北海道・東北

花巻農協、高校生に出前授業 農業経営とお金教える

花巻農業協同組合(岩手県、髙橋利光組合長)は9月17日、岩手県立遠野緑峰高等学校で農協経営とお金の借り入れについて学んでもらう出前授業を行った。同農協金融担当の若手女性職員が講師を務め、1年生29人に教えた。 生徒たちは5グルー

農業経営の運営方針についてグループごとに話し合う生徒(9月17日、遠野緑峰高校)
肥後銀・北洋銀、半導体支援連携で覚書 TSMCやラピダスの進出受け

肥後銀行と北洋銀行は9月17日、熊本県と北海道で進む半導体関連企業の集積と地域課題に対応するため、連携・協力の覚書を結んだ。肥後銀の半導体クラスター推進室と北洋銀の成長戦略企画室が中心となって協力していく。 両行が本店を置く熊本

七十七銀、鍼灸院グループの全株取得 パートナーズ2号ファンド

七十七銀行は9月16日、七十七パートナーズ第2号ファンドを通じて、鍼灸(しんきゅう)接骨院を展開するげんきやグループ(盛岡市)の全株式を取得したと発表した。同ファンドは同行の投資専門子会社七十七パートナーズが運営し、8月26日に設

世界陸上東京大会が開幕 金融界から8人登録

東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日、国立競技場を舞台に開幕する。金融界からは8人(表)が登録。国内開催は18年ぶり。メダルへの期待が高まる。(選手名は敬称略) 初出場は2人 競歩の矢来と短距離の井戸 金融界では

会場となる国立競技場(9月11日)
山形銀、手形・小切手終了へ

山形銀行は9月12日、2027年3月末で手形・小切手の預金入金と代金取立(手形割引)を終了することを発表した。政府や全国銀行協会が掲げる、26年度末までに電子交換所における手形・小切手の交換枚数をゼロにする全面電子化の目標に呼応し

福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で

福島銀行は9月12日、貸金庫サービスの廃止を発表した。廃止日は、2026年3月31日。利用件数の減少に加え、他金融機関で発生した窃盗事件を受けた管理態勢強化やマネーロンダリング対策のコスト増を勘案し、適正な価格で利便性のあるサービ

荘内銀、インバウンド事業者と協定 ツアーの企画など支援

荘内銀行は9月11日、訪日インバウンド事業を手掛けるウェンディー・ジャパン(東京都、根来勇人社長)と「インバウンド推進による観光振興支援に関する協定」を締結した。同社と地元事業者をマッチングし、訪日観光客向けツアーの企画や観光情報

締結後の撮影に応じる佐藤頭取(左から2人目)ら(9月11日、荘内銀鶴岡営業部)
金融列島 NEWS 東北、「ぬくもり」ある新店舗

東北地区の金融機関で新築された店舗は、地元木材を取り入れることが多い。2024年11月に新築移転したあぶくま信金本店はガラス張りの外装から福島県産の集成材を見えるようにデザイン。26年春にオープンする山形銀新本店も山形県産の木材を

鶴岡信金、鶴岡市と酒田市で経済講演会 

鶴岡信用金庫(山形県、佐藤祐司理事長)は9月11日、鶴岡市内の「グランドエル・サン」で第40回しんきん経済講演会を開いた。野村証券投資情報部の尾畑秀一シニア・ストラテジストが「世界経済と金融市場の展望」をテーマに講演した。 午前

経済の動きを分かりやすく解説する尾畑氏(9月11日、グランドエル・サン)
札幌市、GXファンド25年度内に組成 5億円拠出し出資を誘引

札幌市は9月10日、北海道内のGX(グリーントランスフォーメーション)事業を主な投資対象とする官民ファンド「札幌・北海道GXファンド」(仮称)を2025年度内に組成すると発表した。同市が目指す国際金融センター構想の一環。9月24日

記者会見で説明する札幌市GX推進室の納真悟・国内金融誘致・事業担当部長(左)と田中滋・事業担当課長(9月10日、札幌市役所)
福島信金、舞の海氏が講演 ふくしん会に500人

福島信用金庫(福島市、樋口郁雄理事長)は9月10日、福島市内で取引先組織「ふくしん会」の会員を対象とした講演会を開催した。 講師に招いたのは大相撲解説者の舞の海秀平氏。「小よく大を制す」をテーマに約90分講演。取引先経営者ら50

