会長(手前右)から感謝状を受け取る埼玉県信金営業推進部の小泉紀之部長(手前中央、パレスホテル大宮、7月2日)
京葉銀、カーボンオフセット贈呈式 千葉県に寄付

京葉銀行は7月2日、千葉県に「京葉銀行カーボンオフセット私募債」を通じて寄付し、感謝状が贈られた。地域のカーボンニュートラルを後押しする。 カーボンオフセット私募債は、3月にリニューアル。以前の商品に比べてより環境に配慮し、脱炭

千葉県の井上容子環境生活部長(左)から感謝状を受けた喜多見執行役員部長(7月2日、千葉県庁)
横浜信金、「善意銀行」へ寄付 今回で33回目

横浜信用金庫(横浜市、春日隆理事長)は7月2日、横浜市社会福祉協議会の「善意銀行」に100万円を寄付した。今回で33回目となる。 寄付金は、同協議会が取り組む「ヨコ寄付プロジェクト」に活用。ひとり親家庭などの困窮世帯へランドセル

石内会長(左)から感謝状を受け取る春日理事長(7月2日、横浜市)
興産信金、東京信保協と勉強会 6カ店から32人が参加

興産信用金庫(東京都、岡田幸生理事長)は7月2日、東京信用保証協会と勉強会を開いた。同信金の本店や飯田橋支店など6カ店の店長や渉外担当者計32人が参加した。 冒頭、同信保協キャラクターの「まるガモ」がホームページで保証制度などを

参加者からの質問に回答する江戸氏(7月2日、東京信保協本店会議室)
東京東信金、3カ店で「あさがお市」 復興支援へ能登産品販売

東京東信用金庫(東京都、吉田誠理事長)は7月2日、本店、吾嬬支店、両国支店の3カ店で毎年恒例の「チャリティーあさがお市」を開いた。取引先組織のひがしんビジネスクラブオーロラの主催。職員らが協力し、計約700鉢の朝顔を販売した。売上

来場者に朝顔について説明する中田清史会長(左、7月2日、両国支店)
西武信金、BCP策定セミナー開催

西武信用金庫(東京都、高橋一朗理事長)は7月2日、「BCP策定セミナー」を開催した。自然災害やサイバー攻撃など事業者を取り巻く環境が多様化するなか、有事に備えた業務継続計画(BCP)策定やサイバーセキュリティー対策について専門家が

EV車両の活用について解説する鈴木氏(7月2日、西武信金本店)
船井総研、組織改革と人材育成でセミナー 松下・飯能信金理事長が講演

船井総合研究所(東京都)は7月2日、信用金庫関係者を対象にしたセミナーを開催した。テーマは「10年先を読む経営幹部のための組織改革と人材育成の要諦」。飯能信用金庫の松下寿夫理事長が自信金の取り組みについて講演したほか、同信金役職員

改革と挑戦について語る松下理事長(7月2日、船井総研東京本社)
野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に

野村証券調布支店(萩原夕貴支店長=社員約50人、うち営業担当約30人)は、対面・非対面の顧客面談を通じた潜在ニーズの掘り起こしに注力。4月の顧客面談件数は前年同月比で倍増し、ソリューション提案を起点とした有価証券や不動産、相続、保

営業員らと話し合う萩原支店長(左から3人目、6月4日、調布支店内)
クラフトバンク、2年で46行庫と連携 還元手数料は平均75万円

中小の建設業者向け経営管理システム「クラフトバンクオフィス」を手掛けるクラフトバンク(東京都)が、地域金融機関との連携を加速する。金融機関が地元の建設業者を紹介し、同社がシステム提案でデジタル化に貢献する。2023年からの2年間で

西武信金、防災・減災で連携協定 中野区・三井住友海上と

西武信用金庫(東京都、高橋一朗理事長)と中野区、三井住友海上火災保険は7月1日、防災・減災の取り組みで連携協定を締結した。高橋理事長、酒井直人中野区長、喜多山真吾三井住友海上火災保険東京西支店長らが協定式に参加した。 中野区は、

協定書を手にした喜多山真吾・三井住友海上火災保険東京西支店長(左)、酒井直人・中野区長(中央)、髙橋一朗理事長(7月1日、中野区役所)
千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント

千葉銀行と千葉興業銀行は7月1日、地域経済の発展及び企業価値向上の観点から「経営統合などあらゆる選択肢を含めて継続的に対話している」とのコメントを発表した。ただ、「現時点で完全子会社、経営統合について決定した事実はない」とした。

埼玉りそな銀、群馬県とコワーキングスペースの相互利用開始

埼玉りそな銀行は7月1日、同行のインキュベーション・コワーキングスペースと群馬県が運営するコワーキングスペースを相互利用できるサービスを開始した。 埼玉りそな銀は、子会社の地域デザインラボさいたまが川越市で運営する地域共創拠点の

損保協、比較推奨販売推進へ 商品見直しも視野

日本損害保険協会は、会員各社の自動車保険や火災保険などの保険商品について、乗合代理店が顧客に比較推奨販売を行いやすい態勢を整える。商品そのものを見直すほか、比較推奨に役立つデジタルトランスフォーメーション(DX)も推進する。6月3

