常陽銀、将来のIT人材育成へ 高校生のアイデアコンテスト
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常陽銀行は1月19日、「Joyo High school テックコンテスト」を本店で開催した。当日は応募総数35件のうち1次審査を通過した13件(9校)が オンラインで参加した。
コンテストは、アプリやソフトウェア、IoT(モノのインターネット化)などに関する高校生の斬新なアイデアを発掘し、将来の茨城県内におけるIT人材の育成を目的に行っている。
各チームは8分間のプレゼンテーションを行い、専門家らから質問受けた。野球部マネージャーの経験から、審判の誤審をなくす「野球グラス」や、バーチャルリアリティの世界での授業など、高校生活で感じた悩みや疑問を、最先端の技術を応用して解決する方法などが提案された。食品ロス問題などをテーマにした取り組みでは生産者と消費者を結ぶアプリなど、すぐに活用できるアイデアもあった。
秋野哲也頭取は、「未来の変革につながるための環境づくりや人材の育成は地域金融機関の大きな役割。若い人材の成長につなげていきたい。茨城県から未来の羅針盤となる人材が育つこと期待している」とあいさつした。また、小松崎光一常務執行役員は、「着眼点やアイデアだけでなく、分かりやすい説明など非常にすばらしいプレゼンテーションばかり」と強調していた。
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