三菱UFJ銀、宇宙ごみ除去の先進的企業へ出資

2023.02.28 04:38
ファンド・出資
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三菱UFJ銀行は2月27日、宇宙デブリ(ごみ)を除去する事業に取り組むアストロスケールホールディングス(HD)に出資したと発表した。宇宙領域における事業共創投資の第2弾となった。


同社は宇宙の軌道上サービス事業を担う先進的企業。日本だけでなく、イギリス、アメリカなどの政府機関とも連携し、宇宙デブリ除去に関するルールメイキングを行う。将来的には、宇宙空間のインフラとしてデブリ除去事業の商用化を目指している。同行は出資を通じて宇宙の持続可能性の実現に貢献する。


三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、宇宙産業の市場規模は2021年時点で44兆円。30年には76兆円に達すると試算する。人工衛星を通じた通信や測位などの利活用が広がることが想定される一方で、宇宙デブリの増加が課題となっている。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

先輩の学び術 ルーティンを盗め(4)アウトプットできる情報を 三菱UFJ銀横浜支店 山﨑 貴史 さん
三菱UFJ銀、AI共通基盤に米データブリックス採用
本紙調査、主要金融機関の25年度採用実績 3年連続増、1万3910人
役員や新入行員がビジカジ姿で入行式に参加した阿波銀(4月1日、本店)
銀行・信金、92機関が来春初任給上げ 大卒30万円時代近づく

関連キーワード

ファンド・出資

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)