新潟信金と鹿児島相互信金、ビッグアドバンスに勤怠管理機能
2022.11.14 18:52新潟信用金庫(新潟市、小松茂樹理事長)と鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は11月14日、ココペリ(東京都)とともに展開する中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」(ビッグアドバンス)に勤怠管理機能などを追加したと発表した。
ココペリは10月、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を目的にウェブマーケティングなどを手掛けるジオコード(東京都)と業務提携。両信金は、それぞれが運営する「ビッグアドバンス」(にいがたBig Advance、そうしんBig Advance)の会員企業向けに、ジオコードの勤怠管理サービス「ちゃんと勤怠byネクストICカード」や、交通費精算機能、経費精算機能を提供する。
「ネクストICカード」は、交通系ICカードなどをカードリーダーにかざすだけで簡単に操作できることに加え、低料金が特徴。ビッグアドバンス経由で同サービスを申し込むと、さらに特別料金を適用する。
同サービス導入の背景には、2023年4月1日から中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が25%以上から50%以上に引き上げられるなどの法改正を控え、勤怠管理の重要性が高まっていることがある。「既に40金融機関(地域銀行約20行、約20信金)以上が導入に向けて検討を進めている」(ココペリ)という。