紀陽銀、スマホ教室開催 アプリ活用を促進
2022.12.22 11:50
紀陽銀行は12月21日、NTTドコモ関西支社と「スマホ活用教室」を開催した。事前に申し込んだ高齢者ら約10人が参加した。NTTドコモが金融機関とスマホ教室を開くのは関西で初めて。地域のデジタルデバイド(情報格差)の解消が狙い。
講師はドコモショップ店員と紀陽銀の行員が担当。ドコモは、スマートフォンの基本的な使い方や操作を説明した。
紀陽銀営業統括部の古野里沙さんは、同行公式アプリ「キヨスマ!」のサービス内容を案内。インストールの仕方や、残高・入出金明細を確認する方法などを説明し、活用を促した。
キヨスマは2018年8月から開始。現在のユーザー数は、同行口座数(約100万口)の4分の1にあたる約25万人。木下卓夫・営業統括部長は「利用も増えてきており、当面、ユーザー30万人を目指す」と話した。