スルガ銀、三嶋大社神職にカスハラ講習
2025.08.01 17:26
「寺社でもカスハラ対応が必要です」。スルガ銀行は8月1日、三嶋大社神職に対してカスタマーハラスメント対応セミナーを開いた。神社特有の不当要求を考慮して、独自に作成した教材をもとに2部制で実施。2026年10月施行予定の改正労働施策総合推進法でカスハラ対策が義務化されたことを受けてのもの。
向山勝浩・コンプライアンス統括部内部通報等対応室長を講師に参拝者、観光客、近隣住民などからの「職員の対応の悪さ」「マナーの悪い参拝者」などのクレーム事例について、①傾聴と共感②謝罪と感謝ーーの重要性を説いた。クレーム対応の悪さから不当要求・カスハラに発展する可能性についてもレクチャー。さらに対応した職員への組織的なケアの重要性も示した。
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