都銀と地域銀、国債運用の姿勢に差 政策金利見通しで〝違い〟

2024.12.05 04:50
有価証券運用 債券市場 調査・統計
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
金融機関の業態間で、国債運用のスタンスの違いが鮮明になっている。日本銀行の統計によると、都市銀行の9月末の国債保有残高は50兆6000億円と前年同月比24%減少した。一方、地域銀行は同36%増の20兆7000億円に膨らんだ。収益構造や日銀の政策金利見通しの差異が保有残高の動きに表れてきている。
都銀の同残高は、この1年で15兆8000億...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日銀・中川委員、米関税政策動向「高い緊張感」で注視
2%への覚悟(下)苦境に立つ「生命線」 真のリスクテイカー 出番
日銀、国債購入減額「中間評価」で市場意見聴取 5月に関係会合開催
個人の物価観、1年前から「上がった」96%超 見通しも一段高 日銀調査

関連キーワード

有価証券運用 債券市場 調査・統計

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)