伊予銀、健康経営優良法人の認定取得 トップ500法人にも入選

2023.03.08 19:38
働き方改革
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伊予銀行は3月8日、経済産業省より「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)~ホワイト500~」の認定を受けた。健康経営優良法人として取得するのは6年連続。認定法人のうち上位500法人に認められる「ホワイト500」の取得は2019年以来三度目となる。今回、四国地区の金融機関でホワイト500に認定されたのは同行のみ。


同制度は、地域の健康課題に基づいた取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業を顕彰する制度。


同行は15年9月に「健康経営宣言」を行い従業員の健康維持、増進、意識向上をサポートしてきた。従業員には、歩数や心拍数、消費カロリーなどを可視化するウェアラブル端末「Fitbit」を貸与。特に健康状態がハイリスクと思われる対象者には、保健指導などに取り組んでいる。


これにより、心身の体調不良による遅刻や早退等につながる「アブセンティーズム」、心身不調ながら出社して十分なパフォーマンスが得られない「プレゼンティーズム」の改善を目指す。


他にも、従業員の健康増進に取り組む取引先を対象とした事業性融資商品の取り扱いや、地域の健康経営を産学官で連携して進める「Well-being愛媛」への参加を通じて、地域への健康サポートも進めていく。


健康経営優良法人(大規模法人部門)には、四国地区地域銀全8行(阿波、百十四、伊予、四国、徳島大正、香川、愛媛、高知)と四国労働金庫が認定された。

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