西尾信金、省エネ投資の利子補給制度 製造業向けに開始

2022.09.21 18:03
新商品
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

西尾信用金庫(愛知県、近藤実理事長)は9月21日、経済産業省の「令和4年度省エネルギー設備投資に係る利子補給制度」の取り扱いを始めた。製造業をターゲットに提案し、省エネへの取り組みをサポートする。


同制度は、エネルギー消費効率が高い設備の新設と増設、消費率が1%以上改善する事業などを目的とする融資に対し、最長で10年間、最大1%の利子補給を行う。融資金額の上限は1事業あたり100億円。顧客の利息負担の軽減に加え、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、環境に配慮する企業の資金供給支援につなげる。


同信金は、設備導入や工場建設など、数千万~1億円の融資での利用がメインになると想定している。担当者は「自動車関連企業が多い営業エリアだからこそ、制度を有効活用して省エネニーズに対応したい」と意気込む。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

西尾信金、飲食店など販促支援 アプリ使いリピーター増へ
大口定期、頻度高まる金利改定 1月利上げ後「2回」40先
信金、持続的な本業支援体制へ 外部機関と連携強化も
西尾信金、石川県信金協に148万円寄付 能登復興を支援
目録の贈呈式に出席した(左から)鈴木理事長、近藤会長、石田会長、田代理事長(2月6日、信金中金北陸支店)

関連キーワード

新商品

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)