あぶくま信金、税務署とインボイスで連携 オンラインセミナー共催

2022.10.04 19:06
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相馬税務署の平野統括国税調査官が信金の取引先や職員向けに、インボイス対応の留意点を説明した(10月4日、あぶくま信金本店)

あぶくま信用金庫(福島県、太田福裕理事長)は10月4日、相馬税務署と2023年10月に開始する適格請求書(インボイス)のオンラインセミナーを開催した。同信金の経営塾の会員など約300人を対象にオンデマンド方式で配信した。研修の一環として、太田理事長をはじめ信金職員も本店やオンラインで約50人が受講した。


講師は相馬税務署の平野徳明統括国税調査官。売り手側はこれまでの請求書に「登録番号」「適用税率」「税率ごとに区分した消費税額等」、買い手は仕入れ明細書に「相手方の登録番号」の記載が新たに必要になるなど、変更点や留意点を説明した。


武田淳一理事は「事業者のインボイス対応の一助としてほしい。また、信金独自のポータルサイトであるケイエールでは、インボイスや24年スタートの電子帳簿保存法にも対応しており、活用を検討いただきたい」と語った。

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