野村グループ、夏休みキッズイベント開催 宇宙ごみと輸入体験
2022.08.05 20:31
野村グループは8月5日、東京・大手町で同社グループ社員と子供向けの「夏休みキッズイベント」を開催した。コロナ禍での中断により、3年ぶりの実施。当日は小学1~6年生43人が参加し、宇宙環境に関するレクチャーや、金融教育「まなぼう教室」のサイコロゲームを通じた輸入体験で盛り上がった。
宇宙に関する話では、宇宙ごみの除去事業に取り組むアストロスケール社から大辻恵介・祐介兄弟を講師に招いた。両氏は「現在、10センチ以上の宇宙ごみが3万6500個以上、弾丸の約20倍のスピードで地球を周回している」と警鐘を鳴らした。その上で同社は、「宇宙ごみと相対速度ゼロで並走し、大気圏で焼却する事業に取り組んでいる」と紹介した。
輸入体験は、アメリカからお菓子を3個輸入する設定。為替レート1ドル=100円からスタートし、二つのサイコロを10回振り、その和が2~6なら5円「円高」、8~12なら5円「円安」へ振れる想定で、誰が上手に輸入できるかを競った。