東海・北陸

羽ばたく新人へ私の仕事秘話(4) 仮説立てて改善へ導く 愛知銀江南支店 山口遥加 さん

「自分で考えた仮説で企業から選ばれたときにやりがいを感じる」。企業のニーズに合った最適なソリューションの提供に全力を注ぐのは、愛知銀行江南支店の山口遥加渉外主任(2016年入行、30歳)。担当する法人先は約60先で、一日6先以上訪

顧客と定期的にアポイントを入れ、信頼関係を構築する山口主任(4月18日)
静岡銀、マネーフォワードプライベートバンクと提携

静岡銀行は4月26日、マネーフォワードプライベートバンクと業務提携したと発表。超富裕層向けサービスを強化する。締結日は同25日。 同社は、マネーフォワードとPrivateBANKが合弁会社として2024年2月に設立。資産10億円

北国FHD、取締役会議長候補に宇田氏 ガバナンス高度化で

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は、4月26日の取締役会で、取締役会議長候補者に社外取締役監査等委員の宇田左近氏(68)を内定した。6月14日予定の定時株主総会で定款変更した後、同日の取締役会で正式に選任する。 従来

富山第一銀、3月期業績予想を上方修正

富山第一銀行は4月26日、2024年3月期通期の連結業績予想を修正した。経常利益は92億円、当期純利益は53億円に上方修正。従来予想はそれぞれ80億円、50億円。 個別業績予想で、有価証券関係損益の増加が当初予想を上回る見込みと

富山第一銀、2年連続で全従業員の賃上げ

富山第一銀行は7月から、嘱託社員やパート社員を含む全従業員の賃上げを実施する。2年連続の実施で、対象は約700人。ベースアップや初任給の引き上げ、賞与の増額支給により平均賃上げ率は約8.46%になる。人的資本への投資を積極的に行い

東春信金、小牧市の企業支援策説明会、金融機関職員ら47人参加

東春信用金庫(愛知県、鈴木義久理事長)は4月26日、本店で地元・小牧市の企業支援メニューの説明会を開催した。大手行や地域銀行、信金、損害保険会社などの職員や税理士ら47人が参加した。 鈴木理事長は開会にあたり「小牧市の企業支援メ

開会挨拶をする鈴木理事長(4月26日、東春信金本店「とうしゅんホール」)
蒲郡信金、理事長に岡本常務、13年ぶりトップ交代

蒲郡信用金庫(愛知県)は4月26日、25日の理事会で岡本聡哉常務(57)が理事長に就任する人事を決めたと発表した。竹田知史理事長(70)は会長に就く。就任日は、通常総代会の開催予定日である6月18日。理事長交代は13年ぶり。 岡

北国FHD、地震で14億円引当も増収増益 政策株売却益は82億円

北国フィナンシャルホールディングス(FHD)が4月26日に公表した2024年3月期決算は、純利益が前年同期比3.5%増の90億5500万円となった。米国金利の上昇による外貨調達コストの増加や、能登半島地震の対応で14億円の追加引き

能登半島地震の決算への影響を説明する杖村社長(4月26日、北国FHD本店)
金融列島 NEWS 東海、バスケ躍進に信金の力

本拠地を置く男子プロバスケットボールチームが、全国最多の4チームある愛知県。B1リーグで、愛知県豊橋市など県東部の東三河地区と静岡県遠州地域を基盤とする「三遠ネオフェニックス」が4月10日、中地区で初優勝を決めた。チャンピオンシッ

金融列島 NEWS 北陸、新幹線延伸が結んだ縁

北陸新幹線の金沢―敦賀間が3月16日に延伸し、首都圏などから福井県内へのアクセスが格段に向上した。JR西日本によると、4月15日まで1カ月間の金沢―福井間の利用は72万3千人で、在来線特急だった前年同期より26%増加。コロナ禍前の

三島信金 全国初、観光型ふるさと納税 市外からの関係人口増加に

三島信用金庫(静岡県、高嶋正芳理事長)は、沼津市でふるさと納税の仕組みを活用した地域活性化に取り組む。飲食・レジャーなどのサービス専門の現地寄付型システム「ふるさとGO」を周知し、市外からの観光客の利用と住民税の増収につなげる。

