近畿労金、「女性への暴力なくす運動」でセミナー 大阪府などと共催

2022.11.22 20:01
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会場とオンラインで約120人が参加(11月22日、近畿労金肥後橋ビル)
会場とオンラインで約120人が参加(11月22日、近畿労金肥後橋ビル)

近畿労働金庫(江川光一理事長)は11月22日、大阪府、NPO法人いくの学園、連合大阪と連携して「女性に対する暴力をなくす運動」のセミナーを開催。会場(同労金肥後橋ビル)とオンラインを含め、合計で約120人が参加した。


同運動は「パープルリボンキャンペーン」として毎年11月に国や自治体が啓発活動に取り組んでいる。今回のセミナーは、暴力を振るわない大多数の人々、とりわけこの問題を他人事であると感じがちな男性にも身近な問題としてとらえてもらい、社会全体で何ができるかを考えることを目的に実施した。


同労金の宮西泰樹常務は「今日は労組や行政、NPOなどの方に参加していただいているが、女性が置かれてている状況を理解し、だれもが安心して暮らせる社会に向けそれぞれの立場から考える機会にしたい」と挨拶。


セミナーは、関西大学教授で女性に対する暴力防止に男性の立場で取り組む「一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン」共同代表の多賀太氏が講演。多賀氏は女性に対するDV(ドメスティック・バイオレンス)の実態や背景を説明し、被害者支援、加害者更生、予防教育などについて紹介。正しい知識を学び、伝えることの重要さを訴えた。


また、多賀氏と大阪府女性相談センターの柴田智恵氏、連合大阪の松井千穂氏によるトークセッションも行われた。

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