九州・沖縄

九州FG子会社、学校向けDX支援拡大 システム導入10県増へ

九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の九州デジタルソリューションズ(KDS)は、学校徴収金や給食費の管理を効率化する会計システムで教育現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む。2023年度に熊本県の全県立学校68

会計システムを操作する事務室の職員(8月19日、熊本工業高校)
宮崎第一信金、営業の高度化実現 「しんきんDB」軸に

宮崎第一信用金庫(宮崎市、落合眞一理事長)は、信金中央金庫のビッグデータ利用基盤「しんきんDB」を軸に営業活動を高度化・効率化している。DB利用にたけた職員は、フリーローンの年間目標2500万円に対し、2025年度上期だけで300

たかしん5、初の実務者研修 融資部長ら集結

地元で「たかしん」の愛称で親しまれる全国5信用金庫(高崎、高岡、高山、高松、高鍋=たかしん5(ファイブ))は9月19日、「たかしん5 本部担当者実務者研修」を信金中央金庫本店で初めて開いた。先進的な取り組みを共有し、意見交換を経て

意見交換する参加者(9月19日、信金中金本店)
ふくおかFG 、製造業専門のコンサルと資本提携

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は9月19日、製造業向けコンサルティング専門のオーツー・パートナーズ(O2P社、東京都)と資本業務提携を結んだことを明らかにした。提携を機に、九州地区の中堅製造業者を対象とした工場建設や商材開

筑邦銀、農業の情報交換会開く 事業承継事例など紹介

筑邦銀行が設立し、事務局を務める「筑後アグリネットワーク」は9月19日、第2回情報交換会を本店で開いた。双日九州(福岡市)による事例紹介や、農業の事業承継に関する講演などが行われた。 同ネットワークは2025年2月に設立。構成員

コメ生産に関する討論が行われた第2回情報交換会(9月19日、筑邦銀本店)
金融列島 NEWS 九州、〝前代未聞〟の中途解約

「定期預金を中途解約したいと言われ、渋々応じましたよ」と語るのは九州地区の信金理事長。連絡の主は、なんと同信金が公金事務を担う自治体から。〝前代未聞〟ともいうべき公金預金の中途解約に、困惑の表情を浮かべる。 自治体の真意を察する

鹿児島銀、一部店舗で貸金庫終了 取り扱い16カ店に半減

鹿児島銀行は、「貸金庫サービス」を取り扱う32カ店のうち、半分の16カ店で同サービスを終了する。該当店舗では9月18日で新規受け付けを終了。2026年6月30日で取り扱いを終える。 専用の貸金庫室がなく支店の金庫を利用などする「

肥後銀・北洋銀、半導体支援連携で覚書 TSMCやラピダスの進出受け

肥後銀行と北洋銀行は9月17日、熊本県と北海道で進む半導体関連企業の集積と地域課題に対応するため、連携・協力の覚書を結んだ。肥後銀の半導体クラスター推進室と北洋銀の成長戦略企画室が中心となって協力していく。 両行が本店を置く熊本

日本郵便九州支社、元郵便局長が1657万円を横領

日本郵便九州支社は9月17日、真玉郵便局(大分県豊後高田市)の元局長が知人から預かった現金や郵便局の資金、計1657万円を横領していたと発表した。 元局長は2020年3月~25年2月、勤務時間外に局外で知人から預かった現金を受入

鹿児島銀、屋台でPayどん活用 サントリーと一緒に応援

鹿児島銀行のキャッシュレスアプリ「Payどん」は、サントリー南九州支店と連携して、地元の新名所となりつつある「かごしまリヤカー屋台」の応援キャンペーンを展開する。 サントリーが予算を拠出し、20%のプレミアムポイントが上乗せされ

大分財務事務所、支援機関と事業者支援説明会 16金融機関・46人が参加

九州財務局大分財務事務所は9月16日、4支援機関と共同で「地域の事業者支援説明会」を大分市内で開いた。県内に拠点を置く16金融機関、営業店職員など46人が参加。支援機関の取り組みへ理解を深めてもらい、積極的な活用を促していく。

