九州・沖縄

宮崎銀と2信金、「ひなたアライアンス」締結 事務や取引先支援で協調

宮崎銀行と、宮崎県の高鍋信用金庫と延岡信用金庫は、事務部門など非競争領域や取引先支援の分野での連携を強化する。3者は7月26日、「ひなたアライアンス」の連携協定を締結した。まずは相続事務書類の共通化などを検討、顧客利便の向上を目指

協定を締結した(左から)延岡信金の黒木理事長、杉田頭取、高鍋信金の板垣会長(7月26日、宮崎銀、宮崎銀提供)
西海みずき信組、学生が採用のアイデア提案 取引先と大学講義に協力

西海みずき信用組合(長崎県、池田正治理事長)は7月26日、取引先と協力して取り組んでいる長崎県立大学経営学部2年生の講義「地域実践Ⅰ」の最終報告会に参加した。 この取り組みは、2022年度から実施しており、今回が3回目。企業が抱

発表する西海みずき信用組合担当チームの学生(長崎県立大学佐世保校、7月26日)
西日本FHD、中小の人的資本経営を支援 グループ会社が提供

西日本フィナンシャルホールディングス(FHD)傘下のイジゲングループは7月26日、中小企業の人的資本経営を支援するサービス「ポテンシャルクラウド」の提供を開始した。中小企業に特化した内容と価格で、2024年度は300社への導入を目

琉球銀、復興した漆芸品を披露 若手作家が知事を表敬

琉球銀行は7月26日、沖縄県の伝統工芸・琉球漆芸の技術継承と産業振興を支援する「琉球漆芸技術伝承支援事業」で復刻した同県指定有形文化財「黒漆雲龍螺鈿椀(くろうるしうんりゅうらでんわん)」を玉城デニー知事に披露した。製作した4人のう

それぞれが復刻した黒漆雲龍螺鈿椀を玉城知事(中央)に披露する作家の嘉数翔氏(右から2番目)、島袋さん(右から3番目)と上江洲安龍氏(左から3番目)(7月26日、沖縄県庁知事応接室、琉球銀行提供)
西日本シティ銀、キャラ使って商品開発 企業にコラボ呼び掛け

西日本シティ銀行は7月26日、同行キャラクターを使った企業とのコラボ商品開発を支援するプロジェクトを立ち上げた。創立20周年事業の一環で、取引先や地元企業に参加を呼び掛ける。 プロジェクトの名称は「ワンク堂」。公式キャラであるワ

「ワンク」を採り入れた商品は30種類におよぶ(西日本シティ銀本店、7月26日)
おくやみ 松山 澄寛氏が死去 前鹿児島銀頭取

松山 澄寛氏(まつやま・すみひろ=前鹿児島銀行頭取<現相談役>、前九州フィナンシャルグループ会長) 7月24日死去。69歳。 葬儀・告別式は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を開く。 松山氏は78年に広島大学を卒業し、鹿

熊本銀、〝屋台村〟の命名権取得 坂本頭取らが除幕式

熊本銀行は7月25日、熊本市内の飲食店街「熊本屋台村」の命名権取得セレモニーを開催した。坂本俊宏頭取ら関係者が参加し、冠看板の除幕式などを行った。 屋台村は2022年6月に開業し、年間25万人の市民や観光客が訪れる人気スポット。

除幕式に参加した坂本頭取(左から4人目。右端は上村徹常務執行役員。「熊本銀行 熊本屋台村」、7月25日)
大分みらい信金、DX展示会開き生産性向上後押し

大分みらい信用金庫(大分県、森田展弘理事長)は7月24日、本店で「DX合同展示会・IT導入補助金相談会」を開催し、取引先約30社の担当者が参加した。 相談会は中小企業・小規模事業者のDX促進による生産性向上の支援が狙い。業務提携

ブースでは、ITツールを紹介しながら活発な商談が行われた(7月24日、大分みらい信金本店、大分みらい信金提供)
筑邦銀、外貨預金の取り扱い終了

筑邦銀行は7月24日、外貨預金の取り扱いを終了すると発表した。口座開設は7月31日をもって終了する。業務効率化が目的。 取り扱いをやめるのは、外貨普通預金、積立外貨預金、外貨定期預金。7月31日に口座開設を終了し、その後口座振替

鹿児島銀、産廃施設に協調融資 福岡銀などが参加

鹿児島銀行は、産業廃棄物中間処理施設建設に対する協調融資の契約を締結した。参加するのは幹事行の同行ほか、福岡銀行、鹿児島相互信用金庫、商工組合中央金庫の4者。契約締結日は6月28日。 借入人はフタマタ開発(鹿児島市)で、床面積約

