宮城第一信金、仙台市と企業支援で協定
2023.01.31 19:09
宮城第一信用金庫(仙台市、菅原長男理事長)は1月31日、仙台市と中小企業支援に関する連携協定を締結した。市と連携し、事業所の販路拡大や創業支援など地域経済の活性化を図る。
同信金は、2021年度から仙台市が地元中小企業者の販路開拓を支援する事業「地域産品の販路開拓に向けた付加価値向上支援事業」に協力。今回、中小企業の支援を強化するため、同信金が連携協定を呼び掛けた。
連携により、同信金は市と同事業での連携強化、ビジネスマッチングによる事業所の販路拡大、創業支援や補助金など市が主催する事業所向けのセミナーの告知などを行う。
第1弾として2月9日に仙台市の農業観光施設で販売会を行う。取引先企業の商品を販売するブースを設置し、企業の販路拡大支援を図る。
締結式で仙台市の村上薫・経済局長は「信金と行政、互いの良い所を吸収して連携を深めたい」とし、菅原理事長は「官民一体となって、中小企業の課題を解決していきたい」と話した。