ふくおかFG、傘下3行が賃上げ実施 7月から実質5%程度
2023.04.03 20:52DSCN4817-のコピー.webp)
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の福岡銀行、十八親和銀行、熊本銀行は4月3日、それぞれの従業員組合の要求に対して満額回答し、賃上げを行うと発表した。7月支給分から正行員の賃金を5%程度引き上げる。
ベースアップは福岡銀、熊本銀はともに8年ぶり、十八親和銀は合併後初めて。ベアは基本給を平均2.5%引き上げる。定期昇給を含む平均賃上げ率は5%程度だが、昨年実績ベースで算出した賞与分を反映すると実質6%程度の賃上げとなる。
福岡銀の五島久頭取は、同日に開催した入行式での挨拶の最後に、「組合からの賃上げ要求に対し満額回答し、初任給20万5000円だが、7月からベースアップを行う」と話した。なお、3行ともに24年度以降の入行者の初任給は「検討中」としている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト