みずほ銀、保有する千葉興業銀株の一部売却へ 業務連携は継続

2023.02.27 19:21
提携・連携 資本政策
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

みずほ銀行は、保有する千葉興業銀行の株式の一部を売却する。2月27日、同行と合意したと発表した。


みずほ銀は2000年から千葉興業銀を持ち分法適用関連会社とし、営業体制や各種リスク管理のノウハウ・スキルの提供などで連携してきた。2月27日現在の保有株式数は958万株、持ち株比率は15.4%。


株式売却の結果によっては持ち分法適用の該当から外れる可能性があるが、両行は引き続き業務上の連携を維持する。


千葉興業銀は同日開催の取締役会で、従業員向けの新たな報酬制度として自社株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託」の導入を決定した。


同制度を通じて、行内の業績向上や株価上昇に対する意識を高めたい考え。みずほ銀が売却する株式を買い取り、これに充当する予定。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

みずほ銀、5572人分の顧客情報をメールで誤送信 提携先金融機関に
メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
金融界の25年株主総会、提案増え緊張高まる 還元充実がテーマに
銀行界、人材紹介「内製化」に関心 収益多角化や課題解決

関連キーワード

提携・連携 資本政策

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)