三菱UFJ銀、顧客が店頭タブレットで口座開設
2022.07.16 04:39
三菱UFJ銀行は7月15日、顧客が店舗でタブレットを操作し、口座を開設するサービスを開始したと発表した。一部店舗から導入し、段階的に拡大していく。
アプリケーションによるセルフ機器を拡充することで、行員の事務量を減少させるとともに、インターネットバンキング(IB)利用に対する顧客の心理的負担を軽減する狙いがある。
普通預金口座を開設する「タブレット口座開設」は7月12日からサービスを開始した。来店する個人顧客を対象に、自身でiPadを使って口座開設を完了してもらう。
原則、エコ通帳で、印鑑レスの対応となる。取扱時間帯は店舗窓口と同じ9~15時。利用時には携帯電話番号とメールアドレスが必要。操作手順は、本人確認書類を選択し、顧客情報を入力。その場でしばらく待つと口座番号を表示して、開設完了となる。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に