九州・沖縄

西日本シティ銀、子ども支援で「コメ募金」 夏休み中の”食”支える

学校給食がない夏休み中の子どもたちを支援しようと、西日本シティ銀行はコメ1トンを購入し、フードバンクや子ども食堂への提供を始めた。購入資金は行員からの寄付金だ。 おなかいっぱいプロジェクトと題し、6月4日~7月17日に「ひとりお

フードバンク福岡の岩﨑氏にコメを手渡す村上頭取(左、8月6日、本店別館)
鹿児島信金、「信用金庫教室」開く 小学生ら74人が参加

鹿児島信用金庫(鹿児島県、市川博海理事長)は8月6日、かしんアイホールビルで「こども信用金庫教室」を開いた。小学生とその保護者計74人が参加。毎年夏休みの時期に開催し、今回で10回目。参加者数は延べ約810人となった。 参加者は

硬貨巻機に硬貨を投入する小学生ら(8月6日、かしんアイホールビル)
琉球銀、金融教育の協議会設立 9機関で高校生に授業

琉球銀行は8月5日、「沖縄のための金融経済教育推進協議会」(通称フレア沖縄)を設立した。みずほ銀行那覇支店や証券、保険会社などを含む9機関で連携し、沖縄県内に60超ある全高校でのクラス単位の金融教育を目指す。 通称は英語名「Fi

会見に参加した山入端常務(前列左から2人目)や参画機関の支店長ら(8月5日、琉球銀本店、琉球銀提供)
九州信漁連長崎統括支店、藻場の再生活動を支援 2団体に計144万円寄付

九州信用漁業協同組合連合会(石野哲二代表理事理事長)長崎統括支店は8月4日と5日の2日間、定期貯金キャンペーンの実施に伴う寄付金贈呈式を開催した。4日は長崎県壱岐市、5日は五島市で行い、漁業資源の回復に取り組む団体へ目録を手渡した

壱岐市の贈呈式では大久保運営委員(右から2人目)が篠原壱岐市磯焼け対策協議会会長(同3人目)に目録を贈呈した(8月4日、壱岐市役所、九州信漁連提供)
熊本第一信金、金融教育イベント開催 1億円持つ体験も

熊本第一信用金庫(熊本市、鴻池卓児理事長)は8月5日、お金の仕組みや使い方を親子で学ぶ「Kids しんきん教室」を本店で開いた。子どもと保護者約70人が参加した。 金融リテラシー向上や夏休みの自由研究に生かせるイベントとして長年

クイズに答える子どもと保護者(8月5日、熊本第一信金本店)
熊本銀、グローバル産学連携を開始 日台の銀行・大学で

熊本銀行は8月5日、熊本学園大学と中國信託フィナンシャルホールディング(FHD)傘下の中國信託商業銀行、中信金融管理学院の4者でグローバル産学連携プロジェクトを立ち上げた。今後は学生のキャリア支援などで連携する。 2022年12

鹿児島銀、脱炭素に向け連携 指宿市やバイウィルと

鹿児島銀行は8月5日、指宿市(鹿児島県)、J-クレジット事業支援のバイウィル(東京都)、三井住友海上火災保険との間で4者連携を結んだと発表した。締結日は同4日。温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる「カーボンニュートラル」や、循

宮崎銀、でんさい利用対象拡大 法人ネットバンキング機能改善

宮崎銀行は8月12日から、法人向けインターネットバンキング「てきぱきネット」のうち、月額基本料無料の「ライト型」でも、「でんさいサービス」を利用できるようにする。 利便性向上と手形・小切手の電子化促進が狙い。電子債権の発生・譲渡

福岡ひびき信金黒崎支店、M&A契約を支援 「人材欲しい企業」仲介

福岡ひびき信用金庫黒崎支店(牛嶋孔亮支店長=職員14人うち渉外5人。パート3人)は、人材確保のためにM&A(合併・買収)を検討する企業を情報、金融の両面から支援する。脱炭素関連の融資にも力を入れ、2025年度第1四半期は67件・5

宮田建設の役員と情報交換する牛嶋支店長(右から2人目)と藤田恭平副長(右、6月17日、宮田建設)
おきなわFG、金融教育で連携 12機関とプロジェクト

おきなわフィナンシャルグループ(FG)は8月1日、沖縄県内の金融経済教育の強化に向けて「おきなわ金融リテラシー向上プロジェクト」を発足した。沖縄海邦銀行など6機関とともに出前授業や研修などを実施。県や金融経済教育推進機構など6機関

