ふくおかFG、傘下3行が賃上げ実施 7月から実質5%程度
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ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の福岡銀行、十八親和銀行、熊本銀行は4月3日、それぞれの従業員組合の要求に対して満額回答し、賃上げを行うと発表した。7月支給分から正行員の賃金を5%程度引き上げる。
ベースアップは福岡銀、熊本銀はともに8年ぶり、十八親和銀は合併後初めて。ベアは基本給を平均2.5%引き上げる。定期昇給を含む平均賃上げ率は5%程度だが、昨年実績ベースで算出した賞与分を反映すると実質6%程度の賃上げとなる。
福岡銀の五島久頭取は、同日に開催した入行式での挨拶の最後に、「組合からの賃上げ要求に対し満額回答し、初任給20万5000円だが、7月からベースアップを行う」と話した。なお、3行ともに24年度以降の入行者の初任給は「検討中」としている。
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