結城信金、下館税務署とインボイス説明会
2023.02.09 19:26
結城信用金庫(茨城県、石塚清博理事長)は2月9日、下館税務署と連携し、取引先を対象とした「インボイス制度」説明会を開催した。消費税の基本的な仕組みから課税事業者としての登録手続きまでを解説した。
石塚理事長は開催理由を、「十分に制度を知らないケースもあり、取引先に内容をしっかりと伝えることも地域金融機関の役割」とした。職員も知識を身に付けるために、1月に金庫内の勉強会も行った。
当日は、下館税務署個人課税第一部門の職員が資料をもとに説明。参加者は、生産者から小売業者、一般消費者までの商取引における消費税の流れなど基本的な内容から、課税業者・免税業者の違い、さらに登録方法などを学んだ。
説明会終了後には、課税業者としての登録手続きも受け付けた。同信金では今後、アンケートなどを予定しており、結果を踏まえて次回の開催などを検討していく。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も