発足式に参加した伊波専務(中央)、﨑原専務(左から3人目)ら(8月1日、沖縄銀本店、おきなわFG提供)
熊本信金、早期支援の意識醸成 「入り口」評価や研修で

熊本信用金庫(熊本市、井星伸一理事長)は、取引先の早期経営支援に向けた意識醸成に力を注ぐ。支援の「入り口」を業績評価の項目に加えたほか、顧客の変化をいち早く捉え、効果的な支援を行うための研修を実施している。 倉光秀昭理事融資部長

経営相談に応じる倉光理事(左)と熊本県よろず支援拠点の栗田博成氏(中央、7月3日、くましんビジネスサポートプラザ)
肥後銀、「オペレジ」確保を高度化 勘定系バックアップ平日稼働

肥後銀行は、システムのオペレーショナル・レジリエンス(オペレジ=業務の強靭〈きょうじん〉性・復旧力)を高める。5月に勘定系システムのバックアップ環境の平日稼働を実施し、運用の確実性を確認。2026年3月までに、不測の事態が発生した

筑邦銀、「ちくぎんファン」増やす お客様懇談会開催

筑邦銀行は8月1日、顧客に経営状況や新規ビジネスの進捗(しんちょく)を報告する「お客様懇談会」を久留米市内で開いた。福岡市、北九州市に続く開催。銀行の取り組みを理解してもらいファンを増やすことで、株主増加や取引拡大につなげる狙い。

鶴久頭取は経済情勢や銀行の事業内容を説明した(8月1日、ホテルマリターレ創世久留米)
九州FG、サステナ経営強化へアドバイザリーボード設置

九州フィナンシャルグループ(FG)は8月1日、サステナビリティ経営の強化へ、サステナビリティ・アドバイザリーボードを設置したと発表した。ボードメンバーに外部有識者も招へいした。 新設したアドバイザリーボードは会長、社長の諮問・助

高鍋信金、渉外担当に空調服 熱中症対策57人に貸与

高鍋信用金庫(宮崎県、近藤真司理事長)は8月1日、熱中症対策として渉外担当職員の空調服(ファン付きベスト・ブルゾン)着用を開始した。 渉外活動ではオートバイを使い取引先を訪問するケースもあり、職員の安全・健康を守る観点から導入を

ベスト型、ブルゾン型の空調服を着用する本店職員(高鍋信金提供)
西日本シティ銀、「企業広報功労・奨励賞」受賞 第41回企業広報賞で

西日本シティ銀行は8月1日、経済広報センター主催の第41回企業広報賞で「企業広報功労・奨励賞」を受賞したと発表した。 企業広報賞は1984年に創設。優れた企業広報活動を展開している企業や経営者、広報実務者を表彰する。 同行広報

JAバンク福岡、マネロン対策セミナー開催 職員109人が参加

福岡県内の20農業協同組合と福岡県信用農業協同組合連合会(桑野岳利代表理事理事長)は8月1日、オンライン形式で「JA経営者層向けマネロン・テロ資金供与セミナー」を開催した。桑野理事長など役職員109人が対策を学んだ。 JA福岡信

マネロン対策への理解を深める役職員(8月1日、JAバンク福岡提供)
日田信金、観光地支える人材紹介 専門会社を最大限活用

日田信用金庫(大分県、梶原智敏理事長)は、観光地「日田」を支える飲食店や宿泊業者を中心に、人材紹介支援で後押ししている。 人手不足のほか、経営課題を専門人材で解決しようと二つの専門会社を最大限に活用。利用先の拡大を図っている。

セミナーで人材紹介支援を説明する佐藤課長(7月11日、日田商工会議所)
鹿児島銀、日本公庫と危機対応で連携

鹿児島銀行は8月1日、日本政策金融公庫の鹿児島、鹿屋、川内の3支店と「危機事象発生における業務連携に関する覚書」を締結した。自然災害やサイバー攻撃などの危機時にも地域事業者に切れ目のない金融サービスを提供し、復旧支援に役立てる狙い

大分銀、ラッピングバスで観光地紹介 8月2日から運行

大分銀行は、ラッピングバスで「大分」の魅力を県外へ発信していく。ラッピングしたバスは、大分県と福岡県を往復する高速バス「とよのくに号」の車両1台。デザインには、同行のイメージキャラクター「マイメロディ」を使い、県内の観光地を巡る「

