三菱UFJ銀、宇宙ごみ除去の先進的企業へ出資
2023.02.28 04:38-1.jpg)
三菱UFJ銀行は2月27日、宇宙デブリ(ごみ)を除去する事業に取り組むアストロスケールホールディングス(HD)に出資したと発表した。宇宙領域における事業共創投資の第2弾となった。
同社は宇宙の軌道上サービス事業を担う先進的企業。日本だけでなく、イギリス、アメリカなどの政府機関とも連携し、宇宙デブリ除去に関するルールメイキングを行う。将来的には、宇宙空間のインフラとしてデブリ除去事業の商用化を目指している。同行は出資を通じて宇宙の持続可能性の実現に貢献する。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、宇宙産業の市場規模は2021年時点で44兆円。30年には76兆円に達すると試算する。人工衛星を通じた通信や測位などの利活用が広がることが想定される一方で、宇宙デブリの増加が課題となっている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%