九州労金、本店ビルをグランドオープン 各フロアに植栽設置
2023.11.06 12:54
九州労働金庫(山本新彦理事長)は11月6日、福岡市内に本店ビルをグランドオープンした。白を基調にし、「透明性・健全性」「交流・多様性」「地域・自然との調和」がデザインのコンセプト。建物前面に前庭を新設して、各フロアに植栽を設置。近隣の大濠公園など緑の景観をつなげる。
1978年建築の旧本店ビルの老朽化と耐震基準未達のため、21年2月に着工。旧本店ビル裏のホールや駐車場に新本店ビルを建築し、22年7月に完成した。旧本店ビルの解体、地下駐車場などを整備後、23年10月に工事が完了した。
新本店ビルは、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造で地下1階地上10階建。1階柱頭免震構造で、延床面積1万746.90平方メートル。
竣工式で山本理事長は「本日を新たな出発点にし、九州労金の理念と労金運動の原点に立ち返って、役職員一同改めて奮闘・努力していきたい」とあいさつした。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%