早めの経営支援の重要性を伝える松田氏(9月16日、大分市)
宮崎第一信金、11月に3店舗の営業終了

宮崎第一信用金庫(宮崎市、落合眞一理事長)は9月16日、経営の合理化と効率化を目的に3カ店を統廃合すると発表した。11月21日に営業終了するのは高崎支店(都城市)と高城支店(同)、木花支店(宮崎市)。高崎支店と高城支店の業務は沖水

宮崎県信金協、女子バレー大会開催 3信金が総当たり戦

宮崎県信用金庫協会(近藤真司会長=高鍋信用金庫理事長)は9月13日、高鍋町体育館で「県内信用金庫女子バレーボール大会」を開催した。宮崎第一、延岡、高鍋の3信金から若手女子職員が参加。3チームが総当たり戦を行い、高鍋信金が2連勝して

熊本銀大矢野支店・松島支店、〝天草船主〟支え貸出伸長 渉外の知見高め人脈拡大

熊本銀行大矢野支店・松島支店(満尾優一支店長=行員7人うち渉外3人。スタッフ3人)は、「天草船主」と呼ばれる内航海運事業者など海運関連業者を支える融資に注力する。渉外担当者の海運に関する知見を高めるほか、船主の会合に積極的に出席し

取引先の船の写真が飾られた部屋で話し合う満尾支店長(右)と松村崇史課長代理(9月3日、熊本銀大矢野支店・松島支店)
鹿児島銀、障がい者雇用率が上昇 外部と採用・定着で連携

鹿児島銀行は継続的な障がい者雇用の強化に取り組んでいる。公的機関との連携により採用や定着の促進を図ったことが奏功し、2024年度の障がい者雇用率は2.6%に上昇した(23年度は1.85%)。法定雇用率を0.1ポイント上回り、障害者

ふくおかFG、観光地の集客に資金補助 1事業200万円上限に

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は9月12日、観光地の集客活動など地域振興に取り組む企業を支援するファンドの新設を発表した。ファンドの名称は「九州リブランディングファンド2025~2026」。ファンド総額は2000万円で、1

豊和銀別府支店、宿泊業向け商品の説明会 温度管理システムを体験

豊和銀行別府支店(執行役員渡邉寛支店長)は9月12日、「取扱商品説明会」を開いた。別府市内と湯布院支店の行員約30人が参加。店舗周辺が観光地である地域性を踏まえ、宿泊業の業務効率化に資する商品を体験型で学んだ。 「取扱商品説明会

「温度管理システム」の仕組みを紹介する一丸社長(9月12日、別府支店)
日銀福岡支店、景気判断据え置き 関税交渉進展で「先行きの不安和らぐ」

日本銀行福岡支店は9月12日、9月の九州・沖縄の金融経済概況を発表した。景気の全体感は「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」と、18カ月連続で判断を据え置き。各論でも基調判断を据え置いた。会見で佐久田健司支店長は日

自動車輸出の動向などを説明する佐久田支店長(9月12日、日銀福岡支店)
九州FG、AI統括室新設 グループ全体の戦略策定

九州フィナンシャルグループ(FG)は10月1日、グループ全体のAI(人工知能)戦略統括、ガバナンス整備を担う「AI統括室」を新設する。 AI統括室はデジタルイノベーション部内に新設する。AIに関する基本方針や戦略を策定し、グルー

佐賀県信組協、障がい児家族を支援 「ケアマミ」に7万円寄付

佐賀県信用組合協会(芹田泉会長=佐賀東信用組合理事長)は9月12日、障がい児を育てる家族支援の団体「ケアマミ」(佐賀市)に7万8375円を寄付した。信組業界が取り扱う「ピーターパンカード」の利用額の一部を寄付に充てた。 佐賀東信

山下代表に目録を手渡す田中監事(左、9月12日、佐賀東信組本店)
鹿児島銀、本部組織を改編 AI推進体制強化

鹿児島銀行は10月1日付で本部組織の一部を改編する。デジタル統括部にある「データ活用推進グループ」を「AIソリューショングループ」に名称変更し、業務プロセス改革や戦略的なAI(人工知能)活用を進める体制を整える。 近年、金融機関

