鹿児島銀、住宅融資など18歳対応 カードローンは対象外

2022.03.10 19:16
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鹿児島銀行は4月1日、住宅ローンや投資信託など一部商品の契約可能年齢を引き下げる。成年年齢を18歳とする民法改正を受け、契約できる年齢要件を見直す。


融資商品は資金使途が明確な目的別ローンに絞る。18歳から可能にするのは住宅や賃貸マンション、リフォーム、マイカー、教育関連のローン商品5種類。資金使途を定めないカードローンやフリーローンは引き下げず、20歳以上を維持する。


預かり資産では投信や生命保険商品、外貨預金など。銀行本体で参入している信託業務では遺言代用信託や暦年贈与型信託、代理人指定信託を対象にする。総合口座や当座預金も開設できるように見直す。


成年年齢を規定する改正民法は4月1日に施行される。成年年齢の引き下げへの対応は銀行界では三菱UFJ銀行が既に公表している。

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