西日本シティ銀伊都支店、20年ぶり新設店で弾み 長期取引の土台固める

西日本シティ銀行伊都支店(石川訓久支店長=行員20人うち渉外6人、パート9人)は、2023年10月の新規開店を機に長期取引の土台となる投資信託口座や住宅ローンの獲得を進めている。出店前後のローラー活動や住宅ローンの電話推進が奏功し

若手行員らと打ち合わせをする石川支店長(中央、6月18日)
鹿児島銀、個人信用情報に更新漏れ

鹿児島銀行は7月23日、日本信用情報機構へ送付している個人信用情報の登録更新処理が、一部でなされていなかったと発表した。現在は、正確な情報に更新が完了している。 更新漏れで影響が生じた可能性がある期間は、最長で2020年4月~2

肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も

肥後銀行が独自開発した二酸化炭素(CO2)の排出量算定システム「Zero―Carbon―System(通称:炭削くん)」が軌道に乗ってきた。提供半年で2000先超の企業などに導入。今後、地域金融機関に推進するとともに、地域のカーボ

担当チームで推進方法などを意見交換する(同行提供)
鹿児島市の5金融機関、夏祭りで商売繁盛祈願 神輿の掛け声響き渡る

7月20、21日の両日、鹿児島市の繁華街・天文館で江戸時代から続く夏祭り「おぎおんさぁ」が開催された。市内に本店を置く金融機関も、21日の「本祭」で神輿(みこし)を担ぐなど多数参加し、悪疫退散・商売繁盛を祈願した。 鹿児島銀行は

六代目頭の鹿児島銀の柴田さん(7月21日、鹿児島市内)
豊和銀、店舗を香りで演出 来店客の癒やしに

豊和銀行は、来店客の癒やしを狙いに店舗にオリジナルの「香り」を取り入れる。下郡支店をモデルに香りの試作とテストを経て、本格導入する。 空間を香りで演出し、企業ブランド向上を支援するスタートアップを立ち上げた折井茜さんに調香を依頼

折井さん(中央)から試作したサンプルの説明を聞き、香りを嗅ぐ下郡支店の行員(6月11日、下郡支店、豊和銀提供)
よい仕事おこしネット、“佐賀オニオンエール”完成を披露

よい仕事おこしネットワーク(事務局=城南信用金庫)は7月19日、東京・羽田のよい仕事おこしプラザで、佐賀県産のタマネギを使ったクラフトビール「佐賀オニオンエール」の完成披露式を開催した。全国有数のタマネギ産地である佐賀県のPRが目

完成披露式に参加した坂田理事長(右から3人目ら(7月19日、よい仕事おこしプラザ、城南信金提供)
十八親和銀と日本公庫、スタートアップセミナー開催 60人が参加

十八親和銀行と日本政策金融公庫は7月19日、長崎市内でスタートアップセミナーを開催した。共催での実施は2回目。地域の経営者や幹部、起業希望者など約60人が参加した。 今回は全国で活躍するスタートアップ企業3社が登壇して事業内容な

『窓』を活用して、遠方にいる相手とコミュニケーションを取る阪井代表取締役/Founder&CEO(左、7月19日、出島メッセ)
鹿児島県よろず支援拠点、支援事例などを発表 金融機関の活用促進狙う

鹿児島県よろず支援拠点は7月19日、鹿児島県産業会館で地元企業への経営支援事例の発表会「YOROZU SX」を開催した。目的は、同拠点で事業者支援を担当する「コーディネーター」を、金融機関など支援機関に知ってもらい、活用を促進する

同拠点から受けた支援について説明する井手上さん(7月19日、鹿児島県産業会館)
福岡財務支局、福島支局長が就任会見 「新しい動きを支える」

福岡財務支局は7月19日、福島秀生新支局長(53)の就任会見を開いた。同月5日付で就任した福島支局長は「コロナ後の社会、経済の新しい動きに対し、関係機関と連携して支えていく」と抱負を述べた。 福島氏は1994年に大蔵省(現財務省

就任会見で抱負を述べる福島新支局長(7月19日、福岡財務支局)
西日本シティ銀、本支店連携の案件3倍に サポート部隊、橋渡し

西日本シティ銀行は、企業の課題解決を支援する本支店の連携部隊が成果をあげている。支店の企業案件を関連部署につなぎ、協働で最適な解決策を提案する。2023年度の本格的な活動以降、本支店の情報連携数は3倍に増加。連携を軸にした融資も4

