首都圏・関東の地域銀が内定式、常陽と武蔵野は3年ぶり対面で
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首都圏・関東地区の地域銀行も10月3日、内定式を行った。
常陽銀行は、三の丸ホテル(水戸市)で3年ぶりに対面方式で開催した。会場には108人が出席。鳥羽吉嗣・取締役常務執行役員は、「就職はスタートライン。自分がやりたいことを実現していくこと。社会に出て何をなすのか、どう生きるのかという目線で考えてほしい」とあいさつ。代表して内定通知書を受け取った倉田彩歩さんは、「お客さまから信頼され、金融を通じて地域を支えていきたい」と語った。

武蔵野銀行は2021年12月開業した新本店で初めて内定式を開催した。対面での開催は3年ぶり。大卒74人が参加した。長堀和正頭取は、学生生活の残り半年間について「自分とは異なる思考やライフスタイルを持っている人などと意識的に関わり、未経験の領域に飛び込んで人間的な魅力を高めて欲しい」とエールを送った。
千葉県内3行はオンラインで開催。千葉銀行では199人が参加し、淡路睦取締役常務執行役員が「知見を広げ、色々な事に興味持ちチャレンジして欲しい」と強調した。千葉興業銀行は49人が参加した。あいさつした松丸隆一副頭取は、「縁や絆を大切にし、自分に磨きをかけ続け自立的に成長してほしい」とエールを送った。その後梅田仁司頭取が乾杯の音頭を取り、複数のグループに分かれて懇親を行った。京葉銀行は、75人が参加。渡辺聡子執行役員人事部長が、「2023年の創立80周年を迎える。サステナブルな成長のためには皆さんの協力が欠かせない」と期待を込めた。事前に地元の産品を送り、5グループに分かれて懇親会も行われた。
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