三菱UFJ信託銀、バイオマス燃料確保へ 自治体と実証事業

2022.08.01 19:47
脱炭素
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三菱UFJ信託銀行は8月1日、岡山県真庭市および真庭森林組合と「早生樹」によるバイオマス発電燃料の確保を目指す実証事業を行うと発表した。二酸化炭素(CO2)を吸収する森林を持続可能な資源にするとともに、林業などの森林ビジネスを活性化させる取り組み。


耕作放棄地などの未利用土地を活かし、同市に自生する早生樹のヤナギを植樹。伐採適齢期は10年程度とほかの樹木より短く、バイオマス発電の地産燃料として供給する。これにより安定的な燃料の確保を目指す。将来的には同市に存在する耕作放棄地や皆伐未栽地などの再生へつなげる。


事業の初年度は、外部アドバイザーとして岡山県農林水産総合センター森林研究所に参画を要請し、ヤナギの苗木育成から始める。同行はCO2を吸収する森林や農地に関する環境改善に注力している。

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