金融列島 NEWS 九州、欲しい!ニューマネー

「従来の預金キャンペーンでニューマネーを獲得できるのか」――。協同組織金融機関の推進担当者たちは頭を悩ませる。「営業エリアの重複が少なく、すみ分けができている」(信金理事長)九州北部地区。悩みを語った職員の1人は「既存客の預け替え

鹿児島相互信金、中種子町と奨学ローン 島内就職で相当額を助成

鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は、8月をめどに中種子町(鹿児島県熊毛郡)で就学中か就学予定の子供がいる保護者を対象とした「中種子町うみがめ奨学ローン」を開始する。卒業後に子供が種子島で就職すると元金が助成される。7

締結式に参加した永倉理事長(左から4人目、7月17日、鹿児島相互信金提供)
福岡県信保協、幹部らが事業者支援を学ぶ

福岡県信用保証協会(山﨑建典会長)は7月17日、職員向けに事業者支援を学ぶ講演会を開催した。テーマは「事業者支援における保証協会の役割と金融機関等の連携の重要性」。追手門学院大学経営学部の水野浩児教授が講師を務めた。 幹部ら約4

講演する水野教授(7月17日、福岡県信保協本所)
福岡財務支局の新体制(2024年7月5日時点)

支局長 福島秀生(大臣官房付) 金融商品取引所監理官 松林聡(理財部検査監理官) 財務主幹 松永尚之(九州財務局理財部長) 理財部長 林秀憲(理財部金融監督官) 理財部次長 村本由紀美(会計課長) 佐賀財務事務所長 

九州財務局の新体制(2024年7月10日時点)

局長 倉林健二(東海財務局総務部長) 総務部長 井秀典(留任) 理財部長 小川恭史(福岡財務支局理財部長) 理財部次長 橋本和樹(証券取引等監視官) 大分財務事務所長 奥村健治(理財局国庫課通貨企画調整室長) 宮崎財

日本公庫鹿児島支店、取引先への災害対策 グループワークで学ぶ

日本政策金融公庫鹿児島支店は7月16日、鹿児島県よろず支援拠点と連携した研修「よろず塾」を開催した。参加者に取引先支援の手法などを学んでもらうほか、コロナ禍で減った「金融機関同士のつながり作り」が目的。テーマは「災害に強い店づくり

グループワークで交流しあう参加者と三枝コーディネーター(右から2人目、7月16日、日本公庫鹿児島支店)
宮崎第一信金、西都市と包括提携 地域の発展目指す

宮崎第一信用金庫(宮崎県、落合眞一理事長)は7月16日、西都市(宮崎県)と幅広い分野で協力し地域の発展を目指す「包括連携協定」を締結した。 産業・観光、環境・防災、教育・文化、医療・健康・福祉などの分野で、双方の資源や機能を有効

締結式であいさつする落合理事長(左、7月16日、西都市役所)
佐賀共栄銀若宮支店、「信頼」武器に融資伸長 同一目標やペア制を導入

佐賀共栄銀行若宮支店(浦壁秀治支店長=行員14人うち渉外8人。パート2人)は、ソリューション営業を軸に取引先との信頼関係を構築。新規先の紹介につなげ、成果をあげる。また、渉外担当者全員の目標を同一にし、ペア制も導入。支店一丸で事業

建設中のオーベルジュの前で話す大曲社長(左から3人目)と浦壁支店長(右)、同社を担当する若宮支店の古賀夢花さん(左から2人目、6月20日、十可苑)
たちばな信金、諫早市に軟骨伝導イヤホン寄贈

たちばな信用金庫(長崎県、塚元哲也理事長)は7月16日、諫早市に軟骨伝導イヤホン3セットを贈った。住民サービスの向上に役立ててもらう。 軟骨伝導イヤホンは、耳周辺の軟骨を通して音を伝える技術を活用し、耳が聞こえにくい来店客との対

寄贈式に参加した(左から)古賀淳一郎・こども福祉部長と大久保市長、塚元理事長、水口潤二理事業務部長(7月16日、諫早市役所)
高松信金と高鍋信金、経営者組織の会員が交流  “たかしん5”が縁で

高松信用金庫(香川県、大橋和夫理事長)と高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)の経営者組織の会員らが7月11、12日、香川県内で交流した。 「“たかしん”の愛称で親しまれる信金で構成する『たかしん5』のつながり」(大橋理事長)が

岡モータースが開発した軽キャンピングカーの説明を受ける高鍋信金側の参加者(7月12日、高松市内の岡モータース)

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