スルガ銀、静岡大と遺贈で連携

2023.04.28 19:38
相続
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握手する戸谷取締役(左)と日詰学長。(4月28日、同大学長応接室)
握手する戸谷取締役(左)と日詰学長。(4月28日、同大学長応接室)

スルガ銀行は4月28日、静岡大学と「遺言を活用した遺贈に関する協定」を締結した。高齢者の未来世代に対する社会貢献意欲を実現させる支援を行う。


同行が寄付したい高齢者などの遺言書作成をサポートし、公正証書遺言の作成・保管などを行う。遺言者が亡くなった後、遺言書の内容に基づき、大学へ寄付するための遺言執行を実施する。


静岡大学の日詰一幸学長は「この協定をきっかけに市民が大学運営に力を貸していただければありがたい」と話した。スルガ銀の戸谷友樹取締役は「当行にもOB・OGが多く入行している。少しでも地元に貢献できればと考えている」と強調した。


同行は2015年から遺言代用信託など、信託業務を積極化しており、遺贈に関する協定は三島市、沼津市、日本赤十字社静岡県支部に次いで4件目の締結となった。

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