千葉銀と横浜銀、ビジコンの表彰式開く 大賞にアニメ制作AI

2023.02.15 14:57
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受賞者らと記念撮影する千葉銀の山﨑清美・取締役専務執行役員(前列左から2人目)と横浜銀の小峰直・代表取締役常務執行役員(同4人目、2月15日、千葉銀本店)
受賞者らと記念撮影する千葉銀の山﨑清美・取締役専務執行役員(前列左から2人目)と横浜銀の小峰直・代表取締役常務執行役員(同4人目、2月15日、千葉銀本店)

千葉銀行と横浜銀行は2月15日、千葉銀本店で「ちばぎん・はまぎん学生ビジコン2022」の表彰式を開催した。地域活性化につながるビジネスアイデアや事業プランを持つ学生を称え、アントレプレナーシップ(起業家志向)の向上につなげるのが目的。73組の応募のなかから、書類・プレゼンテーション審査を通過した5組が表彰された。


同コンテストは千葉銀が12年に創設したもので、20年から横浜銀と「千葉・横浜パートナーシップ」の連携施策の一環として共催。受賞者には副賞が贈られるほか、起業時に両行による無料相談などが受けられる。これまで41組が受賞し14組が起業した。


11回目となる今回は、大賞に2Dアニメーション制作の動画作りを機械学習で効率化するウェブサービス「アニメーション制作支援AI【Frint】」を開発した千葉大学の村瀬拓登さんを選出。アニメ作成の過酷な労働環境を改善し、業界の人手不足の解消につながる点などが評価された。


このほか、準大賞として、外国人向けに当て字を作成する「PERSONAME」、SDGsアイデア賞に鹿の胃液を活用したバイオガス生産設備を開発・販売する「ディアベリ―」、ちばぎんアイデア賞に宇宙空間で使用する大容量バッテリーシステムの販売事業、はまぎんアイデア賞に障がい者手帳の取得要件を満たしていない人の就労支援サービスが表彰された。

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