東京三協信金、新本店ビル竣工式 シェアオフィス備える
2023.11.02 19:52.webp)
東京三協信用金庫(東京都、中島久喜理事長)は11月2日、旧本店ビル跡地に建て替えた新本店ビルの竣工式を開いた。東京都新宿区の吉住健一区長、東京都信用金庫協会の澁谷哲一会長、都内6信用金庫(さわやか、亀有、西武、昭和、青梅、多摩)の理事長ら、関係企業など54人が参加。ビルの内覧、式典や懇親を開いた。
旧本店ビルは老朽化(1970年築)で取り壊し、2025年の創業100周年に向けて20年10月に着工。今回の竣工(しゅんこう)に伴い新宿支店に置いていた仮本部、唐橋ビル(新宿区)入居の仮本店は、11月13日から順次新ビルに戻し、12月11日にグランドオープンする。
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新ビルは鉄骨造り地上9階地下2階建て。敷地638.73平方メートル、延べ床4319.34平方メートル。1階が本店、2階が大会議室、多目的室、応接室、3階が事務部、総合企画部、4階が監査部、融資部、業務部、5階に総務部、会議室、応接室。6~8階は新宿区との協定に基づきシェアオフィス「THE HUB高田馬場」(90室)として、創業者向けに貸し出す。
大災害時の事業継続計画強化に向けて、非常用発電機、太陽光蓄電池、マンホールトイレ、防災備蓄倉庫などを備える。二酸化炭素排出量を抑えるガラス、照明、ブラインドなども導入し、建物の省エネルギー性能は、BELS(ベルス)評価書の五つ星評価となっている。
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式典で東京三協信金の中島理事長は、「高田馬場で地元や企業との縁をつなぎ、ランドマークとしての存在になれるように気持ちを新たにしたい」と挨拶した。
新ビルの住所は東京都新宿区高田馬場2の17の3。