北海道・東北

秋田・山形県内金融機関 相談窓口設置とローン商品取り扱い 7月25日の豪雨災害で

秋田県と山形県内の金融機関は7月26日、豪雨災害にかかる相談窓口を設置した。7月25日に両県で発生した集中豪雨の復旧支援策として、法個人から融資の申し込みや返済に関する相談を受け付ける。 設置したのは、秋田銀行、北都銀行、荘内銀

東邦銀G、野村証券との業務提携で最終契約 預かり資産1兆円目指す

東邦銀行と、同行子会社のとうほう証券、野村証券は7月26日、金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する最終契約を締結したと発表した。同行と野村証券が2023年8月30日に締結した金融商品仲介業務における包括的業務提携の基本合意

北央信組、渡辺理事長が辞任 職員へのハラスメントで

北央信用組合(札幌市)は7月26日、渡辺欣也理事長の職員へのハラスメント行為によるコンプライアンス違反が発生したと明らかにした。25日に開催した理事会で渡辺理事長は辞任。新理事長に専務の畠山則和氏が就任した。 職員へのハラスメン

金融列島 NEWS 北海道、就職の選択肢の一つに

新卒採用で苦戦する声の広がりを受け、北海道内協同組織金融機関は連携して業界PRに取り組むなど、動きを活発化させている。 信金中金北海道支店と北海道信金協(道内20信金)は2月に「業界WEBセミナー」を開催。学生と各信金役職員が双方

東邦銀、福島大で「地域金融論」講座

東邦銀行は7月25日、福島大学で提供講座「地域金融論」の最終回を開講した。佐藤稔頭取が登壇。経済経営学類の3~4年生ら170人が受講し、「地方銀行経営」をテーマに講義した。 講座は2011年から毎年開講している。コロナ禍に伴い2

自らの経験を踏まえて語り掛ける佐藤頭取(7月25日、福島大)
AIG損保、元大リーガー上原氏が野球指導 小学生29人が参加

AIG損害保険は7月25日、仙台市内で元大リーガーの上原浩治氏(49)による小学生向け野球教室を開いた。同社が特別協賛する野球大会「AIG presents MLB CUP 2024」の関連活動の一つ。 東日本大震災からの復興支

小学生にピッチング指導をする上原氏(7月25日、仙台市内)
ひまわり信金、電気自動車を追加導入 「トヨタ・C+pod」など

ひまわり信用金庫(福島県、上條博英理事長)は7月25日、営業店や本部で使用する営業車として電気自動車5台を導入すると発表した。車種は「三菱・ekクロスEV」1台、「日産・サクラ」1台、「トヨタ・C+pod」3台。二酸化炭素の排出量

導入式ではこれまでの電気自動車も含めて披露された(7月25日、ひまわり信金本店営業部駐車場、ひまわり信金提供)
荘内銀、大雨で遊佐支店を臨時休業 庄内北部に大雨特別警報

荘内銀行は7月25日、大雨の影響により遊佐支店(飽海郡遊佐町)を臨時休業とした。 気象庁は同日、山形県庄内北部に大雨特別警報を発表。低い土地の浸水や河川の増水に最大級の警戒を求めている。このほか山形県内の各所に大雨警報や洪水警報

日銀仙台支店、東北地域の景気 5カ月連続「緩やかに持ち直し」

日本銀行仙台支店は7月24日、東北地区の経済の動きを発表した。東北地区の景気は一部に弱さがみられるものの、全体的には「緩やかに持ち直している」と、5カ月連続で判断を維持した。 公共投資は、資源価格の上昇や人手不足という供給制約の

東北地区の経済の動きを説明する岡山支店長(7月24日、日銀仙台支店)
北洋銀、道内企業の成長支援 展示型商談会を開催

北洋銀行は7月24日、アクセスサッポロで展示型商談会「ものづくりサステナフェア2024」を開催した。ビジネスチャンス創出による道内企業の成長支援が狙い。取引先を中心に製造業やIT企業など159社が出展。約4200人が来場した。

