結城信金、120周年で観光案内板 市街地活性化を支援
2022.05.26 18:20
結城信用金庫(茨城県、石塚清博理事長)は5月26日、創立120周年を記念して本店前に地元結城市の観光案内板を設置した。コロナ下で自宅から近距離で旅行・観光を行う「マイクロツーリズム」が脚光を浴びるなか、観光振興や地域活性化に貢献する。
当日実施した除幕式には、結城市の小林栄市長、結城商工会議所の奥澤武治会頭、信金中央金庫の佐々木英樹常務、茨城県信用金庫協会の塙由博会長(水戸信用金庫理事長)らが出席。小林市長は「120年という長い歴史の中で結城信金は地域経済の発展に様々な形で尽力してきた」と称えた。
結城信金、市、商議所の3者で連携して策定した「古民家・空き家店舗再生活用事業」は2021年2月、信金中金の企業版ふるさと納税を活用した地方創生支援事業「SCBふるさと応援団」に採択され、寄付金1000万円が市街地活性化の事業資金として活用されている。今回の観光案内板も市街地活性化につながる地域貢献策として120周年の節目に設置を決めた。
石塚理事長は「当金庫の経営理念である『地元と共に心は一つ』の精神を忘れることなく、今後も地域とともに歩んでいきたい」と語った。
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