東日本銀、新本店ビル完成 オフィスなど賃貸

東日本銀行は6月30日、東京都中央区日本橋に新本店ビル「Hi-gs(ハイジス)日本橋」が完成したと発表した。東京駅から徒歩圏内にある好立地を生かした地上12階建ての複合ビルで、商業施設やオフィス向けに貸し出す。 本店の建て替えは

新本店ビルの外観
横浜銀、ディールオブザイヤー受賞 異業種マッチング実現

横浜銀行は、日本M&Aセンターが表彰する2024年度の「ディールオブザイヤー」を受賞。6月30日に同行本店で授与式が行われた。同行のネットワーク力を生かして異業種マッチングを実現し、経営者の成長戦略を後押ししたことが評価さ

三宅・日本M&AセンターHD社長(左)からトロフィーを受け取る小柴・横浜銀副頭取(6月30日、横浜銀本店)
千葉興業銀、地域企業の交流深化へ ウェブコミュニティー構築

千葉興業銀行は7月1日、NTTDXパートナーと連携してウェブサイトを活用した地域企業のコミュニティープラットフォーム「ちばCoラボ」の構築に着手する。企業の経営課題の解決や持続的な成長をサポートする狙い。ウェブサイトの公開は10月

東京ベイ信金、学生が地元貢献策考える 金庫の地域活動で採用も

東京ベイ信用金庫(千葉県、酒井正平理事長)は6月30日、千葉商科大学の学生に同信金の地域貢献策を考えてもらう授業を行った。良い案は3年後の創立100周年にあたり、地域貢献活動として採用を検討する。 授業はサービス創造学部の2~4

地域貢献策を発表する学生(6月30日、千葉県市川市の千葉商科大)
川崎信金、ジュニアサッカー大会に協賛

川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)が協賛する「かわしん杯ジュニアサッカー大会」(主催=川崎市サッカー協会)の決勝戦および表彰式が6月29日、等々力陸上競技場で開催された。 大会は今回で32回目。参加した85チームの上位4チーム

千葉興業銀、プロ野球ナイター冠試合 「ちばコーギー」登場

千葉興業銀行は6月28日、ZOZOマリンスタジアムでプロ野球公式戦の千葉ロッテマリーンズと福岡ソフトバンクホークスの冠試合「ちば興銀スペシャルナイター2025」を開催した。役職員や同行のキャラクター「ちばコーギー」が参加し、試合を

ちば興銀スペシャルナイターが開催された(6月28日、ZOZOマリンスタジアム)
横浜信金、取引先訪問するDX研修 ヒアリングし提案

横浜信用金庫(横浜市、春日隆理事長)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成を進める。研修の一環として実際に取引先を訪問しながら、8月をめどにデジタル化を提案する。 研修は公募制で、2年目から支店長まで18人の職員

精密加工業のナノ社の社員(右)から話を聞く講師と信金職員(6月13日、横浜市内)
七島信組、新理事長に平川専務 パーパス経営を実践

七島信用組合(東京都)は6月27日、総代会を開き、平川智司専務(55)が理事長に就く人事を決めた。鈴木孝信理事長(61)は2期6年を務め、退任する。 鈴木氏は観光事業者など島しょ地域の事業者支援に注力してきた。平川氏は①「人」を

房総信組、江澤理事が新理事長に 三谷理事長は任期途中で退任

房総信用組合(千葉県)は6月27日、総代会開催後に理事会を開き、江澤康則理事(55)が理事長に就く人事を決めた。三谷徹理事長(68)は任期途中で退任した。 三谷氏は2018年から7年間理事長を務め、店舗統合による経営効率化などに

飯能信金、日本公庫と危機対応で覚書 事業者支援へ相互協力

飯能信用金庫(埼玉県、松下寿夫理事長)は6月27日、日本政策金融公庫の8支店と危機事象発生時に業務連携する覚書を結んだ。自然災害や感染症の発生、サイバー攻撃といった地域経済に影響を与える事象が起きた際に、事前に連携方針を定めておく

覚書を結んだ桑島支店長(左)と松下理事長(6月27日、同信金本部)
東京信金、増子専務が理事長に 18年ぶりトップ交代

東京信用金庫(東京都)は6月27日、総代会と理事会を開き、増子弘毅専務(58)の理事長昇格を決めた。任期満了に伴う役員改選。トップ交代は18年ぶりとなる。半澤進理事長(77)は代表権のある会長に就任した。 増子 弘毅氏(ますこ・

横浜銀、生物多様性保全で協定 真鶴町・横浜国大など4者で

横浜銀行は6月27日、神奈川県真鶴町と横浜国立大学、NPO法人ディスカバーブルーの4者で生物多様性保全に関する連携協定を締結した。同行は既に生物多様性を学ぶワークショップなどで3者と連携してきた。協定によって取引先や地域社会に対し

連携協定を締結した(左から)水井涼太・ディスカバーブルー代表理事、小林町長、梅原出・横浜国立大学学長、片岡頭取(6月27日、真鶴町民センター)

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