鹿児島国際大生に銀行業の魅力発信 鹿児島銀と南日本銀
2022.10.23 19:20.jpg)
鹿児島銀行と南日本銀行は10月23日、鹿児島国際大学による「大手企業と語る会」に参加した。イベントは学生が多様な企業関係者と交流する目的で同大学経済学部のゼミが企画。両行は銀行業務の魅力を伝え、学生の不安解消にも努めた。
両行はともに人事担当者が参加した。鹿児島銀は本業を通じて地域経済に貢献できる地方銀行の魅力や充実した研修制度を伝えた。学生が不安に感じる営業目標や転勤の意味も解説した。「採用面接では銀行に入り何をしたいかを素直に話してほしい」と呼びかけた。
南日本銀はイベントを企画したゼミの出身者である都城支店の若手行員も同席。経営課題の解決へ事業者をマッチングする「WIN‐WINネット業務」を解説した。営業店での実情も紹介し、「わからないことがあれば先輩が教えてくれる」と話した。
イベントには主催した中西孝平准教授のゼミに所属する同大学3年生11人が集まった。「入行後に感じたギャップは」や「転勤を伝えられた際の思いは」など質問が相次いだ。
イベントはSMBCコンシューマーファイナンス鹿児島お客様サービスプラザが呼びかけて実現した。同社や日本たばこ産業鹿児島支社も参加した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 中企庁、「RESAS」刷新 地域経済の分析促進へ
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 地域銀・信金、サムライ債に投資需要 10年ぶり変動型登場で