利用額を入力することで寄付額が算出される(4月25日、すし処古川)
いちい信金、「マナー」と「マネー」研修 取引先の若手社員33人受講

いちい信用金庫(愛知県、川口敏男理事長)は4月25日、本店で取引先の若手社員向けセミナーを開催した。33人が受講した。 受講者は、同信金と「福利厚生パートナー契約」を締結している企業に勤める入社1~3年目の社員と人事担当者。鈴木

若手社会人向けにおじぎの手順を実践するいちい信金職員(4月25日、いちい信金本店)
福井銀と福邦銀、新入職員が初の合同研修 認知症サポーター養成講座も

福井銀行と福邦銀行は4月1日〜5月10日に、初の合同新入職員研修を行っている。2026年5月を目標とする両行の合併に向けた取り組み。4月25日には、福井銀の41人と福邦銀の8人の計49人が、認知症サポーター養成講座を合同で受講した

研修で高齢者役(右)に話しかける新入職員たち(4月25日、福井銀本店)
ほくほくFG、純利益を上方修正

ほくほくフィナンシャルグループ(FG)は4月25日、2024年3月期通期連結業績予想を230億円に上方修正した。従来予想は170億円だった。 傘下の北陸銀行と北海道銀行で、貸出金利息や役務取引等利益が好調に推移したことや、過去の

静岡中央銀、社長に小森常務 清野氏は会長

静岡中央銀行は、4月24日の取締役会で小森博史常務(61)が社長に昇格することを決めた。清野眞司社長(73)は代表権のある会長に就く。6月27日の定時株主総会で正式に選任する。 清野氏は、三和銀行(現三菱UFJ銀行)出身で、ダイ

いちい信金、園児51人がホタル幼虫放流 早くも「夏支度」

早くも「夏支度」の知らせが届いた。いちい信用金庫(愛知県、川口敏男理事長)が4月24日、本店南側にある「ホタルの庭」で開いたホタル幼虫の放流会。 会には、ふたば保育園の園児51人が参加した。「ホタルの庭」の設立過程やホタルが成虫

「ホタルの庭」で幼虫を放流する園児たち(4月24日、いちい信金本店)
大垣共立銀、頭取に林常務 5年ぶりトップ交代 事業会社の経験生かす

大垣共立銀行は4月24日の取締役会で、林敬治常務(64)が頭取に就任する人事を決めた。就任日は6月の株主総会で正式決定する。境敏幸頭取(67)は会長に就く。頭取交代は5年ぶり。 交代の背景について境頭取は会見で、2024年度から

握手する林敬治常務(左)と境敏幸頭取(4月24日)
岐阜県信農連、優績JAを表彰 農業融資や年金振り込みで

岐阜県信用農業協同組合連合会(渡邉茂典理事長)は4月23日、岐阜市のJA会館で 「JAバンク優績表彰授与式」を開いた。農業融資や年金振り込みなどの推進で優秀な成績を収めた県内JAを表彰し、2023年度の取り組みをたたえた。 参加

櫻井会長(右)から表彰状を受け取るJAめぐみのの山内清久組合長(4月23日、JA会館)
中日信金、経営者向けセミナー開催 元デンソー社員が指南

中日信用金庫(名古屋市、冨田勝理事長)は4月23日、取引先の経営者・管理者を対象にしたセミナーを初めて開いた。元デンソー社員の講師が、約20人の参加者に経営の基礎知識や経営事例を説明した。計3回の講義で経営知識を指南するもので、人

講義でVUCAの各要素を説明する鈴木代表(4月23日、中日信金本店)
愛知銀、行内カンパニーが課題解決、横断型専門チームで提案高度化

愛知銀行は、コンサルティング支援を強みとする行内カンパニー「栄町コンサルティング」を基点に複合的な課題解決に取り組んでいる。案件に応じて各支援部署の人員で横断的にチームを組成し、多角的な視点で提案。取引先企業に専門性をPRでき、相

栄町コンサルティングでは、部署横断型の専門チームで各案件の課題や解決策を話し合っている(同行提供)
沼津信金、吉本興業とお笑い研修 4年間で新人100人超が受講

沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)は4月22日、沼津ラクーンよしもと劇場で吉本興業とコラボレーションした「漫才研修」を実施。新人職員15人がネタを披露した。 同研修は今回で4年目。経験した新人は100人を超える。講師として、

