東海・北陸

福井銀、研修の「質」重視 実践力向上へ新手法

福井銀行は、行内研修の満足度向上に取り組んでいる。同行は、2026年5月に福邦銀行と合併を予定。統合関連の研修が増加していることから研修の「質」をより重視。新たな取り組みが奏功し、受講者の満足度評価は、階層別・業務別研修合計で24

たかしん5、初の実務者研修 融資部長ら集結

地元で「たかしん」の愛称で親しまれる全国5信用金庫(高崎、高岡、高山、高松、高鍋=たかしん5(ファイブ))は9月19日、「たかしん5 本部担当者実務者研修」を信金中央金庫本店で初めて開いた。先進的な取り組みを共有し、意見交換を経て

意見交換する参加者(9月19日、信金中金本店)
浜松いわた信金、外国人材プラットフォーム設置

浜松いわた信用金庫(浜松市、髙栁裕久理事長)は9月19日、外国人の人材活用を支援するサービスを展開する。「外国人人材プラットフォーム」を設置し、外国人人材にかかる相談をワンストップで受け付けて、取引先企業のニーズに応える。マッチン

東北地区信金協、能登視察し被災地応援 和倉温泉や輪島朝市回る

東北地区信用金庫協会(樋口郁雄会長=福島信金理事長)は9月18、19日、2024年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県能登地区を視察した。現地の信用金庫役員から震災当時の状況を聞き取り、復興の途上にある観光地も訪問した。

漆器などを買い求める理事長ら(9月19日、輪島塗会館)
静銀経営コンサルティング、日本M&Aセンターから表彰

しずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の静銀経営コンサルティングは9月18日、日本M&Aセンター(東京都)が主催する「M&Aバンクオブザイヤー」で「ディールオブザイヤー」を受賞し、同FG本部ビルで授与式が開かれた。日本M&Aセ

三宅社長(左)から表彰を受けた鈴木淳史・静銀経営コンサルティング社長(9月19日、しずおかFG本部)
愛知県内3信金、デジタル技術を積極活用 業務変革や取引先支援

愛知県東部の東三河地域に本店を置く3信用金庫が、デジタル技術の活用を積極化している。生成AI(人工知能)や非対面チャネルによる業務変革や、専門企業との連携による取引先支援が進む。 蒲郡信用金庫(岡本聡哉理事長)は、ネオス(東京都

静岡銀、法人ネット取引の監視強化

静岡銀行は9月18日、法人インターネットバンキングのモニタリング機能の運用を開始したと発表した。ACSiON(東京都)が提供する不正検知プラットフォーム「Detecker(ディテッカー)」に機能を追加し、不正取引監視・対応を強化す

中日信金、女性役席向け合同研修 支店長の育成へ

中日信用金庫(名古屋市、冨田勝理事長)は9月18日、複数の金融機関と女性役席者向け「エンパワーメント研修」を合同で開催した。キャリア形成や主体的に行動できる力を身に付けてもらい、将来の支店長登用につなげる。女性役席者ら21人が参加

研修で発表する参加者(9月18日、中日信金本部)
静岡銀と名古屋銀、防犯・防災共同セミナー開催 大曽根支店で行員向け

静岡銀行大曽根支店と名古屋銀行大曽根支店は9月17日、名古屋市内で愛知県北警察署の協力の下、防犯・防災共同セミナーを開催した。静岡・名古屋アライアンス関連で地域貢献活動として実施。静岡銀から10人、名古屋銀から4人が参加した。

行員が防犯と防災について学んだ(名古屋銀提供)
浜松いわた信金、取引先と講演会共催 地域産業の持続性がテーマ

浜松いわた信用金庫(浜松市、髙栁裕久理事長)は9月17日、取引先の常磐工業(同)と「持続可能な地域経営」をテーマとした講演会を共催した。トークセッションに竹内嘉邦SDGs推進部長が登壇し、「地域共創」の可能性や好事例を紹介した。

地域企業が連携した好事例を紹介する竹内部長(左から2人目、9月17日、浜松市、浜松いわた信金提供)
しんきん地域創生ネット、官民連携活用に注目 地域の課題解決で

信金中央金庫のグループ会社、しんきん地域創生ネットワークは、地域課題解決の手段の一つとして官民連携の活用に注目している。同社は、2025年度に初めて公民連携事業を受託した。信用金庫は地方自治体との距離が近く、地域の事業者との関係も