模型をもとにラピダスの新工場について説明を受ける津山頭取(左から4人目、7月24日、アクセスサッポロ)
環境省、デコ活大喜利で表彰、釧路信金が大臣賞に

環境省は7月23日、デコ活アクション大喜利大会の表彰式を省内で開催した。北海道釧路市と釧路町、釧路信用金庫(森村好幸理事長)の3者共同での取り組みがアイデア部門で環境大臣賞を受賞した。 デコ活とは、二酸化炭素を減らす脱炭素(De

メイン化戦略を目指す 坂爪・仙台銀頭取

仙台銀行の頭取に、坂爪敏雄氏(58)が6月20日付で就任した。鈴木隆会長(前頭取)は「人望があり、冷静で視野が広い」ことを評価しバトンを託した。新中期経営計画の運営や、宮城県内で盛り上がる半導体産業の誘致支援などについて聞いた。

坂爪敏雄銀頭取
花巻信金、事業構想プレゼン開く 富士大の起業家育成講義

花巻信用金庫(岩手県、漆沢俊明理事長)は7月22日、富士大学(岩手県花巻市)の学生による「事業構想プレゼンテーション」を実施した。同信金が授業を担当している起業家育成論の最終授業で、6事業案が発表された。 講義は、学生が卒業後に

事業構想をプレゼンする学生(7月22日、富士大)
東北財務局、太田原局長が就任会見 金融仲介機能をモニタリング

東北財務局は7月22日、新たに就任した太田原和房局長(53)が会見を開いた。同氏は「最近5年間は金融庁で東京証券取引所の改革や新NISA導入、金融商品取引法の改正に加えて“資産運用立国”の実現にも取り組み、幅広い業務の中でも金融に

意気込みを語る太田原局長(7月22日、東北財務局)
福島信金、移住・定住相談窓口を設置 HPに専用コーナーも

福島信用金庫(福島県、樋口郁雄理事長)は7月22日、全店に「ふくしん移住・定住相談窓口」を設置した。福島県など地方公共団体が推進する移住・定住の施策をサポートすることが狙い。 窓口では移住・定住希望者に対し、福島県北地域2市3町

ほくほくFG、マリンバの音色が響く ビル完成後初の演奏会

ほくほくフィナンシャルグループ(FG)の北海道銀行と北陸銀行は7月19日、毎年夏に札幌市内のさまざまな公共・民間施設を夜間開放して開かれるまちの文化祭「カルチャーナイト」に参加。同FGの2行が共同活用する「ほくほく札幌ビル」1階の

観客の拍手で盛り上がるコンサート(7月19日、ほくほく札幌ビル)
北都銀、まちづくりプロジェクトに参画 営業店起点のボトムアップ型支援で

北都銀行は、秋田県由利本荘市でのまちづくりプロジェクト参画に力を入れる。大手電子部品メーカーのTDKの社員寮建設を機に、医療施設や教育機関の誘致を計画したもので、同行は事務局として活躍。本荘支店が起点としたボトムアップ型支援で、地

プロジェクト実現に向けた建設の様子(北都銀提供)
北洋銀、プラチナえるぼし取得 北海道内で初

北洋銀行は7月19日、女性活躍推進法に基づく「プラチナえるぼし認定」を北海道で初めて取得(6月)したことを受け、北海道労働局から認定通知書を交付された。。 同認定はえるぼし認定企業がさらに女性の活躍推進に取り組み、その取り組み状

認定通知書を掲げる津山頭取(左)と三富局長(7月19日、北海道労働局)
北海道財務局、加藤局長が着任会見 「本業支援などさらに発展を」

北海道財務局は7月19日、同5日付の人事発令を受け、加藤博紀局長(57)の着任記者会見を開いた。 加藤氏は、札幌市出身。1990年に北海道財務局理財部金融課に入局。大蔵省に異動後は金融庁を中心に、主に金融検査・監督に従事した。「

抱負を述べる加藤局長(7月19日、北海道財務局)
山形信金、得意先係に新端末34台を導入

山形信用金庫(山形県、山口盛雄理事長)は7月18日、得意先係が店内や外訪で使用するウインドウズタブレット(富士通製)を本格導入した。8月7日までに全13カ店で34台を順次、稼働させる。 店内で使うパソコンと外訪用タブレット端末を

