みずほFG、アルムナイ登録1000人突破 交流深め3年で4.5倍
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みずほフィナンシャルグループ(FG)では、アルムナイ(中途退職者)のネットワークが拡大し、3年間でアルムナイ専用コミュニケーションサイトの登録者数が1000人を突破した。ネットワークの拡大を通じて、社外の経験や知見を持ち込んでもらうほか人材確保につなげる狙いがある。
2020年7月にアルムナイ専用サイトを開設。みずほグループ5社(FG、銀行、信託、証券、リサーチ&テクノロジーズ)の退職者が対象。サイト内ではアルムナイ同士の交流やお互いの近況を知ることができ、みずほもアルムナイのインタビュー記事や各種情報を積極的に発信してきた。
21年度末に160人だった登録者数は22年度末には4.5倍の727人に伸長。役職員とアルムナイの対話型交流会などのイベント実施や、「ジャパン・アルムナイ・アワード2022」受賞が呼び込む要因となった。7月と9月に交流会を予定する。
なお、みずほではアルムナイ採用枠を設けており、元職員の復職を積極的に歓迎している。
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