三菱UFJ銀、宇宙ごみ除去の先進的企業へ出資
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三菱UFJ銀行は2月27日、宇宙デブリ(ごみ)を除去する事業に取り組むアストロスケールホールディングス(HD)に出資したと発表した。宇宙領域における事業共創投資の第2弾となった。
同社は宇宙の軌道上サービス事業を担う先進的企業。日本だけでなく、イギリス、アメリカなどの政府機関とも連携し、宇宙デブリ除去に関するルールメイキングを行う。将来的には、宇宙空間のインフラとしてデブリ除去事業の商用化を目指している。同行は出資を通じて宇宙の持続可能性の実現に貢献する。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、宇宙産業の市場規模は2021年時点で44兆円。30年には76兆円に達すると試算する。人工衛星を通じた通信や測位などの利活用が広がることが想定される一方で、宇宙デブリの増加が課題となっている。
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