大分銀、新事業創出へ最終審査会 13人がプレゼン
2023.04.21 20:07
大分銀行は4月21日、大分市内で創立130周年事業のビジネスコンテスト「だいぎんニュービジネスプランター」の最終審査会を開催した。ファイナリストとして、アイデア枠5人、グランプリ枠8人がビジネスプランをプレゼンテーションした。
法・個人、新規事業、第二創業、学生、社会人のいずれも問わず、2022年11月7~1月31日に募集し、87人から応募があった。
審査会には、大分県内の協賛企業41社のうち23社約40人、後援機関から大分県、大分県産業創造機構、大分大学など15人、主催者として同行の後藤富一郎頭取や武島正幸専務取締役が参加。冒頭、後藤頭取は「受賞者を選んで終わりではなく、事業化や成長に向けて伴走支援する」と挨拶した。
発表者は4~5分のプレゼン後、5~6分間、質疑に応じた。アイデア枠では、「『薬としての運動』を実施できるスマホアプリ」や「左右異なるサイズの靴が購入できるECサイト」などのプランが発表された。
グランプリ枠では、「ウイスキー蒸留所を中心とした地方創生モデル構築へのチャレンジ」、「ミールワーム(昆虫)を活用した持続可能な循環型社会の実現」など多様なビジネスプランが示された。
受賞者は審査員や協賛企業による審査を経て決定し、6月9日に表彰式を行う予定。グランプリ枠では最優秀賞に100万円、優秀賞30万円、特別賞10万円。アイデア枠は、アイデア賞30万円、特別賞10万円などを贈る。