研修会で使用方法を指導する堀明彦理事事務管理部長(7月18日、山形信金本部)
三菱HCキャピタル、自分のスマホを使った顔認証開始 福島県玉川村の実証事業で

三菱HCキャピタルは、福島県玉川村で実施している「手ぶらキャッシュレス実証事業」を7月29日から拡大し、個人のスマートフォンを使った顔認証サービスを採り入れる。日立製作所の生体情報暗号化技術を用いて、顔認証による手ぶらでの安心・安

東北財務局の新体制(2024年7月5日時点)

局長 太田原和房(金融庁総合政策局参事官<市場担当>) 総務部長 高田喜康(主計局総務課主計事務管理室長) 理財部長 須田渉(留任) 理財部次長 小山田英行(理財部主計第一課長) 青森財務事務所長 溝下克信(大臣官房会

北海道財務局の新体制(2024年7月5日時点)

局長 加藤博紀(大臣官房付) 金融商品取引所監理官 齋藤和幸(関東財務局財務局監察官) 総務部長 遠藤晃(大臣官房付) 理財部長 大畠大(大臣官房付) 理財部次長 吉沢貢(旭川財務事務所長) 函館財務事務所長 上野浩

札幌中央信組、藤野支店をドラッグストア内に移転開店

札幌中央信用組合(札幌市、泉融和理事長)は7月16日、店舗の老朽化に伴い札幌市南区の藤野支店を約1キロ西のツルハドラッグ藤野店内に移転開店した。ドラッグストア内で営業するのは初めて。 新店舗は、ドラッグストア内の奥に配置。延べ床

福島県信保協、中小企業支援で会議 審査担当者らが出席

福島県信用保証協会(井出孝利会長)は7月16日、コラッセふくしま(福島市)で「福島県中小企業支援ネットワーク会議」を開いた。地域金融機関の審査担当者ら40人以上が出席。同信保協のほか福島財務事務所など公的機関の施策についてレクチャ

冒頭に挨拶する福島県信保協の持地常務(7月16日、コラッセふくしま)
福島銀、新バンキングシステム稼働 クラウドベース勘定系

福島銀行は7月16日、「次世代バンキングシステム」へ移行し、稼働を開始した。SBIグループなどと開発を進めていた地域金融機関向けクラウドベースの勘定系システムで、導入・稼働の第1号となった。 今後、同行はタブレット端末による窓口

七十七銀、小学生向けマネー教室 ケーキの商品化を体験

「ケーキで景気を良くしよう」――。七十七銀行は7月13日、総合進学塾のあすなろ学院との共催で、小学生向けマネー教室を本店で開いた。小学4~6年生の28人が参加。6班に分かれてケーキの新商品を企画するグループワークを行った。 同社

参加した小学生は、ケーキの味やデザインについて積極的に意見を出し合った(7月13日、七十七銀本店)
あぶくま信金、しんきんダイレクト定着へ 研修や営業推進で活用

あぶくま信用金庫(福島県、太田福裕理事長)は、信金中央金庫が提供する対話アプリ「しんきんダイレクト」の定着を進める。業務効率化を目的に、営業活動に必要な資料をオンラインで適時共有。職員育成の手段として浸透しつつあり、今後は顧客対応

研修で講師を担当した信金中金東北支店の木邨弥生さん(右、7月3日、あぶくま信金本店)
空知信金、農家の人手不足解消へ Perma Futureと提携

空知信用金庫(北海道、熊尾憲昭理事長)は7月12日、農家の人手不足解消へPerma Future(静岡県)と業務提携した。同社は、農村滞在を望むテレワーカーや旅行者などと農作業の人手を求める農家のマッチングを支援するスタートアップ

Perma Futureの池田航介社長(左)と握手を交わす熊尾理事長(7月12日、本部)
東邦銀、中堅行員講座を開講 異業種交流ワークショップも

東邦銀行は7月11、12日、「中堅行員(入行4年目)講座」を開講した。福島市の研修センターを会場に、行員26人がキャリアデザインの深掘りやコンプライアンスなど基本事項を再確認。外部の若手職員と合同でSDGs(持続可能な開発目標)ワ

カードゲームでSDGsへの理解を深める受講者(7月12日、東邦銀研修センター)

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