実際に芸人が立つ舞台でネタを披露した(4月22日、沼津ラクーンよしもと劇場)
静岡県内7機関、企業の脱炭素へ連携 同一の可視化ツール提供

静岡、スルガ、清水の3地方銀行と静清、浜松いわた、三島、島田掛川の4信用金庫は、地元企業の脱炭素化へ連携を深める。同一の温室効果ガス(GHG)算定ツールの利用促進を図り、カーボンニュートラル移行を促していく。4月22日に静岡県産業

信金中金静岡支店、静岡市から紺綬褒章 2事業支援に貢献

信金中央金庫静岡支店は4月22日、静岡市への企業版ふるさと納税を活用した寄付「SCBふるさと応援団」において同市から紺綬褒章伝達を受けた。同市の「高度人材活用及びDX(デジタルトランスフォーメーション)推進による地域活性化事業」を

伝達式に参加した(左から)佐藤・静清信金理事長、難波喬司・静岡市長、信金中金・高木恵証支店長、田形・しずおか焼津信金・理事長(4月22日、静岡市役所)
福井銀グループ調査、BCP策定企業は21%止まり ニーズあるもコスト課題

福井銀行とグループ会社の福井キャピタル&コンサルティング(C&C)が4月22日に発表した「企業の事業継続計画(BCP) に対する意識調査」の結果から、福井県内の大部分の企業が地震などの自然災害リスクを想定しているもののBC

北陸地区地域銀、ATMコーナーの現金封筒終了 紙資源削減へ

北陸地区の地域銀行で、ATMコーナーの現金封筒設置を終了する動きが広がっている。富山第一銀行は4月22日、店内とATMコーナーの現金封筒設置を5月10日に終了すると発表した。これにより、全6地域銀が現金封筒の設置をやめることになっ

興能信金、営業店の8割に昼休業 復興局面で負担軽減

興能信用金庫(石川県、田代克弘理事長)は、6月3日から本店営業部を含む8部店で新たに1時間の昼休業を導入する。これで、能登半島地震の影響で窓口営業休止中の1カ店を除く全20カ店のうち8割にあたる16カ店に昼休業が広がった。震災から

羽ばたく新人へ私の仕事秘話(3) 共通点見いだし〝親近感〟演出 浜松いわた信金 本町・瓜内支店 大鷲裕子 さん

「お客さま一人一人に合った提案を心がけている」と話すのは、浜松いわた信用金庫本町・瓜内支店の大鷲裕子さん(入庫9年目、30歳)。静岡県湖西市出身で、父親が信金に勤めていることから身近に感じていた信金に入庫した。鷲津支店を経て、20

「毎朝、新聞などでトレンドチェックは欠かせない」と話す大鷲さん(3月18日)
名古屋市信保協、経営理念の浸透に注力 「自分事」へ全員研修

「職員のぶれない柱として、今こそ経営理念の重要性を伝える」――。名古屋市信用保証協会の宮村喜明会長はそう強調する。同信保協は働きがいの向上へ経営理念の浸透に注力。2024年度から、全職員を対象に理念を自分事として捉える研修を定例化

研修の冒頭では、宮村会長が経営理念を自分事化する重要性について説明した(名古屋市信保協提供)
日本公庫津支店、津西高校で講座 ビジネスプラン応募へ指南

日本政策金融公庫津支店は4月19日、三重県立津西高等学校でビジネスプランの講座を実施。2024年度の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」への応募に関心がある生徒12人が受講した。 同支店から、三重大学卒業の大山航平さんが講師とし

講師として登壇した日本公庫津支店の大山さん(4月19日、津西高校で)
愛知県信金協会、新会長に岡崎信金の田中理事長が就任 

愛知県信用金庫協会は、4月19日の理事長会で新会長に田中秀明・岡崎信用金庫理事長(65)が就任することを内定した。5月15日開催の通常総会で正式に決定する。任期は2026年5月の通常総会まで。現会長の近藤実・西尾信用金庫会長は、1

愛知県信金協会の会長に就任する岡崎信金の田中理事長

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