七十七銀、創業期支援のセミナー開催 上場への機運醸成
2022.08.11 09:31
七十七銀行は8月10日、スタートアップ成長支援セミナーを開催した。開業5年以内の企業経営者、地方自治体の創業支援関係者などを対象に開き、会場とオンラインで計72人が参加した。同行は8月1日に「77スタートアップメンバーズ」を創設するなど、スタートアップ企業の支援や株式上場への機運醸成に力を入れており、その取り組みの第一弾。
セミナーでは、東北経済産業局と日本政策金融公庫が、新株予約権付融資など創業期から株式公開に役立つ制度を紹介した。その後、「スタートアップ企業が上場を目指す意義」をテーマにパネルディスカッションを実施。2015年創業、20年東証マザーズ上場のMacbee Planetの千葉知裕社長と、東京証券取引所上場推進部の宇壽山図南課長が対談した。上場のメリットについて、千葉社長は「大手企業との面談が容易になった。自社サービスに自信があるので、入口が大きくなったことは大きい」と応えた。
同行地域開発部は「スタートアップ企業が太く、大きくなることで、地域の魅力と経済を強くしていきたい」と語った。
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