福岡信金、福岡市社協に米贈呈

福岡信用金庫(福岡市、野見山幸弘理事長)は9月11日、福岡市社会福祉協議会に米や菓子など食料品を寄付した。福岡市市民福祉プラザで贈呈式を開き、野見山理事長自ら米を社協職員に手渡した。 福岡市社協は、市内の子ども食堂へ食料品を寄贈

食料品を手渡す野見山理事長(左、9月11日、福岡市市民福祉プラザ、福岡信金提供)
豊和銀、NPO団体に助成金贈呈 累計交付先70団体に

豊和銀行は9月11日、本店でNPO団体5先へ助成金を贈呈した。2008年度に始めた「NPO団体への助成金制度」の一環で、大分県内の教育・福祉活動の発展に役立てる。今回で、交付先は70団体となった。 25年度は、県内18団体から応

NPO団体へ助成金を贈呈する権藤頭取(左、9月11日、本店)
筑後信金、大学生と地元企業結ぶ 自治体広報誌の制作通じ

筑後信用金庫(福岡県、丸山裕一理事長)は、福岡県うきは市の広報誌制作の一部を受託し、地元企業と大学生の接点構築に取り組んでいる。学生が企業を取材して広報誌に記事を掲載するもので、2018年度から続けている。 市内事業所の魅力発信

堤木材の社員(右)から工場の説明を聞く学生ら(8月20日、堤木材)
みんな銀、スキマバイトにBaaS提供 スムーズな給振り目指す

みんなの銀行は9月11日、人材サービスのワールドホールディングス傘下でスキマバイトサービスを手がけるワールドスタッフィング(福岡市)と「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結したと発表した。振込API(データ連携の接続仕

肥後銀、営統をマーケティング部に 顧客ニーズ重視の姿勢示す

肥後銀行は10月1日、営業統括部を「マーケティング部」に改称するなど本部組織の一部を改定する。銀行の営業推進部署が“マーケティング”を冠するのは珍しく、組織名を変更することで顧客ニーズに寄り添った営業姿勢を内外に示す。部内にマーケ

たちばな信金北支店、収益物件の需要に対応 スピードで実績積み上げ

たちばな信用金庫北支店(田中智幸支店長=職員10人うち営業3人)は、半導体工場の新設による人口増加で高まる収益物件の需要に対し、スピードを重視した融資に尽力する。相談を受けてから1週間以内の回答を意識し、2024年度は数億円規模の

中川建設の中川代表(右)と情報交換する前田次長(左)と田中支店長(8月21日、中川建設大村店)
大分銀、「企業版ふる納」仲介 自治体との“出会い”創出

大分銀行は「企業版ふるさと納税」の仲介に力を入れる。自治体に貢献したいという取引先の思いを形にするためサポート。寄付を通じ、自治体と取引先との“出会いの場”を作るパイプ役を担う。2025年8月末時点で、27件のマッチングを支援した

「企業版ふるさと納税」へ理解を深めてもらうプロジェクト集
沖縄海邦銀、スマイル基金設立 貧困解消と金融リテラシー向上へ

沖縄海邦銀行は9月5日、社会課題解決に向けて一般財団法人「かいぎんスマイル基金」を設立したと発表した。同行営業店と連携し、沖縄県の貧困の解消や金融リテラシー向上につなげる。設立日は8月8日。 同基金を通じて、毎年1月頃に貧困解消

鹿児島銀の商業施設でのど自慢大会、南日本銀チームが参加

鹿児島銀行が運営する同行本店ビル内の完全キャッシュレス商業施設「よかど鹿児島」は9月7日、チーム対抗のど自慢大会2025を開催した。同施設から地域の活性化を目指す取り組みで、同行のキャッシュレスアプリの「Payどんプレゼンツ 地元

南日本銀のチームはディズニー映画アラジンをモチーフにした演技を披露(9月7日、よかど鹿児島)

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