富山信金、4~9月期は減益 通期予想は上方修正

2022.11.16 18:52
決算
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決算会見する山地理事長(11月16日、本店)
決算会見する山地理事長(11月16日、本店)

富山信用金庫(富山県、山地清理事長)は11月16日、2022年4~9月期の決算を発表した。経常収益は前年同期比12.0%減の20億2800万円、経常利益は52.0%減の3億4000万円となった。


投信解約損益を除いたコア業務純益は前年同期比1.4%減の4億1700万円とほぼ横ばいだが、有価証券利息配当金の減少と引当方法の見直しなどが影響し、中間純利益は55.4%減の2億5000万円で2年ぶりの減少となった。


与信費用は、貸倒引当金戻入益を計上した前年同期と比較して、9400万円増えて8100万円となった。


22年3月期末の業績予想については、与信費用の減少を見込み、21年3月期決算で発表した5億300万円から5億5000万円へ上方修正した。


山地理事長は「有価証券運用の結果に一喜一憂していても仕方ない。コロナ禍3年目で地域をどう支えるかが重要」と語った。

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