JAならではの機能発揮を表明 鬼木・福岡県信農連会長 新春会見で
2023.01.06 19:34
JAグループ福岡は1月6日、福岡市内で合同新春記者会見を開き、4人の代表者が新年の挨拶と各グループの取り組みについて発表した。
福岡県信用農業協同組合連合会は、22年12月末で貸出金残高8632億円、貯金残高は3兆2751億円。農業向けの融資残高は218億円、新規実行が29億円となっていると発表した。経営管理委員会の鬼木晴人会長は、「農業を支えるメインバンクとしてスピーディーに資金対応をしてきた。今後もJAバンクならではの金融仲介機能の発揮に向けて、取り組んでいきたい」と語った。
JA福岡中央会の乗富幸雄会長は冒頭のあいさつで、「資材価格の高騰などで、生産現場は正念場を迎えている」と農業に関係する環境の厳しさを述べた。また、新規就農者の確保に向けた次世代の担い手育成の取り組み、「食糧安全保障」の強化、2030年の組織再編戦略「県域オールJA」の取り組み状況などを報告した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%