解決事業の概要を説明する安城市の担当者(右奥、9月10日、へきしんギャラクシープラザ、しんきん地域創生ネットワーク提供)
新ビジネスと銀行業、両利き経営始動 杖村・北国FHD社長 

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は10月1日、社名を「CCI(シーシーアイ)グループ」に変更する。3月には新ビジネスと伝統的銀行業の2ブランド体制に分けることで、両利き経営の本格スタートへの意思表明とした。杖村修司社長

関信金美濃支店、ニーズ先回りし提案 老舗のカフェ進出を支援

関信用金庫美濃支店(山藤純也支店長=職員12人うち渉外係4人)は、取引先経営者の事業構想を聞き出しながら、潜在する資金ニーズを想定し”先回り”の融資提案に取り組む。いざ資金が必要となる際にいち早く融資を実行。4月に新事業のカフェを

開業したカフェで話し合う山藤支店長(左)と古川ショップマネージャー(8月27日、古川紙工)
東濃信金、名古屋で経営者の会研修会 50人がデザイン経営学ぶ

東濃信用金庫(岐阜県、加知康之理事長)の経営者組織であるとうしん青年経営者クラブは9月17日、名古屋市内で愛知県地区の研修会を開催した。同信金の愛知県における取引先経営者50人が参加した。 今回は2025年度の愛知県地区による第

デザイン経営について講演する稲石氏(9月17日、TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口)
三井住友信託銀岐阜支店、岐阜で終活セミナー 日本赤十字社と共催

三井住友信託銀行岐阜支店は9月17日、遺贈寄付に関するセミナーを日本赤十字社と共催した。同13日の「国際遺贈寄付の日」にちなみ、終活や遺贈寄付などへの理解を深めてもらうのが目的。同行の顧客や日本赤十字社の賛助会員などから11人が参

講演の様子(9月17日、日本赤十字社岐阜県支部)
高岡信金、創業セミナーを初開催 地域での機運上昇受け

高岡信用金庫(富山県、永岩聡理事長)は9月17日、本店で創業前後の事業者を対象にしたセミナーを初めて開催した。相談件数の増加など、県内での創業機運の高まりを受けたもので、顧客ニーズに応える。 セミナーには、小売りやサービス業の経

創業準備について参加者に説明する浦野氏(右、9月17日、本店)
日本公庫とTKC中部会、創業支援セミナー共催 計画策定の重要性伝える

日本政策金融公庫とTKC中部会は9月17日、名古屋市内で創業支援セミナーを共催した。愛知県内の創業予定者や創業間もない経営者向けに実施。創業前後で苦労の多い資金繰りなどについて、創業支援の経験が豊富な税理士が講義した。 第1部で

税理士が創業のポイントを説明した(9月17日、名古屋市)
石川県信保協と金沢信金、女性職員が交流会 やりがい創出へ

石川県信用保証協会(竹中博康会長)と金沢信用金庫(金沢市、広岡克憲理事長)は9月17日、同信保協で女性職員の交流会を開いた。信保協の女性支援チーム「エクート」や同信金の女性職員計21人が参加。意見交換を通じた、女性目線を生かした業

双方の職員がテーブルを囲み交流を深める(9月17日、石川県信保協)
北陸労金富山南支店、〝出張勉強会〟で存在感 住宅メーカーと関係強化

北陸労働金庫富山南支店(田添揚志支店長=職員17人うち渉外4人)は、ハウスメーカーに住宅ローン商品を解説する”出張勉強会”を行い、店の存在感を高めている。活動を通じた案件獲得などで住宅ローンを含む2025年7月末の貸出金は同年3月

労組幹部と情報交換する富山南支店の石塚峻係長(左)と田添支店長(同2人目、8月26日、三菱ふそうバス製造労組)
中日信金、若い芸術家を応援 アートギャラリー開催

中日信用金庫(名古屋市、冨田勝理事長)は10月24日まで、地元の芸術家の作品を展示する「第38回ちゅうしんアートギャラリー」を開催している。 若い芸術家の応援を目的に、名古屋芸術大学の学生や卒業生に作品発表の場を提供。現在3人の

