三井住友銀、エグジムバンクと資本提携解消 ベトナム戦略は継続
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三井住友銀行は1月16日、ベトナムのエグジムバンクとの資本提携を解消し、株式売却を開始したことを発表した。
既に株式売却を進め、同日時点で持ち分比率は5%未満となった。三井住友銀は支店や他の提携金融機関とともにベトナムでの成長戦略は継続する。
両者は2007年から戦略提携を開始し、08年に三井住友銀が発行済み株式の約15%を取得。同国における戦略パートナーとして連携してきたが、思うような成長戦略が描けなかったことから22年3月に提携解消に至った。
SMBCグループは、21年に傘下のSMBCコンシューマーファイナンスがVPバンク傘下の大手消費者金融大手に出資し、持ち分の49%を取得。22年には三井住友銀がVPバンクと業務提携を開始しており、引き続き同国をアジアのフランチャイズ拡大戦略の重要拠点と位置付けている。
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