三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ETN残高に応じ寄付 顧客への訴求力向上

2022.07.29 18:53
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券は7月29日、ETN(Exchange Traded Note、指標連動証券)残高に応じて寄付を行う仕組みを導入した。国内ETNで寄付型は珍しいという。ETF(上場投資信託)と比べ認知度が低いなか、ESG(環境・社会・ガバナンス)志向の個人顧客への訴求力を高める。


同社のESG型ETNは女性活躍・環境・総合の3銘柄。この3銘柄について投資家保有残高の約0.033%を、女性活躍社会の推進や環境関係などの非営利団体へ寄付する。同残高は年度平均とし、初回の2022年度は8月1日から23年3月31日までを期間として算出する。


寄付の実施は5月の予定で、完了後に寄付先と金額を公表する。仮に6月1日現在の数値で試算すると、寄付額は約300万円となる。

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