三井住友銀、エグジムバンクと資本提携解消 ベトナム戦略は継続
2023.01.17 04:40-5-1.jpeg)
三井住友銀行は1月16日、ベトナムのエグジムバンクとの資本提携を解消し、株式売却を開始したことを発表した。
既に株式売却を進め、同日時点で持ち分比率は5%未満となった。三井住友銀は支店や他の提携金融機関とともにベトナムでの成長戦略は継続する。
両者は2007年から戦略提携を開始し、08年に三井住友銀が発行済み株式の約15%を取得。同国における戦略パートナーとして連携してきたが、思うような成長戦略が描けなかったことから22年3月に提携解消に至った。
SMBCグループは、21年に傘下のSMBCコンシューマーファイナンスがVPバンク傘下の大手消費者金融大手に出資し、持ち分の49%を取得。22年には三井住友銀がVPバンクと業務提携を開始しており、引き続き同国をアジアのフランチャイズ拡大戦略の重要拠点と位置付けている。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%