氷見野日銀副総裁、FSB常設委の議長に 就任は2回目

2023.03.30 20:40
海外金融当局
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主要25カ国の金融監督当局や中央銀行が参加する金融安定理事会(FSB)は3月29日、氷見野良三・日本銀行副総裁(62)が常設委員会の議長に就いたと発表した。氷見野氏がFSBで議長を務めるのは2回目。各国による国際的な金融規制の実施状況を評価する役割を担う。


氷見野氏は、FSBが策定した複雑な証券化商品に対する規制の実施状況などを評価するSCSIの議長を務める。任期は2年で、3月24日に着任した。


FSBは運営委員会の下に国際規制に関する三つの常設委員会を置く。氷見野氏は金融庁幹部を務めていた2019~21年、規制の枠組みを決めるSRCの議長にも就いていた。いずれの議長も日本人が務めるのは初めて。

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