福岡銀、法人調査でクラウド型ソフト ビジネスローンに導入

2023.04.25 04:50
DX 事務効率化 貸出・ローン
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福岡銀行は4月24日、シンプルフォーム社(東京都)が提供する法人調査のプロセスを自動化するクラウド型ソフトウェア「SimpleCheck」を導入した。同行のビジネスローン「フィンディ」の審査業務に活用し、業務の効率化や高度化を図るのが目的。


フィンディは、個人事業主を含む日本国内の事業先を対象に、申し込みから実行、返済まですべてオンライン上で完結する来店不要のビジネスローン。同行の口座未保有者でも利用可能で、保証人や担保は不要。


同行は審査業務の効率化と与信判断の高度化に取り組んでおり、金融機関に求められる厳格なコンプラインス水準を維持したまま迅速に審査が実現できる手段として「SimpleCheck」を採用。国内の全法人を網羅し、法人名を入力しただけで同社が独自に蓄積・検知したリスク情報が得られ、30秒でレポ―ディングを実現する即時性などを評価した。


「SimpleCheck」は2022年6月に正式リリース後、大手金融機関など50社以上で導入している。同社では、非対面・非接触化の加速で顧客との接点確保が減少し、顧客の実態把握がより困難になり、金融機関の法人調査や審査業務の現場で負荷が増大していると認識。課題解決に向け、DX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進している。


同行では今後、他のサービスにも「SimpleCheck」の活用を検討している。

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