日証協、三菱UFJ銀とグループ証券2社に過怠金計5億円を勧告 不適切情報共有など法令違反

2024.09.18 13:53
事件・不祥事
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

日本証券業協会は9月18日、行政処分を受けた三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券に対し、法令違反の事実が認められたとして過怠金計5億円の勧告を行った。


過怠金は、三菱UFJ銀に2億5000万円、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に2億円、モルガン・スタンレーMUFG証券に5000万円が課された。


三菱UFJ銀とグループ証券2社は6月、銀証間での不適切な顧客情報の共有が金融商品取引法(ファイアウォール規制)違反にあたるとして、金融庁から業務改善命令を受けていた。


【関連記事】金融庁、三菱UFJ銀とグループ証券2社に業務改善命令 FW規制など違反

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

大手行、法・個人のデジタル化推進 地域銀へ横展開
メガバンク、外貨預金「小口分散」進む 非日系のメイン化道半ば
3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
みずほFG・三菱UFJ銀・常陽銀、「人的資本理論の実証化研究会」に参加
人的資本の必要性について参加者へ講義した座長の小野教授(奥左から3人目、6月25日、如水会館)

関連キーワード

事件・不祥事

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)