しずおかFGと山梨中央銀、環境エリアが自然共生サイトに 地域金融機関で初

しずおかフィナンシャルグループ(FG)と山梨中央銀行は9月16日、環境活動に関わるエリアが環境省の「自然共生サイト」に認定されたと発表した。静岡市にある本部タワー敷地内の樹林地と、山梨県中央市の環境活動を行う里山がそれぞれ認められ

三十三銀と百五銀、集中豪雨で特別融資

三十三銀行と百五銀行は、9月12日に三重県四日市市を中心に発生した集中豪雨被害に対応する特別融資の取り扱いを開始した。 三十三銀は9月16日、資金繰りの相談などに応えるため、相談窓口を設置し、特別融資の取り扱いを始めた。事業者向

静岡中央銀、定期預金で地域活性化 商店街商品券を贈呈

静岡中央銀行は9月22日~11月28日、静岡県伊東市内の地域経済活性化を目的とした「しずちゅう 伊東オレンジ定期預金」を伊東支店で取り扱う。応募上限は総額2億円に設定。 同行は2007年12月から、静岡県・神奈川県の21地区26

北陸銀、JBICと業務協定 海外モニタリングで

北陸銀行は9月16日、本店で国際協力銀行(JBIC)と、海外事業モニタリングに関する業務協力協定を締結した。北陸地区の地域銀行で初。両行が協調融資する海外プロジェクトについて、JBICが現地企業などを定期的に視察し、その情報を北陸

協定を結ぶ(左から)橋山専務と庵会長(9月16日、北陸銀本店)
半田信金、絵手紙コンクールで表彰式 作品の一部はカレンダーに

半田信用金庫(愛知県、古田明典理事長)は9月13日、本店でキッズ絵手紙コンクール表彰式を開いた。『ごんぎつね』などで知られる地元・半田市出身の児童文学作家「新美南吉」の作品をテーマに、指定のはがきにオリジナルイラストを描いて応募す

古田理事長やイメージキャラクターの「だし太郎」(左端)「まつりちゃん」(右端)と記念撮影する入賞者(9月13日、半田信金本店)
日本公庫津支店、高校生に起業の出前授業 ビジネスプランをアドバイス

日本政策金融公庫津支店は9月12日、津西高等学校で起業に興味を持つ高校2年生を対象に出張授業を行った。同校では、4月から毎週1回「総合的な学習(探求)の時間」で、資金計画やビジネスプランの検討方法などを伝えてきた。日本公庫津支店で

高校生がビジネスプランを発表した(9月12日、津西高校)
枚方信金、総代が復興支援で能登訪問 2信金と2市町に寄付

枚方信用金庫(大阪府、大川洋司理事長)は9月12、13日、総代23人が能登半島地震の復興支援で石川県の能登地区を訪問した。被災地訪問や地震体験談の聴講に加え、買い物を通じて地元事業者を応援した。また、のと共栄信用金庫(鰀目孝和理事

2信金と2市町に寄付した。(左から)鈴木会長、吉野会長、田代理事長(9月12日、七尾市内、のと共栄信金提供)
愛知県信保協、女性創業者交流会を開催 カフェ代表がエピソード披露

愛知県信用保証協会(石原君雄理事長)は9月12日、飲食店の創業を検討する女性や、創業間もない女性を対象に、創業者交流会を開いた。今回で7回目。初のナイトイベントとして、18時から名古屋市内のカフェで行われた。 カフェの代表者・黒

女性創業者が夜のカフェで交流(9月12日、名古屋市)
おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長

濱詰 健二氏(はまづめ・けんじ=小浜信用金庫理事長) 9月13日、急性大動脈解離のため福井県小浜市内の病院で死去。61歳。 通夜は9月17日18時30分から、葬儀は同18日10時から、ともに濱詰家と小浜信金の合同葬として小浜市駅

愛知信金、新興企業のバスケ大会支援 優勝チームに賞品も

愛知信用金庫(名古屋市、本多英明理事長)は9月15日、バスケットボール大会「第4回3x3高校生バスケトーナメントMARVELOUS∞(エイト)」の開催を支援した。大会への協賛のほか、優勝チームに賞品を贈呈した。 大会は1チーム3

バスケトーナメントでは白熱した試合が展開された(9月15日、久屋大通公園)

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