角界のエピソードなどを披露する舞の海氏(9月10日、エルティ)
札証、ESG債のプロ向け市場開設 再エネ関連2銘柄の上場承認

札幌証券取引所(札幌市、長野実理事長)は9月10日、国内初のESG(環境・社会・ガバナンス)債に特化したプロ投資家向け市場「北海道ESGプロボンドマーケット」を開設し、同日に北海道電力のESG債2銘柄の上場を承認したと発表した。

北洋銀、千歳市と包括協定 企業進出促進などで連携

北洋銀行は9月9日、北海道千歳市と企業進出の促進や地場産業の振興、地域のサステナブルなまちづくり・活性化などを目的に包括連携協定を締結した。 半導体メーカーのラピダス(東京都)が製造拠点を構える千歳市は、同社が地域に与える産業や

協定書を掲げる横田隆一・千歳市長(左)と津山頭取(9月9日、千歳市役所)
北都銀、観光振興プロジェクト始動 インバウンド事業者と連携

北都銀行は9月9日、訪日インバウンド事業を手掛けるウェンディー・ジャパン(東京都)と連携協定を締結した。同社と協業して秋田県内に外国人観光客を呼び込み、地域の消費拡大につなげる。東北地区全体で3年後に10万人のインバウンド客誘致を

締結式に出席した(左から)北都銀の工藤正寛常務執行役員、佐藤敬頭取、ウェンディー・ジャパンの根来勇人代表取締役、藤森博文取締役(9月9日、北都銀本店、北都銀提供)
山形信金、チャリティーゴルフコンペ開催

山形信用金庫(山形県、山口盛雄理事長)は9月8日、山形ゴルフ倶楽部(山辺町)でSDGsチャリティーゴルフコンペを開催した。山口理事長をはじめとする役職員14人と取引先経営者180人の計194人が参加。ゴルフを通じて交流を深めたほか

総代の滝口君雄氏(手前)と山口理事長ら(9月8日、山形ゴルフ倶楽部、山形信金提供)
東邦銀、SDGsアワード表彰式を開催

東邦銀行は9月8日、本店役員会議室で第2回「とうほうSDGsアワード」表彰式を開催した。同アワードは2024年に創設。従業員一人一人のSDGs(持続可能な開発目標)に関する意識変革と自発的な活動拡大などが狙い。 受賞者は、従業員

表彰状と記念品を贈る佐藤頭取(右、9月8日、東邦銀本店)
福島県内18金融機関、サイバーセキュリティ連絡会 官民で管理態勢を再確認

福島県内の18金融機関などが参加し、東邦銀行が事務局を務める「福島県金融機関サイバーセキュリティ情報連絡会」は9月8日、「第10回記念情報交換会」を東邦銀本店で開催した。全22団体から主にシステム部の役席者44人が参加。金融機関と

あいさつする田辺直之常務執行役員(9月8日、東邦銀本店)
岩手銀、女性起業家セミナー リアルな起業ストーリーを聞く

岩手銀行は9月8日、いわて県民情報交流センター アイーナで女性起業家向けセミナー「ビジネスカフェ~リアルな起業ストーリー編」を開催した。起業予定または起業間もない女性17人が参加した。 女性起業家支援に取り組んでいる「PLUS―

リアルな起業ストーリーが披露されたトークセッション(9月8日、いわて県民情報センター アイーナ)
北海道内信組、「しんくみの日週間」で献血など実施

北海道内の信用組合は、9月1~7日を「しんくみの日週間」として、社会貢献活動などに取り組んだ。 ウリ信用組合は9月3日、本店で献血活動を実施。空知商工信用組合は9月1~7日、全役職員による献血や北海道盲導犬協会への募金を展開した

あぶくま信金、自転車レースに協力 給水所で選手応援

あぶくま信用金庫(福島県、太田福裕理事長)は9月7日、福島県沿岸部の浜通りなどで開催されたロードレース「ツール・ド・ふくしま」の運営に協力した。レースコースの給水や通行止めの立哨に、47人の役職員が参加。ボランティアとして沿道に立

選手に水を手渡す太田理事長(左、9月7日、葛尾村)
山形銀、トップセミナーを開催 鑓水・前環境事務次官が講演

山形銀行は9月5日、取引先企業の経営者で構成する山形企業経営研究会(YES)のトップセミナーを山形市内で開催した。講師に山形県出身で前環境事務次官の鑓水洋氏を招き、会員企業218社から約240人が参加した。 YESは1986年に