運行開始を祝しテープカットをする佐藤常務取締役(左から3人目、8月1日、大分県庁舎前広場)
遠賀信金、学生が商品チラシデザイン 若い感性と創造性生かす

遠賀信用金庫(福岡県、井野敬一郎理事長)は、包括連携協定を結ぶ九州産業大学の学生に預金商品のチラシデザインを依頼した。これまでは外部に注文していたが、若い感性や創造性を生かした新たなチラシで商品獲得のほか、新規の顧客開拓につなげる

学生は遠賀信金の担当者にデザインの特長や思いなどを説明した(7月31日、九州産業大)
ふくおかFG、100億円のベンチャーファンド 過去最大、50~70先に出資へ

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は7月30日、傘下のFFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)を通じ、総額100億円のベンチャーファンドの運営を始めたことを明らかにした。FVPはこれまで9本のファンドを運営しているが、1

ふくおかFG、福岡銀が投信残高8000億円突破 地域銀で初めて

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は7月30日、傘下の福岡銀行における投資信託残高が地域銀行で初めて8000億円を超えたと発表。同FGが展開する資産運用サポートシステム「投信のパレット」を活用した営業活動が残高増に寄与した。

西日本シティ銀、企業と「ワンク」でコラボ 地域活性化へ共同開発

西日本シティ銀行は7月30日、同行公式キャラクター「ワンク」を使い企業と共同開発したコラボ商品7種類を発表した。9月以降、ワンクグッズを取り扱う全国8カ所のショップのほか、企業が運営する店舗、電子商取引(EC)サイトなどで販売。売

村上頭取(中央)とコラボ商品を持つ4社の社長(7月30日、本店別館)
大分信金、法人ポータルに電子帳簿機能 九州地区信金で初

大分信用金庫(大分市、木村浩樹理事長)は8月1日、法人ポータル「だいしんケイエール」で電子帳簿機能の提供を始める。機能は、NTTデータの「S‐AGORA(サゴラ)」を活用。導入は大阪シティ信用金庫、大阪信用金庫に続く3例目で、九州

勉強会で積極的な推進を呼びかける福泉課長(左から2人目、7月28日、本部)
福岡財務支局、経済判断「6期据え置き」 個人消費は下方修正

福岡財務支局は7月29日、北部九州地区(福岡県・佐賀県・長崎県)の「管内経済情勢報告」(7月判断)を公表した。総括判断は「一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しつつある」と6期連続で据え置いた。 主要3項目のうち、生産活動は

管内の経済情勢を報告する杉山支局長(7月28日、福岡合同庁舎)
佐賀信金、厚労省から感謝状 献血活動に28年間協力

佐賀信用金庫(佐賀市、坂田慎一郎理事長)は7月28日、佐賀県から厚生労働省の献血功労者感謝状を伝達された。28年間の献血活動協力や、年1回以上の移動献血車の受け入れなどが評価された。 佐賀県庁で開催された伝達式では、佐賀県健康福

種村部長(左)から坂田理事長に感謝状が贈呈された(7月28日、佐賀県庁)
琉球銀、15年ぶり運動会 芸人やバスケ選手招く

琉球銀行は7月26日、15年ぶりに従業員と家族向けの運動会を開催。沖縄市の大型イベント施設「沖縄サントリーアリーナ」に子会社6社、友好関係にある4社を含む従業員1651人と家族416人の計2067人が集まった。 2025年10月

運動会の最後に写真撮影する参加者(7月26日、沖縄サントリーアリーナ、琉球銀提供)
長崎銀、ラッピングバス出発式 塗り絵コンテスト受賞作を装飾

長崎銀行は7月27日、同行と西日本シティ銀行などが主催した塗り絵コンテストのラッピングバス出発式を長崎市内で開催した。 2024年秋に募集した「ワンクぬりえコンテストwith長崎」のグランプリ作品を地元バス会社の車両に装飾。出発

バスの出発式に参加した開地頭取(左から3人目。7月27日、スタジアムシティホテル長崎)
福証、FPM活性化へ 大学生がアイデア発表

プロ投資家向け市場「Fukuoka PRO Market (FPM)」を活性化しようと、福岡証券取引所で7月26日、地元大学生が市場活性化アイデアをプレゼンした。同取引所などが主催する九州IPO(新規株式公開)挑戦隊の改革や就活イ

FPM活性化案を大学生がプレゼンした(7月26日、福証)

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