三井住友信託銀・伊予銀・愛媛銀、今治市などと遺贈寄付協定
2022.11.04 15:26
三井住友信託銀行と伊予銀行、愛媛銀行は11月4日、愛媛県今治市および今治市社会福祉協議会(社協)と遺贈寄付に関する協定を締結した。
同市と社協は遺産の寄付を希望する個人から相談があった場合、提携金融機関を紹介する。各行は提供する関連商品・サービスを活用して、遺言書作成などの手続きを円滑に進めることができる。
伊予銀と愛媛銀は遺言代用信託や、三井住友信託銀の信託代理店として遺言信託などを取り扱っている。
同日、今治市役所で協定を締結式が開かれ、徳永繁樹・今治市長ら関係者が主席。
締結式に出席した伊藤眞道・伊予銀常務は「多様化する高齢者の要望にどのように応えていくかが経営課題の一つ。豊かな人生の実現、地域社会の維持・発展に全力で取り組んでいきたい」と話した。
坪内宗士・愛媛銀専務は「自らの資産を亡くなった後にどのように活用してほしいか、明快な要望を出すお客さまが増えている。当行も愛媛県の地域創生にも深く関わっていきたい」と強調した。