環境施策について話す鑓水氏(9月5日、山形市内)
北海道苫小牧市内4機関、金融経済教育で連携 市内小中学生に授業を

北海道苫小牧市に営業店を置く4金融機関(北海道銀行、北陸銀行、北洋銀行、苫小牧信用金庫)は9月5日、地域の子どもたちの金融リテラシー向上を目的に、連携して金融経済教育を実施すると発表した。「金融教育でのこうした連携は珍しく、より多

連携へ手を携える(左から)北洋銀苫小牧中央支店の岸波光弘・執行理事支店長、苫小牧信金の後藤学常務理事、苫小牧市の山本俊介教育長、金澤俊市長、北海道銀苫小牧支店の沼田和之・執行役員支店長、北陸銀苫小牧支店得意先課の長田俊介支店長補佐(9月5日、苫小牧市役所)
北門・北空知・留萌信金、合同講演会を開催 杉村太蔵氏が登壇

北海道の北門信用金庫(大矢美智幸理事長)と北空知信用金庫(池内英二理事長)、留萌信用金庫(中村康存理事長)は9月4日、札幌市内のホテルで「三金庫合同講演会・交流会」を開いた。取引先企業相互のビジネスマッチングなどを目的に2019年

講演する杉村太蔵氏(9月4日、札幌グランドホテル)
秋田銀、若手経営塾の閉講式 塾生が事業戦略を発表

秋田銀行は9月3日、若手経営者や後継者向けの経営塾「あきた未来塾」の閉講式を実施した。第12期の塾生10人が、講義や交流から得た学びをもとにした事業戦略を発表。オブザーバーとして、塾生の家族や会社経営者、同塾の卒業生らも参加し、約

関教授(中央)から卒業証を受け取る塾生(右、9月3日、秋田銀提供)
青い森信金根城支店、窓口6人で連携 25年度の預かり資産、達成

青い森信用金庫根城支店(下村泰規支店長=職員10人うち渉外2人。パート1人)は、窓口営業担当者がじっくりと丁寧に説明できるように、6人が連携して預かり資産販売に取り組める体制を構築。円建て一次払終身保険を中心に実績を積み上げ、預か

ローカウンターで保険商品を説明する赤平日美葵さん(8月8日、根城支店)
旭川信金、カレンダー絵画を決定 大賞など6作品を表彰

旭川信用金庫(北海道、武田智明理事長)は9月3日、同信金の2026年カレンダーに採用する作品などを決める「カレンダー絵画募集展」の表彰式を本店で開いた。1枚ものの壁かけカレンダーに収められる大賞1点のほか、準大賞1点、奨励賞2点、

大賞に選ばれた菊池さん(左)に表彰状を手渡す武田理事長(9月3日、旭川信金本店)
山形銀、ICTコンサルに注力 年間252件のトスアップ

山形銀行は情報通信技術(ICT)コンサルティング業務に注力している。ニーズを得た営業店からのトスアップを基に、本部専担者が企業実態に応じて伴走支援。2024年度はトスアップ252件に対して提案23件(うち成約12件)の成果を上げた

DX経営スペシャルセミナーで事例発表する専担者の長谷川氏(右)と我妻社長(左、8月22日、道の駅やまがた蔵王「樹氷ホール」、山形銀提供)
北海道信金、「ボトムアップ」経営 風通し良い職場で成果

「理事長と職員の座談会」「職員が各種提言をするプロジェクトチーム」「独創的なアイデア募集コンテスト」――。北海道信用金庫(札幌市)の佐藤信明理事長は2022年6月に就任して以来、「ボトムアップ経営」に力を入れ、職員の声を経営に反映

座談会で支店長の悩みを聞く佐藤理事長(左から5人目、8月22日、本店)
北央信組、セブン銀とATM提携

北央信用組合(札幌市、畠山則和理事長)は9月1日、セブン銀行と業務提携を結び、同信組のカードホルダーが同行ATMを利用できるようにしたと発表した。 対象取引は出入金と残高照会(記帳、振込は利用不可)。手数料は通常時間内(平日8時

札証、ESG債市場10日開設へ

札幌証券取引所(札幌市、長野実理事長)は9月1日、ESG(環境・社会・ガバナンス)債に特化したプロ投資家向け市場「北海道ESGプロボンドマーケット」を9月10日に創設すると発表した。6月20日に創設する方針を公表していたもので、1

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